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奥田枠
空透
ネタバレ
上巻のみの感想です。 チラチラ雑誌で読んでいたので、結末まで知っていますがそれでもなおボロボロ泣きました…。 そして、上巻は凄く良いとこで終わりますので上下巻揃えてから読むことをオススメします。 まず、恭一は覚えてる側ということもあり表情がちょいちょい切ない…。もちろん、覚えてない側の道夫も切ない…。さらには、結婚している奥さんも良い人で…。(奥さんとのラブシーンはないです) 今回…
ate
あとがきの「ささやかな幸せを大切にする」まさにそんな読了感!! またまた途中がしんどくて、ミチが今傍にいる人(灯)を大切にしようって決意するのが、真っ当なことなんだけど、好きなのは恭一なのに!恭一だってミチに寄り添ってるのに!なんでや!!って掴み掛かりたくなってからの展開が!! ハラハラキリキリドキドキ!どんどん加速して最後はしみじみ…記憶障害と向き合って葛藤奮闘するミチ、忘れてること…
全く情報なしで読んだので、最初は掴みづらく、裸体も線の太さが気になる…ってとこに、結婚してる?どゆ状況?これは、読めんかも…と不安で読み進めたけど、あれよあれよと切なさの渦にのまれちゃいました。 最初の2人の辻褄が合わない掴みづらい違和感は当たり前のことで、恭一は何度も積み重ねているけど、ミチは初めて。その意味が分かった時の切なさ、やるせなさと言ったら!! ミチの戸惑い、家族や恭一に対…
おぶもいもい
記憶を保てないことを受け入れ、少しでもその日々を変えようと眠る前にメモを残し始めた道夫。 それは朝起きると毎日"はじめまして"な妻の灯を大切にしていこうという決意でもあったのに。 結局のところ恭一への想いをより深く実感するものとなり、婚姻関係は解消することに。 この辺りは本当にツラくて切なかった。 ふたりが夫婦としてそのカタチを保つことは はじめから無理な部分があ…
学生時代から友人の恭一をずっと好きだった道夫。 ある晩酔った勢いで想いを告げ、衝動的に身体の関係を持って。 友人としてでは知り得なかった"オトコ"の部分を見て、嬉しいような切ないような感情を抱きながらも 想い続けた人と繋がることが出来た喜びを噛み締めながら家路を急ぎ 辿り着いた自宅には彼を待つ妻の姿が…。 1話のあらすじをまるっと書いてしまいましたが この時点で…
kurinn
本編では道夫が灯さんと離婚して2人が恋人同士になった後に、恭一が道夫の携帯の記述を一部だけ削除していました。それは道夫にずっと償いながら生きて欲しくなかったからです。 終盤で道夫は父親に灯さんの事を結婚してた人と聞いてましたが、父親に「知りたいかい?」と尋ねられて断るのです。 それはリマインダーに残してないから必要無いものだと思っているのですが、それこそ恭一が望んだことだったのです。 …
こちらのおまけペーパーを読むととても切なくなりました。 道夫がまだ事故に遭う前の高校時代のお話なんです。恭一が日常的に豊島家に出入りしていたことが伺えます。 道夫の母親は明るくて笑顔が道夫にそっくりなんです。彼女は恭一を気に入っているらしく、夕飯に誘っていました。 道夫は「賑やかですまん」「飯断っていいぞ」なんて言っていましたが、恭一は「ううん」ととても嬉しそうにしていました。 そ…
紆余曲折あったけどやっと本来の形に戻っただけだと思います。 恭一と灯さんをずっと傷付けて来たと知り、道夫が両方を解放しようとした時は「違うだろう」って叫びそうになりました。 やっぱり灯さんのプロポーズさえ無ければと思ってしまいます。事故に遭う前の記憶に彼女が居ないって事は、それだけの存在なんですよね。 彼女の言葉に縋り付いてしまった道夫にも罪はあるけれども、彼女が見てたのは道夫の…
まだ上巻しか読んでません。 なのにこんなに切ないなんて…、最初に電子の試し読み読んじゃって道夫が結婚してたのに驚愕してしまったんです。だから怖くて読むのが今になりました。 道夫がどんな気持ちで灯さんと結婚したのかは分かったけど、恭一の気持ちを考えると悲しくて痛くてまさに「拐った」という表現がピッタリだと思いました。 確かに道夫を好きで灯さんはプロポーズしたんだろうけど、どうしても浅は…
1740
奥田枠先生は独特な設定や暗さ・苦しさのある作品を描かれていると思います。 綺麗な絵柄からドロドロした気持ちの表現があり、残酷さの中に美しさと切なさがあります。 今作は受けが結婚するので地雷だと感じる人もいるかもしれません。 21歳までの記憶しかないなく、寝たら記憶がリセットしてしまう脳の障害があるせいで、受けのミチは攻めの恭一に片想いをしたまま。 両想いなのに、身体の関係もあるのに、互…