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88/123(合計:1225件)
小林典雅 金ひかる
marun
ネタバレ
個人的にこの作家さんの醸し出すユーモラスな表現と文章が好きなのですが 今回の作品はパンチには欠けている部類かも知れませんね。 面白くないとは言わないけれど、最高とも言い難いかな。 作者既刊の「なぜあの方に恋したのかと聞かれたら・・・」の雰囲気が 和風で大正ロマン風にしたような作品だったような気がします。 華族の令嬢と瓜二つだったことから、見合いを前に出奔してしまった令嬢の 身代りに…
茶鬼
アクの強いぶっとび展開の典雅節のほうが好きな自分には、それが薄まってるディアプラの文庫は実は今ひとつパンチが弱く感じてしまう。 学生で例えるなら(?)進学校で異彩を放つ成績は中くらいだけど個性が強い生徒、みたいな立ち位置? しかしながら、割とこの作家さんの特徴のスれてない主人公、もしくはすごく庶民的な主人公、という点は笑いを導き出す元になってはいると思います。 今回のお話は、まるで舞台の脚本…
海原透子 金ひかる
はじめはじめ
王道物ですね、はい。よくあるストーリーで御座います。 真星(受)は人と深く付き合う事が苦手。 研究者肌の完璧主義者、そしてお約束の痩身・色白・切れ長の目、高嶺の花のクールビューティー。 鴾田(攻)は、自由奔放・強引・ワイルド・分厚い胸板も逞しい色男。 そして舞台はアート系…(あれ?デジャブ) 序盤から嫌な予感したんですが、先入観は禁物!と最後まで一気読みしました。 美術館でキュレーターと…
砂原糖子 金ひかる
kirara
私は女装は特別好みでもないですが、避けて通るほどでもありません。どうせなら『突き抜けたコメディ』の方が何も考えずに楽しめるので好きですが。 そもそもこの作品を手に取った理由が、雑誌掲載時(『人でなしの恋』特集でした)に金さんの女装イラストを見て、それがなんか気になっていたからなので。 ただ、『女装』がどうの、というのはこの作品ではたいした問題ではなかったです(私にとっては)。 …
椎崎夕 金ひかる
M
美容師の瑞原想は、同棲中の恋人に、「結婚するから明日には家を出て行け」と意味のわからないことを言われた店で、たまたまいい男がワインをかけられるところを目撃してしまう。 呆然とする想だったが、店を出たところでそのワインをかけられた男とすれ違いかけ、おせっかいを承知で、ハンカチを差し出してしまう。 そこに、ワインをかけた女が再び戻ってき、ちぐはぐな言い合いの末、その女性は想を突き飛ばし走り去…
今城けい 金ひかる
海星
初読み作家さん。 ストーリーはタイトルのまんまです。 仕事と恋と。 でも、王道ばっかり読み慣れてると、ちょっと違和感を感じる作品かな。 というのも、攻・受が逆の印象なんですね。 男同士なんだから、役割はどっちでもアリなんだけど。 こっちが攻だと思って読んでたら、受!? え~~!って感じ(笑) 私、最後の最後まで、逆だと思ってました^^; てっきり、ゲイだという瀬戸の方が、受…
杏野朝水 金ひかる
ロイス
貴族・クレール・ブノワニエ×老舗ホテル御曹司・桐嶋純記です。 えー・・・新規開拓の為に購入したので、続きものと知らずに 購入してしまいした・・・orz まぁちゃんと調べろよwwって話なんですが・・・( ゚ω゚;) でも前作を読まなくても、最初の方にある程度前作のあらすじがあったので、 だいたいはわかります(*'Д'*)ノシ サクサクっと読めたのですが、 …
生真面目でクールなオーラを出してる受け様とワンコみたいに受け様に 何度もちょっかいをかけてるようなやんちゃな攻め様とのライバルで恋人に なるまでの意地っ張りな恋のお話でした。 二人はキュレーターで、共同企画展をする事になり、急速に物理的距離が近くなる。 でも受け様は初対面から攻め様を苦手としていて、話しかけられるだけで イライラしてしまう程なんです。 受け様は几帳面で地道なタイプな…
安曇ひかる 金ひかる
あむり
タイトルがうまいな~としみじみ感心しました。 銀行のお話で、 貴逵は、ある日プライベートで、 仕事ができるがキツク、無愛想な上司、柏邑意外な一面を見てしまう。 それがきっかけとなり、柏邑の過去や 銀行ならではの事件が起き・・・ というものです。 柏邑のことを「ハリネズミ」→「サボテン」と表現しているのですが、 自分で相手との距離を考えたりするのではなく、 トゲを持ち、近づ…
たけうちりうと 金ひかる
橘盾
犬と言っても、BL業界の犬やワンコではありません。 モノホン犬Dogの躾け方や犬の気持ち的なページが多いです。 フリスビードッグ大会でちょっと言葉を交わしてお互いが気になっていたという。 それが、お互いのセレブ家族を巻き込んで・・・まぁ、ここんとこ良いでしょう。 でも、典成(受け)の許嫁との関係やらの達観っぷりとか、和泉(攻め)のやたらな大人とガキっぷりには、自分とのソグナワナさが気に…