金ひかるさんのレビュー一覧

空に還る風〈2〉―平八郎シリーズ 小説

鹿住槇  金ひかる 

確かにハッピーエンドですが。

メインCPのラブという点ではハッピーエンドで文句はないです。
ただ、前巻のレビューでも書きましたがとにかく脇が酷過ぎる。これで終わっていいのか?と思うくらい(だからって、他にどうしようもないんだろうけどさ)。

表題作は、前巻からの続き・完結編です。

これはもう前巻収録分も含めて、ここまでドロドロを極める(と言うのもなんですが)必要あったのか?と呆れてしまうくらいグチャグチャです。…

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空に還る風 1―平八郎シリーズ 小説

鹿住槇  金ひかる 

ドロドロです。

なんというか、このシリーズは所謂鹿住さんのイメージだろう『王道・ライト・H薄め』とは一線を画する作品です。
特にこの表題は一体何なんだろう。

最初(デビューから続くシリーズ)がコレで、何でこの先はああいう作風になるんですか!?とまさに驚愕です(もちろん王道・ライトが多めで目立つってだけで、意外とそうじゃないのもあるんですけどね)。

18年も前の作品ですしそういう時代だったのかなあ…

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平八郎天下御免 小説

鹿住槇  金ひかる 

鹿住さんのデビューノベルズ。

私は時々(ホントに何の脈絡もないことが多いんです)『○○さんが読みたい!』と思い立って、まるで何かに憑かれたようにその作家さんの作品(ほぼ既読)を読み耽ることがあるんですが、しばらく前に鹿住さんの周期が来てたんですね。

それで、もう何年越しかで書いていた鹿住さん作品のレビューをこの機会に纏めてみようかな、という気になりました。

こちらはほぼ20年前の作品です。1編目の初出はさらに5年…

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臆病なサボテン 小説

安曇ひかる  金ひかる 

私のダメな『お仕事BL』の典型のような作品だった。

懲りずにイラスト買いです。いい加減懲りた方がいいと思います・・・

それでも、『安曇さんか・・・』(個人的にまったく合わないので。過去作もほとんど既読ですが、いいと思ったことがない)とかなり迷ったものの、他に買うものがなかったので買ってしまいましたが、やっぱり大失敗でした。
もうホントにイラスト買い止めよう!と何度目かわからない決心をしましたが、たぶん無駄に終わることでしょう。

8

恋心の在処 小説

黒崎あつし  金ひかる 

悪くは無いけど

黒崎あつしさん、好きな作家さんです。
作品としては、よくできているのですが、
(上から目線ですみません。)
主人公の2人があまり好みでは無かったのが、
楽しめなった理由です。

攻は、ズルイ大人なんですが、
そのズルさも楽しめる展開だったら良かったんですが、
単に、はっきりできない男に感じてしまい、
怒りを感じてしまいました。

蒼太は、年の離れた従兄弟の光樹と同居することに…

3

恋心の在処 小説

黒崎あつし  金ひかる 

ことなかれ主義?

母の再婚で新しい家族が出来たのに、義父の奥底に眠る娘を心配する事に気が付き
家を出る事を決めて、歳の離れた従兄弟のマンションで同居する事になった受け様。
しかし同居初日にお酒を飲んで前後不覚になり、目覚めれば二日酔いで更に下半身の
あらぬ場所に痛みを覚え混乱するが、いつもと変わりない様子の大好きな従兄弟の様子に
夢かと思っていたが、徐々に酔って忘れた出来事を思い出し、抱き合ったのは事実と知…

5

POLLINATION 小説

木原音瀬  金ひかる 

いちばん痛いかも

『FLOWER』で叩きのめされ、救いがあると信じで読んだこちら。
ところがこれがまた、読めるのか最後まで??と自問の連続。
・・・読めましたけどもね。辛かった。
BLなのに読んでてしんどい。それでも作品として面白くて途中で投げ出すことなどできない。
辛いばっかで幸せはどこにもないのにやっぱ読んじゃう。なんだこれ、何スパイラル?(´Д`)
人ではないとワタシが烙印を押した谷脇が、自閉症の…

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FLOWER 小説

木原音瀬  金ひかる 

救いがなくてびっくり

どうしよう、また1ナノも好きになれない人物の登場だよの、木原本。
最後まで心が交差しないままで終わってしまい、えーなにーこの話~~~!と、呆然としてしまいました。
なにが伝えたいのか、けっこう必死に考え、掴めないままにPOLLINATIONへ。
きっとここに答えがあるのかもと一縷の望みをかけて・・・。

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WEED 小説

木原音瀬  金ひかる 

痛いったらない

なんとなく、そこはかとなく、痛さを予感して手にしないままで、よーし読んでみっか!と体調万全日を狙って。
最近だんだんと嗅ぎわけができるようになってきたな~木原本のイタイ匂い。
何しろ最初からレイプ。もうどうしようかと(笑)
でもお話が面白くてやめることができないってのが、すごいとこです。
しかし、いくらエリート医師で地位も名誉もあるんかしらんけど、それはないだろうという人間性の若宮と谷脇。…

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スイート×リスイート 小説

栗城偲  金ひかる 

甘い…。

簡単に言ってしまえば幼馴染みの再会モノ。
再会するまでの間に受に大きなトラウマができていましたよ、みたいな感じでしょうか。

そのトラウマは結構大きなものだと思うんですけど、攻と再会して昔の気持ちとか思い出して前向きに取り組もうとしているようにも見えるんですが。
甘いものが食べれたらトラウマも克服!という逆説的な展開に「いやいや、それはちょっと…」と受の友人と一緒になってつっこみたい気分に…

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