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京山あつき
高坂ミキ
高校の野球部に所属する今井と引田の二人「聞こえない声」の続編。ミリオンコミックス京山あつきさんの「見えない星」です。 実を言うと高坂。引田の先輩で野球部の期待の星今井は前作で高校卒業したのだとばかり思っていたのだけど、まだだったのですね。前作の「聞こえない声」で今井の強引さに半ば引きずられるようにして付き合い始めた引田ですがすこしずつその想いを高めあっております。しかし、遅くまで残って部活の…
藤棚
前作でめでたく思いが通じ合った今井と引田。 涼しい顔をしつつ、隙あらば引田に触りたい!!と。 内心は煩悩の嵐・ガツガツの今井先輩。 そんな今井に翻弄されつつも、 だんだんと恋する気持ちを育てていく引田。 今井を好きになって、初めて嫉妬とか、 綺麗じゃない感情を知って戸惑う引田が可愛いし。 今井と引田を見ていると、青いなぁ。青春だなぁと。 こそばゆく思います。 夜のグラウン…
十架
聞こえない声の続編。 用具室でのキスシーンがエロッ! というより淫靡。部室にはまだ人が居るんだよー…。 先輩が後輩の色々な想いや疑問、自分の気持ちをキスだけで伝えるって…すげぇ! 後輩は後輩でキスの意味が徐々に変化させていくって…何か一気にオトナな雰囲気に。 まさか初Hがグラウンドだとは想わなかったけどね!!!!!! いきなりあおか・・・いえいえ、余裕のないHは良いもの…
野球部の先輩後輩の話です。 先輩はイケメンでエース。飄々としててカッコイイです。 しかし先輩が恋焦がれるのは、ゲジ眉で強面の不細工な後輩君。 何故!?と思いながら先輩視点で、淡々と話が進みます…。 しかしいきなりボールを磨いてる後輩君を見て、「脱げよ」って思ってるのは衝撃的。 とにかく先輩の言葉は直球でエロい。。。 「おまえはこんなに色っぽいのに、気付いたのは俺だけ」 「脱いで裸をさ…
MIKU
BL作品の多くは、受キャラが可愛かったり、美人だったり・・・だと思いますが、この作品の受キャラ・引田くんは、そのどちらでも無いです。 どちらかといえば、ひとクセあってクラスの女子とも打ち解けられない、目立たない子。 攻キャラの今井は、そんな引田が可愛くて可愛くて仕方ないのですが、読んでいるこちらまでどんどん引田が可愛く見えてくるから不思議! 引田くんを、よこしまな目で追ってしまいましたw …
葡萄瓜
往年のショタ漫画の名手、黄毛あつきさんが 京山あつきと名を改めて再び表舞台に。 その第一作は「ショタ」と言う嗜好への一種の 回答であるかの様なコメディです。 改名についてはカバー袖にて簡素ながら きちんと説明されております。 因みに、攻である諸岡覚が愛の対象である 少年達と肌を重ねる描写はございません。 受である日浦と合意の上肌を重ねたのは 嗜好の一致および一種の代償行為から…
受けの引田はゲジゲジ眉毛で、ルックスはあまりよくありません。 しかし!真面目で不器用で一生懸命でとても、可愛い。 今井が可愛く思っちゃう気持も、よく分かります。 引田にとって今井は優しくて、何でも出来る憧れの先輩。 そんな今井が自分をどう思っているかを知り、揺れる引田。 冷静なのかと思うと、衝動的に引田に迫る今井。 ハードな濡れ場や劇的な事件もないのですが。 ただ淡々とした日…
一冊かけても体の関係の最後まで行かない BL作品と言うのは中々に珍しいです。 で、そう言う展開をしてるこの一冊は不完全 燃焼な作品かと言うと実はそうではありません。 物語の先では相当燃えているのでしょう。 恐らく灰になっても相当熱くなっているに相違 ありません。 そう言う寸前の美味しさがぎっしり詰まっています。
若いからこそ体で会話してしまえば却って楽だろうに、 攻は受を思いやって敢えて自分の歩みを一歩退ける。 二人にとって性行為は切羽詰った気持ちの代弁であり、 だからこそ余りに真っ直ぐ気持ちが伝わり過ぎて逆に 擦れ違いそうになってしまう部分もあるのだろう。 好きだからこそ、真っ直ぐに好きだからこそ戸惑う。 恋になれていても、不慣れでも。
もこ
大まかな話としましては、箱入り息子のたまき君。これまでは寮に通ってたんですが、その寮に行きたくないとごねるんですね。で、でても両親は違う場所にいるのでどうしようと言う話なんです。両親は転校して帰って来いといってるんですが、転校したくないから寮生だったわけですよ。 んで、寮をでて何処に行くの!?と言う話になった時に、わりと近所に住んでいた従兄・良憲の家が候補に上がったわけです。たまきはお坊ちゃんな…