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13/30(合計:298件)
宮本佳野
こにしそる
ネタバレ
近未来、警察のテロ対策班が舞台のコーリングの続きです。 信乃とシキは無事配属を終え、少々どころかかなり危なっかしいシーンもあります。 若くて軽くて新人、て感じで可愛いのですが、若いから(?)かかなり貞操観念が軽いような…。特にシキは前作の印象とだいぶ違います。 この2人、同期でただの友人なのに関係を疑われて不憫…と思ったら実際やっていて驚きました。 宮本さんってこういう節操の無いあまり…
榎田尤利 宮本佳野
楓月
今作のテーマは、帯に書かれてる、ズバリこれでしょう。 (今作を読んで考えてみると、「普通」って安心するための「便利な呪文」なのかも) 内容は、ノンケ同士が出会って、お互い意識し合ったのはいいけど、これって「普通」じゃないよねって悩みまくるお話。 そして、ようやくお互いの気持ちを確認し合い、これからどうなる?ってところで終わってる。 ってことは、続きがあるんだ。 読み終わってからわ…
近未来、極秘任務、テロ事件と、近未来SFぽく非現実感の強いおはなしです。 こういう系統って、あんまり普段は読まなくて、どちらかというと日常ぽい作品の方が好きなのですが、作家さんが好きで良い評判を聞いた本だったので手に取りました。すごくよかったです。 設定上、せつなくてちょっと重く、人の死ぬシーンもあるのですが、非日常BLをお好きな方にも普段は読まない方にもおすすめしたいです。 テロの…
杉原理生 宮本佳野
ひと夏2週間の出来事を描いた作品。 都会から離れた別荘、それもひと夏という限定された時間と真夏の雰囲気がよく出ていて、こういう刹那的な作品はとても好きです。 夏休みを叔父の別荘で過ごす事になった高校生、佑一と、同じくそこに滞在中の高校生、晶、叔父の息子であり佑一の従兄弟にあたる宏昭の微妙な関係が描かれていて、ちょっと鬱々したところもある作品ですが、綺麗で純粋な恋心も描かれています。 …
面白いんですが、人によってはタブーな要素があるかもしれません。 大学の寮を舞台にした三部作。三部作…らしいですが、カップリングの数はもっとあります。 休み期間中、大学の寮に残ったコーイチは、優等生で正反対の森谷と二人きりに。 森谷は夜になると目が見えなくなるという病にかかっていて、コーイチが面倒を見るうちに恋心が芽生えます。 けれどやんわりと拒否されたコーイチは、他の男性と関係を持って…
手をつないで空を→甘い棘→愛さない男→バニラスターと続くシリーズものの一作目なのですが、シリーズものと知らずに読む順番を前後していました。 ストーリー自体はどれから読んでも単独で読めますが、登場人物がリンクしています。基本的にフラれるキャラがいて、その人が次の主人公というシリーズです。 関東の田舎に隠居しながら執筆活動をするスランプ中の小説家・晴也。わけありな高校生・真希を拾い面倒をみ…
失礼ながらそんなにカップリングとしては萌えなかったのですが、それでもお話の丁寧さとタイトルから受ける印象を踏んだ上での作品としての完成度がとてもよかった! こんなお話が書ける作家さんて、やっぱりスゴイなあと思います。 どんな地味な話でも大きな事件が起こらなくても、丁寧に丁寧に一本のテーマを据えて逸れずに書ききられている作品がどんな派手な作品より高く評価したくなります。 出版社勤務の的場と…
この作品、シリーズものだと知らず購読したのですが、お話はこれ単独でも読めると思います。 売りやAVをテーマにしたお話でなんだかもやもやする内容なのですが、お話自体は不思議と惹かれます。 ポルノスターに本気で惚れてしまったタケシは、あの手このてでその俳優、悠人を見つけだし一晩を共にします。悠人はAV以外に売りもやっていて、タケシは何とか悠人からケータイ番号を聞きだし、それ以降客でなくとも…
雀影
人の命が尽きるとき、最後の時を落ち着いて心残り無く過ごせるように、天国?から遣わされる死神。 その姿は対象者を安心させるような、、、ようするに、タイプ? 宮本先生の作品は、意外とオカルトっぽいというか、ミステリアスなファンタジー設定の作品が多くて、この本も、前半は迎えに来たあの世の使者と、その対象者が自分の死を受け入れるまでのやりとりを、シリアスなだけではなく、ちょこっと笑える要素もいれて…
みろろ☆
嫌味なくサラっと読めました。ドラマチックな作品です。 某洋画を思い出しました。ニコラス・〇イジのアレ!(笑) 絵はモノトーン調でシンプルな印象。 2008年12月~2015年2月までの分を収録しています。 番外編 少し描き下ろし あります。 単行本になるまで、ずいぶん月日が経過してますねー。 なので、FANの方々には待ちに待った!というカンジなのでしょうね。 コンセプトは『死…