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3/4(合計:36件)
松前侑里 あとり硅子
むつこ
なんかもう色々と地雷でした。 主人公が他人の恋愛沙汰にガンガン首を突っ込んでお節介するのが地雷。 他人の恋愛沙汰や夫婦関係にここまで土足で踏み込んでいくのって、たとえ動機が「仲直りさせたい」という善意であっても、それが過去のトラウマのせいであったとしても、非常に不愉快です。 「うわ~、こういうお節介オバサンいるよな~。ウゼー!」って思ってしまいました。 もちろん介入もやり方次第で、上手いやり方な…
京橋ナルミ あとり硅子
秋羅真琴
豆腐屋さんの跡取り息子の祐。 劇の脚本を書く、大学助教授の相葉。 外見は何でも完璧にこなしそうな相葉だが、部屋は散らかす、ゴミの分別も出来ない。それをカバーする祐。 時折、相葉の冗談に振り回されるが、離れてわかる相手のこと・・・
最初の最初から(私にとっての)地雷臭がしました。 受けが「俺と仕事とどっちが大事なの?」系の不満を持ってるという部分で。 こういうこと思うタイプって、女でもヤダ。まして男なら、なおさらヤダ。 そういう不満が爆発して、喧嘩して家を飛び出し、パラレルワールドにトリップ。 その世界では自分はいないことになっていて、またその世界の攻めに拾われる、という。で、受けは、その世界の攻めにまた恋をするわけです。…
真瀬もと あとり硅子
雀影
ネタバレ
12年前、たった1週間、それも少しの時間だけを一緒に過ごした、天使のような子供 その幸せだった時間の記憶だけを頼りに、詐欺師をしながらも、ぎりぎり人間として恥ずかしくないように成長してきたアーヴィン。 アメリカで、それなりの財産を稼いだアーヴィンは、その時の子供トマスの、傾いてしまったグレンフォード伯爵家の窮状を救うべく、イギリスへ戻ってきたのですが、、、 イギリス郊外の貴族の館(森付き…
あとり硅子
トオコ
短いお話ばかりですが、全部いいです。 全作共通する読むと暖かくなるような、あの雰囲気が好きなんですよ。 バッドエンドもなく、安心して読めます。 BLとしては軽いので、BLを読まない人にも薦められますね。 奥付を見るまで「Wings」掲載分が交ざっていることに気付きませんでしたから。 ただ、これで目覚めさせるのは難しいでしょうね。 この中での一番のお気に入りは、最後に収録され…
松前侑里さんの本は、いつもいつも評価に困ってます。 ぶっちゃけると、あまり萌えは感じないんですよ。登場人物もビミョーに魅力に欠けてる気がします。 でも、お話づくりは上手いと思う。 文章力もしっかりしている。日本語が崩壊しちゃってるBL(←結構たくさんある…)を読んだあとで松前さんの文章を読むと、肩からホッと力が抜けて安心して読めます。 この話は、援交してる高校生が主役です。 援交相手を紹介してく…
ちかぢかこん
気がついたら自分が存在しないパラレルワールドに来てしまった。 恋人と外見が同じ男に助けてもらい、どうしたらいいか悩む主人公。 恋人と同じ人としか思えない男に惹かれるも、この世界ではない本当の現実にいる恋人に申し訳ない気持ちになる主人公。 まるで浮気のような内容ですが、とてもピュアで切ない内容でした。 同じ人を別の世界で好きになったら、片方はどうなるのか。読んでいる間、「帰れなかった…
葡萄瓜
自覚寸前から未遂まで様々な「恋する気分」 またはその空気が詰まった作品集です。 表題作辺りは告白要らずの夫婦同然と言う ツーカーの仲。攻の暴走を受がしっかり後から 調整しておりますね。 惚れた腫れたでしんどくなったら軽く読んで みるのが程好い読み方かと。
榊花月 あとり硅子
六年間、義理の弟から、愛のない肉体関係を強要されている兄が主人公です。 無感動というか天然というかエキセントリックな性格の主人公で、現状をなんとかしようという気力もなく、なんとなく流されている。 そんな主人公の前に、かつて主人公にキスしたことのある同級生が現れ、主人公にアプローチしはじめます。 強要されていたといえども一定のおだやかを維持していた二人の関係に、波風がたち始めます。 当て馬役となった…
藤棚
アメリカから生まれ故郷イギリスへ舞い戻った、赤毛の青年・アーヴィン。 彼の帰郷の理由は「天使」の窮状を救うため。 その天使の名はグレンフォード伯爵トマス・ラッセル。 アーヴィンは汚い手で奪い取られたトマスの屋敷を取り戻すために、 ある計画を立てます。そして繰り広げられたコン・ゲーム。 そこにアーヴィンとトマス、そしてトマスの元恋人ギルフォートの 三角関係が絡んでくるのです。 献身…