total review:278311today:27
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
1/1(合計:5件)
尾鮭あさみ 橋本正枝
大友スミ
私が中学生の頃に、初めて買ったBL小説です。 当時、某少年誌の中華ファンタジーで、中国の道教の仙道たちに興味を持ち、BL小説という言葉もしらず、店頭で数ページめくってみたら! なんと、近親相姦(しかも逆レイプ)だったではありませんか! これはいけない本だ!と思いつつも、ついコソコソと同級生に見られないように、レジに持っていき買った覚えがあります。 エロティシズムを感じさせつつも流麗…
剛しいら 橋本正枝
ミュウ
タイトルは違いますが、キャラと設定が同じなので、もえぎ文庫の「レッスン マイ ラブ」の前身だと思います。 橋本正枝さんの華やかでゴージャスな絵で、途中の挿絵だけじゃなく、章の飾りに内容に添ったデフォルメされたミニキャラがあしらわれていて、細部も凝っていました。 世界的バレリーノ・服部陸(23)俺様攻め×中学2年生・国分美晴(14)ヤンチャ健気受け バレリーナの夢を息子に託す母の希望で、子…
河上桜子 橋本正枝
茶鬼
KAREN文庫Mシリーズは結構ドロドロ系があって好みなのですが、これが一番キました!! 禁断の”死”というアイテムが3編も入ってしまって、しかも憎しみ、嫉妬、後悔、人間の怖い暗い部分も、子供の無知がゆえの残酷さも、そんな暗い面をも暴きだした、イタイ一冊です。 表題作、嫉妬が生んだ究極の略奪愛ですが、これを行う少年の恐ろしいまでの執着と執念に背筋がゾっとします。 しかし、ある意味相手の男性…
トオコ
全て小ジュネ掲載の短編集です。 そのため(?)に4作中3作はラストで誰かが亡くなっています。 表題作はJUNE全集10巻の『短編小説傑作集』にも収録されました。 この作品が一番印象深かったので、河上さんの他の作品も読んでみたいと思いこの文庫を購入したのですが、他はいまいち私の好みではなかったです。 残念。 『暁生』 幼なじみの再会モノ。 台詞だけでなく全て大阪弁で書かれて…
藤棚
June小説道場出身の尾鮭あさみさんのデビュー作で、 道場への投稿作品でもありました。 「深海魚」と称され、他人との接触を避けて引きこもり、 深い海の底でゆらゆらとまどろむように過ごしている水並潮。 輝く黄金のオーラの持ち主で、生命力溢れる炎のような月岡俊。 水と炎、全く正反対の二人が繰り広げる、 ちょっと変わったラブストーリーです。 社会不適合者で後ろ向きに暮してきた潮が、…