金ひかるさんのレビュー一覧

学生服の彼氏 小説

鳩村衣杏  金ひかる 

可愛いな~童貞年下攻め!

とっても大好きな設定です。
生徒×先生で、受けがゲイで攻めがノンケ?で童貞とか。年下攻めの醍醐味ですよね。

【学生服の彼氏】は先生である草太(受け)の心の葛藤を、書き下ろしの【年上の彼氏】は高校を卒業して成長していく詞音(攻め)のお話です。

私がとてもいいな~と思ったのは在学中にエチしなかった所ですかね。二人のやり取りが本当に素敵でした。ほんわかしました。
唯一残念なのは、【年上の…

2

ロマンチック・レプリカ 小説

うえだ真由  金ひかる 

主人公・弦がカワイイ

「きっと優しい夜」のスピンオフですが、私は未読状態で読みました。特にそう問題はなかったです。

表題作と「その後」が収録されています。
「その後」は16ページ。表題作で恋人になった二人の後日談です。弦の部屋で、江崎と「お家デート」をしますが…本編では大人だった江崎の意外な一面に笑いました。

どちらも弦の目線で話が進むのですが、弦が可愛らしいです。優等生ではなく口調もやや乱暴なのですが、…

3

Dear+&Cheri+ LOVERS+ グッズ

本編→番外編、番外編→本編、の購入ループ

本編の番外編が載っているからと、この小冊子を購入し、この小冊子で番外編を読んで、本編にも興味をもって作品を買ってしまう…という購入ループにハマった小冊子でした。LOVEたっぷりでした!

皆様が書かれたものを除いて、ちょこっと紹介します。

・宝井理人「テンカウント」番外編
2ページ。雑誌Dear+ディアプラスの2015年2月号ふろくCDにも収録されました「ねことしろたにさん」でした。微…

2

無作法な紳士 小説

榎田尤利  金ひかる 

無作法な山男

お話は出だしから楽しかったのですが、カップリングとしての萌えは残念ながら最初から最後まで感じられなくて中立にさせて頂きました。

山奥で自給自足で暮らす炭焼職人の克郎は、ぱっと見は田舎の山男。
身なりを整えるとイケメンなのですが、山で出会った大財閥の息子、桜彦に頼まれ、桜彦とその兄弟の後継者争いに巻き込まれていくお話です。

克郎は豪快でデリカシーのない、まさに無作法。でも悪い人間ではあ…

1

絶対に負けない恋愛 小説

鳩村衣杏  金ひかる 

予想と違ったけれど

表題作と後日談的続編の2本が収録されています。
あらすじからは加納が主人公かと思ったのですが、実際は諏訪からの目線がメインの話でした。

「絶対に負けない恋愛」
企画は良いのに、プレゼンに自信がない諏訪(受け・25歳)は、無謀にも加納(攻め・32歳)に弟子にして欲しいと頼みます。諏訪はレッスンを受けるたびに加納に惹かれていき、ついにベットイン。ですが、加納は著書「絶対に負けない恋愛」の原稿…

5

夢みる狐の恋草紙 小説

杉原朱紀  金ひかる 

恋と自由を夢見る、狐ちゃんの初恋の話です

題名から、可愛くてホノボノとするケモミミな話かと思って、手に取りました。だけど、可愛いだけじゃなくて、受けの可哀想な境遇や、結末がどうなるのかとハラハラしながら読みました。

フリーライターの古鷹が取材でやって来たのは、民家も少ない山の中でした。そこで白い大きな犬を見かけたような気がして、写真を撮ろうと追いかけた時に、誰かに背中を押されて斜面を転げ落ちます。
怪我をして気を失った古鷹を助けて…

12

学生服の彼氏 小説

鳩村衣杏  金ひかる 

萌えるような・・・萌えないような・・・

今作、まず読後にタイトルとあらすじに違和感を感じてしまった私です・・・
ちなみに、私は鳩村先生は作者買いをしているので、あらすじや詳細を事前チェックせずに予約購入しています。

「学生服の彼氏」・・・となると、やはり在学中に話が進展するイメージなのですが、実際には卒業後がメインで・・・(実際には生徒から先生への告白とぎゅっとするどまり・・・。先生からの正式なお返事は卒業後との約束になった。)…

1

あんたの愛を、俺にちょうだい 小説

神奈木智  金ひかる 

将来の三角関係が楽しみです

神奈木さんの年の差ものを読みたくなって、再読しました。
年下相手に振り回されたり、影響されて変わっていく大人(爽・攻め)が楽しめて、好きな1冊です。おまけに、受けの慧樹の健気さや、真っ直ぐで素直なトコロにもキュンキュンします。

2人とも、人には言えないような生い立ちがあって、人を愛することに不器用で。でも、慧樹は初めての恋を大切にしようとするし、爽の方は臆病になってて踏み出せないし。
そ…

1

やさしく殺して、僕の心を。 小説

神奈木智  金ひかる 

愛を知らなかった少年のお話

受けが健気な年の差モノを読みたくなって、再読しました。
菜央の健気さや寂しさにはキュンとなるし、愛情を知らずに育った菜央が色々な人達と交流して愛を知っていく過程に萌えます。

正直、ジゴロという言葉には違和感を感じるけど、無事に卒業できた時には嬉しくなりました。
最後の、一度菜央を手放そうとする室生にはイライラしたけど、やっぱり菜央の魅力には抗えなくて追いかけた室生にキュンキュンします。苦…

2

ruin -傷- 小説

六青みつみ  金ひかる 

病んでいく描写のリアルさ

これは読んでてつらかった。カレスがあまりにも不憫すぎて・・・。
ライオネルがほんっとうに最低で、最後まで苛つきました!なに、この馬鹿男!薄雲様の評の通り、どうしようもなく鈍感でデリカシーがない。う・え・に!親友だとか言って、しゃしゃり出てくる厚かましさが、限りなくウザい!!そんでまた、タイミングよく倒れてくれるエリヤも超ウザい!
と、激しく憤っているけれど、神評価。
それはひとえに、病んでい…

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