弓月あやさんのレビュー一覧

船上の恋人 小説

弓月あや  海老原由里 

甘いお話。

なんというかかわいいというか甘いお話でしたね。
友人から借りたので普段自分が読まないタイプの本なんですが。

船上で特別室専属バトラーをしている響。
担当することになったのは日本人を好ましく思っていない若き投資会社会長ウラジミール。
最初は反発するように冷たくあしらわれる響だったが、誠心誠意を込めて尽くしているうちに…。

ウラジミールの役に立とうと必死になっているうちにウラジミール…

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主人は犬に愛される 小説

弓月あや  しおべり由生 

予想をあっさり外された。

面白かったです。

最初は、弓月さんの定番で『不幸・不憫な健気受』に、いつもならお金持ちの格好いい男が来るところをちょっと捻って『丁寧語の世話係(ボディーガード)』か、でもまあベタ甘で相変わらずなんだろうな、と読み出したら・・・

ボディガード・史道(攻)が 犬 だ っ た 。しかも、忠犬には違いないんですが、ハァハァしてた!ちょっとズレると狂犬です。実際ズレてたし。
あ、どうでも…

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チャイナ・ノアール 憎しみの果て 小説

弓月あや  みなみ遥 

う~ん、『憎しみ』が甘かった。

なんとなくやりたかったことはわかるんですが、それが私の好みとことごとくズレてたんですよね。

香港の大金持ち、憎しみ・復讐、チャイナドレスでオークションに掛けられる受(と、100万ドルで競り落とす攻)・・・多分こういった『萌ポイント(?)』が合う方にはいいんじゃないかと。

設定は、いかにもありがちで先読みできます。でもそれ自体はいいんです。弓月さんにはいつものことだし。悪い意味ではな…

1

誘惑の果実 小説

弓月あや  カワイチハル 

よくもここまで・・・

と思うくらいベタなシンデレラストーリーでした。単に『恵まれない子がお金持ちに見染められて~』という意味ではなく、ホントにシンデレラのように家で苛められているという。
作中で千尋(受)に対して繰り返し使われるフレーズは『白雪姫』なんですが、これは『シンデレラ』でしょう、やっぱり。

弓月さんと言えばベタな王道。そのつもりで読んでますから、そこに突っ込む気はないです。さあ、今度の健気受のトラ…

4

熱砂の誓い マリアージュ 小説

弓月あや  高群保 

なんだ、これ・・・

前作の『熱砂の花嫁』が、個人的に『アラブものでは類を見ない』というくらいよかったので、かなり期待していました。そして、2年後に出た続編がこちらなんですが・・・なんでこうなる!?

いやもう、あまりにも陳腐なストーリー展開に唖然としました。前作で疑問のままだった部分を拾ってくれると思っていたのに、せっかく前作でも無駄なくらいに存在感があった、ましろ(受)の兄・ジョシュアを出しておきながら、これ…

1

熱砂の花嫁 小説

弓月あや  高群保 

アラブでいちばんよかったかも!

今まで読んだ『アラブもの』で(あくまでも『アラブ』の中で、ですが)いちばん心安らかに穏やかに読めた気がします。それで評価が上積みされたのは否めません・・・
とにかく、アラブなのに『無理矢理』がないんだよ!それだけでもういいよ、私は。

ただ、ましろ(受)が16歳という実年齢以上に幼くて、イラストも可愛いので、まさしくショタ(というよりロリ?女装多いし)、という感じでした。

でもい…

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公爵閣下と屋根裏の花嫁 小説

弓月あや  緒田涼歌 

『ワザとらしい』と思った時点でもう無理でした。ゴメンナサイ。

ちょっとやり過ぎじゃないの?と突っ込んでしまいましたよ、読みながら。

もともとこういう作風の作家さんだと思っていますし、そもそも私は弓月さんは『ベタで甘い王道』を求めて読んでますから、ベタだとか先読みできるとかはいいんです。でもこれはちょっと・・・

『不幸・不憫な健気受』は大好きです。そこは否定する気もありません。ホントに好きなんです。

でもこの真舟(受)の『不幸』も『健気…

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甘い蜜の褥 小説

弓月あや  しおべり由生 

キャラクター全員に一切魅力を感じない。

弓月さん作家買いですが、盛大に外してガックリ。なんというか、自分が弓月さんにこういったものを求めていないというのがよ~くわかりました。

評価(レビュー)を見ても一目瞭然ですが、ハッキリ好みが分かれる作品だと思います。私はもちろんダメな方ですが。

『花嫁』は別にいいんです。大好物とは言いませんが、なんだかんだ言って結構好きなんです。でも、これはもう私にとって『花嫁ものがどうの』という次…

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運命の花嫁 小説

弓月あや  緒田涼歌 

ベタで甘~いシンデレラストーリー

『侯爵の花嫁』の続編・スピンオフ?前作のCP(アーサー×郁)も普通に登場してます。弓月さんお得意の(と私は思ってる)、『不幸・不憫な健気受』と『お金持ちの格好いい男』の年の差・身分差もの。もちろん女装付き。
いえ、なんだかんだ言ってそういうのもキライじゃないので、それはいいんです。

ぜんそくで、3歳からずっと療養所に入れられたままの蓮(受)を、前作の攻・アーサーの母である侯爵夫人が、不…

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侯爵の花嫁 小説

弓月あや  緒田涼歌 

花嫁というよりシンデレラ・ストーリー

弓月さんのデビューノベルズだそうです。でも、デビューから『弓月あや』でした。←いい意味で!

作家さんお得意の『不幸で虚弱な健気受』です。しかも身分差で年の差です。私の好みにかなりカブってます。

ストーリーは、『王道・テンプレート』ではありますが、別に悪くないんです。私は弓月さんの作品は最初から『そういうもの』と承知で(というかむしろそれを期待して)読んでいますから。

ただ・…

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