金ひかるさんのレビュー一覧

お父さんが恋したら 小説

御堂なな子  金ひかる 

包容力のある年下もいいですね!

どのみち私は年下攻めが好きだなと思ってしまうのですがw

5年前まで大手建設会社に勤務していた怜司は
今は個人事務所をかまえ、
32歳の若さで血の繋がらない20歳の娘・結花と二人暮らし。
結花が通う料理教室へ迎えに行くと
親しげな男性・橘川直哉(27)と対面し
娘の想い人なのかと警戒しつつ
とても好印象ではありました。
後日、仕事先近くで橘川と偶然再会し、
昔よく通った店のカレ…

1

アロー 小説

一穂ミチ  金ひかる 

一般小説のようです

一穂ミチ先生の作品はイエスノーが初読みで主人公にドン引きした訳ですが、まあ他の作品も読んでみようと思いました。

出だしから雰囲気が一般小説ようです。

この作品の葛西草てどこかのアパートみたいですよね。
ひらがなにすると、かさいそう で、かさい荘。
そんなことを思ってしまったもんだから、そればかり気になってしまってます……。

で、会話や文章にも読みにくい所がけっこうあって……け…

5

夜明けには好きと言って 小説

砂原糖子  金ひかる 

手に入れたもの

好みの作品がないかなとちるちるでランダムに探していて、この作品のあらすじを読んだらどうも知っている話の気がする。でもちるちるの読了の本棚にも入っていないし、手元に本もないし、Kindleにもなし他の電子版にもなしと、うーんとずいぶん考えて思い出しました。以前CDを聴いたことがあったのです。
そっかそっかと、そうなるとどうしても読みたくなり、Kindle版を早速購入。

一葉は自分の顔にとても…

2

金の小鳥の啼く夜は 小説

かわい有美子  金ひかる 

Angel of Music

ミューオタでもあり特に「オペラ座の怪人」が好きなワタシとしては読まずにはいられませんでした!
作家さんと同じくクリスがファントムを選んでほしい派なので、この物語に気持ちよく酔えました。

時代は大正。この時代背景もなんかそそられます。
ウィーンに留学していた英彬は、東洋人にもかかわらずオペラ歌手としてたいへん期待されていた。だが嫉妬にかられた何者かに放火され半身に火傷を負い日本へ戻る。

11

金の小鳥の啼く夜は 小説

かわい有美子  金ひかる 

純粋無垢な受けに救われる

あしながおじさん、マイフェアレディ的なストーリーです。
将来を期待されていたオペラ歌手の攻めが酷い火傷をおってしまい、夢も希望もなくなって排他的になっていたところ、純真無垢な盲目の受けに出会って救われていきます。
カタルシスです。
親子のような関係性だったので、萌えはあまり感じませんでしたが、純粋に良い話でした。
幼い受けが攻めに学ぶことの楽しさや人としての喜びを教えてもらう場面では、思わ…

3

金の小鳥の啼く夜は 小説

かわい有美子  金ひかる 

オペラ座の怪人

「人でなしの恋」と少しだけリンクしている作品だそうです
自分は読んでいないので、主人公以外でフルネームでの登場人物だったので
あれ?と思っていましたが・・・
最後の最後でこういうことか!とリンクしている部分に感心です

半身に酷い火傷をおって顔には仮面をしている攻め様と
どこぞの外国の血を半分持っている盲目の受け様。

オペラ座の怪人のお話を知らない自分なので、どちらかというと・・…

7

愛の一筆書き 小説

名倉和希  金ひかる 

好きな設定のはずなのに。

執着攻め大好物で男前受け大好きなのに、全然ダメでした。
攻めは日常生活のスキルが無さすぎ。
勘違いから受けを強姦まがいなことをしちゃうんですけど、ん~、友人に相談したり...、なんか女々しいのかヘタレとも言いたくなくて、途中からもう無理だな、ごめんなさいって思いしかなかったです。
周りに誰かいないと生きていけないのかって言いたくなっちゃう攻めと、受けはそれが本当にやりたいことなのって聞きたく…

1

チョコレートのように 小説

ひちわゆか  金ひかる 

エロかった、絵もきれいだったのに、名作劇場に萌え半減

言葉攻めで玩具もあって、無理矢理だったり、じらされたり。どう考えてもオジサンな梶本にいいようにされて、気付いたら受け様は見た目も洗練されて、最初の目的だった仕事も手に入れられた..ってシンデレラみたいなお話でした。
チョコレート好きで、タバコは吸わない、酒もやらない、動物に優しいまではよかったんですよ。
世界名作劇場の辺りって必要だったんでしょうか。有名アニメ観て泣いたとか、主任やってる人間と…

1

青くて、甘い 小説

ひのもとうみ  金ひかる 

包容力攻

これもネタバレということになるのでしょうか、作者様が後書きで書いておられました。
「常々、「包容力攻」を書きたいと思っているが~ただの弱気でふわっとしたダメ男という…」

恋愛経験値どころか、友達すらいなかった充彦は、修平のことを最初は包容力のある、大人の優しい人だと思って少しづつ心を開いていきます。
修平もそんなウブな充彦に特別な興味を惹かれてはいるのですが、充彦の修平に対する気持ちが、…

4

スリーピング・クール・ビューティ 小説

鳥谷しず  金ひかる 

カラーイラストが素敵でした

「萌え」と「中立」の間くらいでしょうか。前半は、う~んって感じだったのですが、後半は楽しめました。

大好きな作家さんですが、前半は投稿作だったらしく、どうしても短いだけに芯が入っていないような印象を受けました。
官僚×新米弁護士という組み合わせですが、この攻めキャラの官僚が非常に口が悪く…粗野で下品な口の悪さでなく、理屈の通った冷徹な感じの口の悪さです。
それでどちらかというと気の弱いタ…

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