夏野寛子さんのレビュー一覧

25時、赤坂で コミック

夏野寛子 

心の底まで届くような名作

※ネタバレ注意

こちらの作品を一言でまとめるとすれば、タイトル通り「心の奥底まで届く名作」であると思います。
読後には、小説や映画を観た後のような深い余韻が残ります。

こちら評価が高く気になっておりましたが、絵が少し特徴的で、受けの子も受け受けしそうな印象があったため長らく敬遠しておりました。
実際読んでみると絵柄は気にならず、由岐(受)も受け受けしくありませんでした。
むしろこ…

9

25時、赤坂で コミック

夏野寛子 

俳優のエロと恋とサクセスストーリー

初読み作家さんでした。BLアワードにノミネートされているのを見て、表紙から気になって購入しました。


舞台は芸能界。初ドラマで同性愛ものに挑む白崎(受)と、既に人気俳優の羽山(攻)。恋人同士の役になる2人は大学の映研で一緒で、白崎にとって羽山は印象的な(憧れに近い?)先輩。羽山にとって白崎は、白崎の「あるひと言」が印象的な後輩だった。飲みに行った帰り、酔っ払った羽山に色々触られて気持ちよく…

9

25時、赤坂で コミック

夏野寛子 

お薦めしたい!です

夏野寛子先生の作品は《冬知らずの恋》で初めて知り、表紙も素敵で手に取りました。
もちろん内容も切なくて絵も好みだったので、今回《25時、赤坂で》も購入です。
ただ、ひとつ気になったのが表紙デザインです。
(他にも気になってる方いらっしゃいましたね)
本文中の絵も綺麗で丁寧なので、皆にお薦めしたいのですが・・・今回の表紙デザインだけはちょっとだけ「ん?」と感じました。なぜか購買意欲をそそられ…

5

冬知らずの恋 コミック

夏野寛子 

「絵」で魅せるしっとりとした作品。

「真夜中に読んだら、叫びだしたくなる片思い。」という帯が非常に印象的で、「そこまで言うなら、叫んでみるか」と実際のど飴と水を準備し読んだ作品です。
…うーん、どのあたりで叫んだらいいのかわからず読み切ってしまったんですよねぇ。
「一体どこで叫べばいいのーー!!?」と叫びたくなったのですが、止めました(笑)。

細かいあらすじについてはたくさんの方が書かれているので割愛。
隣に引っ越してき…

7

25時、赤坂で コミック

夏野寛子 

綺麗なお話です。

業界もの、好きなので買ってみました!
年末年始で、読めないうちに評価が⤴⤴で、びっくりしてました。
表紙を見ていた分にはそんなに惹かれる絵ではなかったので!
ですが、中身の方が絵柄が美しく読みやすく評価の高さに納得、満足できました(*^^)v

大きなポスター(看板)の前で、話す女の子たちのそばを通り過ぎるシーン業界もののお約束もしっかり入ってましたし、安定の王道ものでしたわ。

ガ…

6

25時、赤坂で コミック

夏野寛子 

萌えました~!

話題の作品のようで気になってはいて、試し読みで絵がキレイで読みやすそうだったので電子版を購入しました。
私の萌えポイントとしては、麻水が白崎と最後まではやらない、ところでした。あっさりヤっちゃうのもそれはそれでいいですが、ここまでいい雰囲気なのにそこで終わりなの?入れないの?しないのね?みたいな…(笑)麻水が白崎くんのことをずっと好きだったとして、すごく忍耐力あるなあ、と。白崎くんがたまにタメ語…

8

25時、赤坂で コミック

夏野寛子 

アレレ?私もタイトルの意味は確定出来ませんでした!雰囲気ですかね?

芸能界モノなので、テッペン過ぎて25時。赤坂辺りは民放も在るし、スタジオ多いし、もしくは業界人御用達のお店も多いしで。雰囲気でタイトル付けたかの気がします。【謝辞】に「ポルノグラファー関係者様」とか、「中学聖日記関係者様」とあるので、取材した先がその辺りに関係しているのかもしれません。
夏野寛子先生の作品は「冬知らずの恋」を既読でして。びっくりするくらい読んだ事を忘れてしまう作品だったので。長ら…

30

25時、赤坂で コミック

夏野寛子 

繊細で透明感のあるストーリー

王道の芸能界ものですが、定番の新人イビリやライバル登場、スキャンダルなどはなく共演者もいい人なので安心して読めました。二人の空気感も甘くてちょっと切なくて読んでて癒されます。その分ハラハラドキドキはないのでちょっと物足りなく感じる人はいそう。

作中ドラマの主人公と受けの気持ちがリンクしていくところの見せ方が上手で、繊細に描かれてます。その辺りのコマ割りとか表情の書き方とかほんとに好き。

12

25時、赤坂で コミック

夏野寛子 

繊細、綺麗な絵

あらすじは、既にレビューで書かれている方が大勢いらっしゃると思いますので、省略します。
感想だけ。

まず、絵が「繊細」ですね。
超上手い訳ではないけど、繊細で綺麗な絵。
あと他の方も書かれてますが、瞳の描き方が特徴かな。
すごく透き通った濡れたような瞳。
その綺麗なタッチから、自然とコマの隅々まで丁寧に読もうという気になります。

完璧な超人ぽいキャラなのに、意外にフランクで雑…

6

25時、赤坂で コミック

夏野寛子 

濡れ場の丁寧さは安定

 デビュー作の『冬知らずの恋』で鮮烈な瞳の描写にすっかり魅了されたのも記憶に新しいですが、今作では澄んだ瞳の表現力にますます磨きがかかっていたんじゃないかと思います。本当に吸い込まれそうなほど、煌めきのある双眸ですよね。そして、間の取り方も絶妙というか、とても心地の良いテンポだと感じました。この夏野先生らしい描き方を、是非今後も最大限活かして素敵な作品を生み出していって欲しいと思います。

 …

4
PAGE TOP