金ひかるさんのレビュー一覧

翼ある后は皇帝と愛を育む 小説

茜花らら  金ひかる 

出来上がってるカップルのイチャラブ、もう大好きー!

「翼ある花嫁は皇帝に愛される」続編になります。
前作が、人間である王とドラゴンである主人公の、超ほのぼの甘々な異種族婚姻譚。
甘くて可愛い作品が好きな私にとっては大変ツボ作品でして、続編である今作もとても楽しみにしてました。

一応続編ではあるんですけど、前作の主役組のお話が120P弱、二人の子供で双子それぞれのお話が50P程度ずつと、番外編集みたいな印象を受けるんですよね。
二人の話を…

8

俺のこと好きなくせに 小説

渡海奈穂  金ひかる 

終わり良ければ、なんですが

年上の幼馴染・佑弥が東京に行って別人のようになって帰って来た集戸惑い、
さぞかし切ない気持ちになってしまうだろうなと思ったのですけども…。
あれっ、なんか佑弥の性格がよろしくない…??
全然優しくないし態度悪…からの、東京行く前の回想シーンで納得!
告白を無下にされたらそりゃ無理もないわ……と。
集が原因だったのなら、見た目がチャラくなった佑弥の未来を案じて
「俺が、佑弥を守ってやらな…

1

イタズラな紳士の溺愛レンタル恋人 コミコミ特典ペーパー 近くで君を想いたい グッズ

紫苑の花言葉は

本品は『イタズラな紳士の溺愛レンタル恋人』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーになります。

本編後、 徳永が紫苑の祖父母を訪ねるお話です。

徳永は紫苑の育成と助手として傍に置く許可と紫苑の祖父母の生活支援の
申し出をするために紫苑の自宅を訪れます。

徳永の申し出に祖父は長い沈黙の後に紫苑の関しては好きにしたらいいし
自分達の事は2人で何とかするとすげなく答え席を立っ…

0

イタズラな紳士の溺愛レンタル恋人 小説

真崎ひかる  金ひかる 

仮初の恋のはずだったのに

今回は受様の秘密を見抜く敏腕美術商と高名な日本画家の孫息子のお話です。

攻様の好奇心から始まった仮初の恋人関係が本気の恋愛関係になるまで。

受様は幼い頃から高名な日本画家である祖父のサポートをしています。
84才になる祖父は視力の衰えを隠し、あまり人前にも出なくなりますが
長い付き合い相手から絵のお披露目パーティに招かれ受様も出向くことに
なります。

人見知りな受様は祖父が…

1

イタズラな紳士の溺愛レンタル恋人 小説

真崎ひかる  金ひかる 

純粋培養最強説

先生買い。王道かなと思ったので萌にしました。本編210Pほど+あとがき。「チャラいこともできるぜ」という大人が、純粋培養のマブしさにひれ伏すお話と感じました。

84歳がんこ爺さんの付き添いで、あるパーティに出かけ、やや強引イケメンに出会った紫苑。後日そのイケメンが日本画の大家である祖父に絵を依頼しに来たのですが、「何年か前から祖父の絵が変わった」と言い始めます。目が不自由になった祖父の代わり…

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イタズラな紳士の溺愛レンタル恋人 小説

真崎ひかる  金ひかる 

模範的な年上紳士攻め

良くも悪くも癖の無い話だと思う。
う~ん、上手く枠内に収まったな、と感想を一言でまとめてしまうのも何なので、以下、いつものように長文が続きます…

22歳にしては世俗に染まっていない純粋培養な日本画家の孫息子・紫苑は、美術商・徳永と出逢って近しい間柄になっていく。
眼を悪くしている著名な祖父の代わりに絵を描いているのを見破られただけでなく、それらの絵には色艶が無いと指摘した徳永は、性的経験…

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イタズラな紳士の溺愛レンタル恋人 小説

真崎ひかる  金ひかる 

これは攻め視点で読みたかったなぁ

タイトルから甘くて可愛い作品を想像してましたが、これがしっとり読ませる落ち着いた雰囲気の作品でした。

主人公がですね、若いのにどこか浮世離れしていると言うか、世間の手垢にまみれていない純粋な青年なんですよ。
その彼の視点で進む為、終始落ち着いた印象なんですよね。
また、自分では気付いてないけど、彼の境遇というのは結構痛々しいものですし。
激甘を期待して読むと、ちょっと肩透かしを食うかな…

5

甘えたがりなネコなのに。 小説

小中大豆  金ひかる 

いい子すぎて自然と応援したくなる受け

タイトル通り「本当はネコちゃんで甘えたがりなのに」派手でチャラい外見のせいでネコしか寄ってこず、仕方なくバリタチをやっている……という亮平が主人公のお話。

この子がほんとにいい子でして、かわいかった。

「遊び相手がしつこいから彼氏のフリをしてくれ」と頼み込まれて引き受けたけれど、その「しつこい相手」に一目惚れしてしまった亮平。
でもまんまと彼氏だと信じ込んだ相手(攻めの正治)から殴ら…

9

社長と元ヤンの幸せ子連れ生活 小説

小中大豆  金ひかる 

ほのぼの出来るお話です。

いやはや。ホントにほっこり幸せな気持になれるお話でした。
元ヤン同士の恋のお話ですが、主人公龍基の兄の子麗王がまた良い味出しまくりで…。
小さい子供が出てくる話は数多ありますが話し言葉にやたら「~でしゅ」「~ましゅ」ってつけまくる作家さんがどうにも苦手で…。「子育てしたことないだろうから仕方ないけどそんな話し方する3歳児まずいないから。編集さんもそのへんしっかりして欲しい…」って思っちゃうんで…

5

アロー 小説

一穂ミチ  金ひかる 

舌の上に、あかい鬼灯。

このレビューには盛大なネタバレがあります。お気をつけ下さい。

物語の前半部分、読みづらさに挫折しかけました。
今作のメイン2人が、話し方や考え方が似ているところがあり、どちらの台詞なのかわからなくなったり、出て来る名前が草・森・麦なので、脳内変換が厳しい所が多くあったりしました。
一穂先生のネーミングセンスが好きですし、いつも見ていて楽しめるのですが、今回の漢字は訓読みのイメージが強すぎ…

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