芹生はるかさんのレビュー一覧

愛だけをうつす瞳 小説

芹生はるか  みずかねりょう 

気が付けば何も出来な30才に

不幸な生い立ちで生活するためのスキルを
誰にも教えられないで来てしまった為に年齢に
そぐわないワガママで傲慢な人格形成になって
しまった受け様と、その全てが愛しいと受け入れて
接する攻め様との幼なじみ同士の執着愛でした。

傍若無人でワガママ気ままでいいところなんて
何一つ無いような、さらに30才と言う年齢に
見合わないような精神年齢の低い受け様。
外見はまるで子供のまま成長が止…

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攻め様の弟の疑問

本編で多少ブラコンの気があった攻め様の弟の独り言です。       
部屋で一人兄の写真集を見ながら兄から譲り受けた(陸の)
ネコに遊んでるんだか遊ばれてるんだか判らない中で         
ふと思うのがあれほど優秀で完璧な兄の相手が何故陸なのかと     
一人つらつら考えている弟。                    
そして、どう考えても陸よりも兄の方がベタ惚れで甘やかして

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愛だけをうつす瞳 小説

芹生はるか  みずかねりょう 

とんでもない30歳!

普通とは何ぞや?と時々自問自答する時があるのだが、いわゆる常識を逸脱しない程度の言動が日常なされていればそれを普通と呼ぶのか?
とすれば、このお話の主人公・陸は普通じゃない!
彼を一途に愛している攻めとなる稔幸も、愛で目が曇っているわけではないだろうが、そんな陸を諭すでもなく甘やかし続けて6年間。
そういう意味で普通じゃないかも!?
ということで、痛すぎるキャラクターが主人公のお話は、あま…

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闇に煌めく花 小説

芹生はるか  緒田涼歌 

何気に誘い上手な受け

巨大な力を持つ家の新しい当主の受け様と一途な思いを
胸に秘め、ボディガードとして守る攻め様のお話。
巨大な力って言っても、色々な事業をやっているのですが
メインは、世界的な売春斡旋業とでも申しますか、
色事を生業にしている当主が、家業を嫌っていて
長らく家を空けていたのですが、逆らえない定めに従い
当主として戻ってきます。この時点ではとても情けない程
女々しくて、昔自分を庇って死んだ…

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エスケープコード 小説

芹生はるか  一夜人見 

男2人+女1人の幼馴染み

あとがきにも書かれてるんですが確かに昼ドラBLですね。
3軒隣同士の男2人+女性1人幼馴染みが繰り広げる愛憎劇の昼ドラ的なストーリー。
この3人の話なので女性がかなり出ばります。更に彼女の友人も大きな役割があるので男性2人と女性2人の話とも言えるかも。
若干ですが百合要素もあるので、その辺は苦手な方は要注意。

あとがきから引用しますが「結婚していて子供がいて仕事も充実していて、でもどう…

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メイク・ラブ 小説

芹生はるか  円陣闇丸 

惜しいというか悔しいというか勿体ないというか…

惜しいというか悔しいというか勿体ないというか…そんな気分です。
泣けたんですよ。
ものすごくキュンキュンしたし、恋人契約から本当の恋人へと変わっていくその過程に胸が熱くなりました。
本当にいいお話だと思います。
それだけに、受けのキャラが…!あまりの女の子っぽいしゃべり方が惜しいというか悔しいというか勿体ないというか、その言葉遣いにいちいち萎えてしまうのがなんともかんとも…。このあたりkakasi…

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エスケープコード 小説

芹生はるか  一夜人見 

昼ドラ!?

実に痒いところに手が届くお話で、読者が主人公達の気持ちを推し量らなくてもいいくらいに、彼等が、そして作者が、語ってくれております(汗、)
しかもお話は、昼ドラですよw(注:昼メロではない)
しかも、女性も登場するのですが、ある意味彼女も主人公です。
一応三角関係なんですが、何気に四角関係でもあり、ホモカップルとレズカップルのような・・・!?
と、書くと地雷系の方もいらっしゃるかもしれないで…

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メイク・ラブ 小説

芹生はるか  円陣闇丸 

ストーリーは好きなんですが...

どうにもこうにも、主人公の千尋のセリフや行動が耐えがたかったです。
「もう、~なんだから」とか「~ですよぉだ」とか「~なんだもん」
おまけに、頬膨らませてピョンピョンジャンプしたり、何かと甘え声で
しゃべったり、えへへと笑ったり、拗ねて舌出したり、これっていつの
時代の少女マンガですか~!?
親に甘えられなかったから甘えたいってのはわかるんですが、
女がやってもウゲッってなるような態度…

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切ない忘れたいでも愛してる 小説

芹生はるか  兼守美行 

天使が恋人なら世の中怖いものなし

前作『信じてる愛してるそう言いきれる』の続編です。
こんなに早く出ると思わなかった(汗、)

日嵩の友人・室谷の負のエネルギーに浸食され、天使として瀕死の状態になってしまった日和を救うため、自分の命をひきかえにこの二人を助けた日嵩の天使・天祐。
この天祐が猫のエリザベスの祝福で何とか再生することができ、半年経ち日嵩の元へ戻ってきたその続きからです。
今回は、日和、室谷の封印された記憶を一…

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信じてる愛してるそう言いきれる 小説

芹生はるか  兼守美行 

またまた久しぶり

この作品の前に芹生さんの本を読んだのはいつだったっけ?と探してみたら、2008年12月でしたよ。そのときも久しぶりって思ったのですが、またまた久しぶりになりました。
茶鬼さんのお話だと、「鈴木カタナ」さんで書かれていたとのこと。知りませんでした・・・

さて、お話の感想です。

才能に溢れ、使い切れないほどのお金も持っている日嵩のもとへやってきたのは、悪魔の姿をした天使で、「おまえを幸せ…

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