金ひかるさんのレビュー一覧

キケンな遊戯 小説

遠野春日  金ひかる 

若いな

もちろん、高校生の恋のお話なので、主人公をはじめ、登場キャラ達の行動がそれ自体一々若いなっていうのもあるけど、この作品そのものが、若いっていうか、作者さんの若気が至っているというか、まあ、とにかく、全体の印象は「若いな」に尽きるわけで。

あ、「若いな」に尽きちゃったら,レビューの文字数が200字に全然足りないじゃん。
なので、イラストの話。
この本はイラスト目当ての表紙買い。
小説の作…

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キケンな誘惑(表題作 恋かもしれない) 小説

遠野春日  金ひかる 

パパ編+生徒会長救済編

「キケンな遊戯」でちょっとだけ出てきた、受けの子のパパの恋のお話と、幼なじみの生徒会長のその後のお話。
こちらもやっぱり、お話自体が若々しくて、普通に読んでいると遠野先生の作品だということを忘れてしまう。
「恋かもしれない」
しっかり者の息子を家に置き去りにして、パパはこんな恋に溺れていたなんて、ビックリというか、ガッカリというか、、、
こういう無茶な設定が、若々しい作品だなぁって感じさせ…

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セーフティ・ゲーム 小説

砂原糖子  金ひかる 

やるならとことんやってくれ

この攻めは何というか、ふつふつと腹が立つタイプのキャラでした。
(作者さんいわくの「ひとでなし」はちょっと違う気がした)
受けさんに謝罪して一回けんもほろろに断られればいいのに!って思ってしまった。
あそこで受け入れてしまう受けさんも受けさんだなー。

一方イロモノキャラ、トンデモ設定大歓迎なのにそこらへんが中途半端。
やるなら思いっきりやってくれ!
折角の数少ない女装設定なのにor…

1

諸行無常というけれど 小説

谷崎泉  金ひかる 

流されているんだか

ポジティブすぎているんだか、

アルコールで前後不覚になっちゃう主人公が、高校の同期会で、在学中にはほとんど接点がなかったクラスメイトに陥れられるお話。
酔って記憶がないのをいいことに、脅されて、押しつけられた、理不尽な要求は、卒業式後一度も会っていない高校時代の友人の居場所探し。
何故そんなことを自分に要求されるのかわからないまま、主人公は律儀に捜索をしていくのですが、、、

この後…

1

恋を知る 小説

月村奎  金ひかる 

癒し系短編集

BLで短編集って物足りなくないかな?と躊躇いながら
読んだんだけどとぉってもよかったです・・・!!
倦怠期のカップルの喧嘩なんて普通のBL小説じゃなかなか読めませんよね。
表題作も二人の恋が始まりそうなところで終わっていてもどかしいんだけど、
読んだ後に口絵を見るとよかったね!!(><) ってなります
色んなお話があるんですが全てのお話に優しさが溢れています。
読んでいて癒されました(…

5

瞳と声を塞いで 小説

きたざわ尋子  金ひかる 

シリーズ完結編。

う~ん、結局は鳴海(攻)に何の魅力も感じないままに終わってしまいました。

作品としては、パレット文庫というレーベル的なものもあるのか、あっさり薄目です(注・H度ではない)。
それでも、決して悪くはないんですよ。個人的には、鳴海のキャラクター以外は結構好きなんです。

3作目で、メインCPのラブはもう出来上がってるので、こちらは『ラブストーリー』としてよりも尚の父親を巡るあれこれの方…

1

まばたきで唇に甘えて 小説

きたざわ尋子  金ひかる 

この攻キャラクターに

私は魅力のカケラも感じないんですよね。それ以外はホントに悪くないんですが・・・

鳴海(攻)がきたざわさん(の特に『年の差(年上攻)』)作品でこれでもかというくらいに多い『年齢不相応に大人げない傲慢な俺様攻』です。私はこれがものすごくキライなんです。←もう飽きるくらい同じこと書いてる気が・・・

ストーリー自体は、別にこれというものはありません。出来上がったCPのラブラブがメインで、そこ…

1

まなざしを指に絡めて 小説

きたざわ尋子  金ひかる 

攻キャラクター以外は

決して悪くない、どころかむしろ好きなんです。

ただ、とにかく鳴海(攻)が『きたざわさんで私のキライな攻キャラクター』の典型みたいなヤツだったんですよね。もうそれだけで読む気なくすレベルで。

こういう『傲慢で身勝手な俺様攻』がもう寒気がするほど苦手なんですよ。きたざわさん(の特に『年の差(年上攻)』)作品には探す必要もないくらい多いけどね!

私は、たとえ(ホントに傲慢で身勝手なの…

1

落花流水の如く 諸行無常というけれど (2) 小説

谷崎泉  金ひかる 

朽木さんの災難は続くよ何処までも

人の言う事をてんで聞かない外務省職員の一ノ瀬に人探しを強要され、
あられもない姿を写真に撮られ脅迫されて、更には海外でトラブルに巻き込まれ
朽木が望まない関係に追い込まれていて、災難は続くよ何処までも~

それでも続編でもしかしてあのワインを飲みながら朽木さんにとっては災難のような
関係が改善され恋人になるかと思っていたら・・・そんな簡単にはもちろんいかない。
人の話をまったく聞かない…

2

スイート2・バケーション 小説

うえだ真由  金ひかる 

キャラクターはすごく好きなんだけど!

ダイバーでオフシーズンにハウスキーパーのバイトをすることになった喬一(攻)と売れっ子作家の光輝(受)。

海ではカッコよくても陸ではヘタレ・だけどホントに包容力があって優しい喬一と、実は我儘で俺様だけど猫を被ってすましている光輝のキャラクターがとても魅力的でした。

私はツンツン過ぎる受はものすごく苦手なんですが、光輝はそれが(私視点では)行き過ぎてなくて可愛いと思えました。←意地を張…

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