極楽院櫻子さんのレビュー一覧

東京恋愛綺譚(1) コミック

極楽院櫻子 

極楽院櫻子/さくらあしかの異界モノ原点的作品

伝奇モノ的な要素が強く、主人公は異界に住むサルタヒコの一族の長に力を与えるアメノウズメの生まれ変わりであり、前世での因縁もありサルタヒコの一族の時期長になる棗と互いに惹かれあいます。
後半からは生徒の武己と棗配下のかがりとのカプがあり、2巻からはそちらのカプも話の本筋に関わってきます。
直接的な名言はなされていないものの、これ以降の極楽院櫻子/さくらあしか作品の単行本で巻末等に時折収録される人…

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エデンの都市(まち) 小説

小林蒼  極楽院櫻子 

実の親子なのに、というより、実の親子だから、という関係

かなりまとまってない部分もあって、やりたいことがバラバラしていて、ちゃんとプロット立てをしないでガーっと勢いでだけで書いたんじゃないか?と思えるくらい、腑に落ちないところや説明の足りてない部分も多く、荒削りな作品だと思いました。
でも神をつけたのは実親子ものというものに初めて心のそこから萌えた気がしたからです。

実の親子の恋愛は得意ではないなーと思っていたのですが、これはあらすじを読んだ時…

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恋愛少年/愛と死のラヴメカニズム 小説

花衣沙久羅  極楽院櫻子 

ジェットコースターに乗ったようなドキドキ感

人々は人口移動星に住み、男の子は宙レースのレーサーに憧れる未来(?)の世界での話で、財閥の子息が両親の殺人事件から波乱万丈な日々に巻き込まれていく、サスペンスラブストーリーの2巻です。

1巻で最悪の状況から唯一無二の存在になったレーサーのユインとメカニックのリュウガ。
2巻でも、リュウガの執着が気持ちイイです。

面白いのは、ユインの乗るマシンが単なる車ではなく、ユインと心を通わせてい…

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恋愛少年/星の彼方のラヴマシン 小説

花衣沙久羅  極楽院櫻子 

急転する展開にドキドキします

人々は人口移動星に住み、男の子は宙レースのレーサーに憧れる未来(?)の世界での話になります。

財閥の子息が、両親の殺人事件から波乱万丈な日々に巻き込まれていきます。世界観もしっかりしてるし、急転する展開にハラハラしっぱなしで、最後までドキドキしながら読みました。

何不自由なく暮らしていた13歳のユインは、両親が殺されたことで、自分と両親には血の繋がりがないことを知ります。
そして、両…

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NIGHT WALKERS 1 コミック

極楽院櫻子 

極楽院桜子さんと言えば

極楽院櫻子さん、某同人で知った作家さまです。
あの頃の私は若さゆえに、
まるで熱に浮かされたかのように、
もはや基地外レベルで入れ込んでいました!!
某アニメに!

そして・・・!
その某アニメの同人を極楽院さんが描いておられて、
アンソロかな?を読んで知って、
それから追いかけていた作家様です。

そして勢い余ってそのアニメの同人誌を友達と出したのはもう黒歴史を超えて今や良…

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世界の終わりが降る夜に… コミック

極楽院櫻子 

兄弟もの。受×受風味。

極楽院櫻子さんといえばやっぱり某二次から知ったかたですが、
というか過去の私どんだけ二次にはまっていたのか(汗)
10代の時にどハマリしていたその時はそれはそれは相当二次に熱をあげていた記憶があります。
なんとなくいい感じに熱は抜けていきましたが、
いまでも私の中でオリジナルと二次の壁はないのです。
とは言ってもこれも昔からですが、結局二次で好きになった人のオリジナルを猛烈に読みたくなる…

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天使のアルファベット 小説

川原つばさ  極楽院櫻子 

面白かったとは言えないんだけど、面白かったw

近未来SFなんですが、中身はリアルに遺伝子のお話に触れられてて、そこでちょっと厳しいものがあったかも。
特にラストでのまとめ方に作者さんの知識不足が垣間見えて、モニョモニョしました。
こういうお話って、たとえば鈴木光司のようにフィクション的要素をガンガン加えて力技で理論を構築するか、あるいは瀬名秀明のように深い知識を持って書くか、そのどちらかじゃないと厳しいんじゃないかなと思いました。
これを書か…

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ぼくの好きな先生 6 コミック

極楽院櫻子 

私の不良×優等生の原点

中村明日美子さんの『卒業生』を読んで、自分の不良×優等生BLの原点といえばこれだなあ、と思い出したのでレビューしてみようと思います。といってもメインカプは高校生・江本×右京先生なので、この巻のラストに収録されている脇カプの不良・山崎×優等生・遊佐のお話『君が僕を知ってる』のことを少し。

一匹狼の不良・山崎と、かわいらしい優等生の遊佐。二人の関係は、遊佐が学校の不良グループから暴行を受けていた…

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絶頂のあいまいな瞬間 小説

鈴木あみ  極楽院櫻子 

BL幕の内弁当

なんかねぇ千郁(受)のセリフ、半分以上は喘ぎ声だったようなw

男妾・女装・複数攻・近親・年下攻・強姦・教室えっち・媚薬・道具、果ては弛緩剤でフィストまで。あ~、挙げきれん。
とにかく何でもありの世界でした。
ヤンデレさんたちが手を変え品を変え場所を変え、延々とえっちしてるわけですが、それなりにストーリーがあるおかげか、あまり飽きたという感じはしませんでした。

10年前の作品というこ…

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絶頂のあいまいな瞬間 小説

鈴木あみ  極楽院櫻子 

エロ三昧の3流ポルノ

作者曰く「スーパーハードやおい企画本」とのこと。
しかし、出版が10年も前の作品の為確かにエロてんこ盛りではありますが、現在ではさほど目新しくもないのが実情。
きっと当時は画期的な作品だったのでしょう。
確かに全編エロまみれのものであります。
お約束の、縄・道具・強姦・凌辱・緋襦袢 など3角、4角関係の受けちゃんの体が壊れそうなほどの展開ではありますが・・・

千郁は母の愛人だった蓮見…

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