宮城とおこさんのレビュー一覧

遠い日の蝶 コミック

宮城とおこ 

単独でも大丈夫!

「G線上の猫」のスピンオフ。
↑の2人の短編も入ってます。

いやー宮城さんは本当に綺麗な絵を描かれます。
画面が透明感と繊細な華やかさで溢れてます。

このシリーズ本当に大好きです!
■真夏の距離■
池田 篤志(音楽会社勤務)×成川 理也(バイオリニスト)

真夏。
エアコンが壊れてしまった池田の部屋に内緒で帰国してきた理也が泊まりに来て…。

成長した2人です。
真…

1

家族になろうよ 小説

月村奎  宮城とおこ 

出た!月村さんのネガティブ受け!!

あとがきの「マスターいつものやつお願い」には、まいったな~。
様々なジャンルだったり、毎回全然違うカップルを書いて楽しませてくださる作家さんもいるけど、毎度おなじみな感じだと、それはそれでホッとしたりもするもんです。
で、このタイトル。どうしても長崎出身の全然年取らなくて怖いよいったいいくつだって人を思い出すけど、これ以外にないタイトルだなと納得のお話でした。
自分でねじけてると思い込んでる…

2

家族になろうよ 小説

月村奎  宮城とおこ 

じんわりします。

月村さんと言ったら「ネガティブ受」と勝手に決めつけていますが、この作品もまさにそれでした。ウジウジ後向きな受のぐるぐるした思考が面白くって一気読み。今回は「家族」がテーマで、天涯孤独な大学生が情深いバイト先の店主とその家族によって冷えた心を溶かされてゆきます。読んでいてじ~んと胸に染みるお話でした。

2

家族になろうよ 小説

月村奎  宮城とおこ 

消しゴムのおまじない・・・

大好きな月村先生の待望の新刊が同時に三冊発売された嬉しい十二月!!
本作はその中の一冊です。

月村先生の作品に出てくる受け様は、基本自分に自信がなかったり、夢や希望が持てなかったり、自分の暗黒部に後ろめたさを感じていたり、コンプレックスを抱えていたり、良い子であろうとしながらもまじめすぎて罪悪感を感じて苦しんだり・・・という感じで、読んでいてとても共感が持てます。
受け様が深刻過ぎるぐら…

9

家族になろうよ 番外編「Happy Birthday」 グッズ

ひたすら温かくて幸せで・・・

A5サイズ両面です。
空と隼人の幸せライフが描かれていて、読み手もとても温かくて幸せな気持ちになれます。
内容としては、空の誕生日の翌日のお話です。
誕生日当日の夜も空の部屋で隼人との甘くて熱烈な愛の時間を過ごした空(そのあたりはちょっとしか書かれていないのですが、想像する楽しみを提供していてくれて結構萌えます)。
隼人からの誕生日プレゼントが腕時計というのもなんだか素敵で良い感じです。

2

家族になろうよ 小説

月村奎  宮城とおこ 

現代のおとぎ話

よくも悪くもワンパターンな、安定の月村作品。
自分に自信のないネガティブ受けは好みじゃあないのだが
繊細で丁寧に描かれた、切なく暖かい世界は
やっぱり読みたくなってしまうし、一定の満足感がある。


今回もまたそういう作品だったが、後半が物足りない。

家族に恵まれない苦学生の空が、
ふとした縁で暖かな定食屋の一家に出会う。
有名商社を退職して母の思い出の店を継いだ店主の隼人に…

7

家族になろうよ 小説

月村奎  宮城とおこ 

大きな不安と僅かな光

父母を早くに亡くし、施設や親戚の家を転々としながら暮らしていた空と、あかね亭を経営する隼人のお話です。

 空は就職活動の帰りに隼人の父、昭介と自転車で接触してしまいますが、あかね亭に呼ばれ温かいもてなしを受けるのです。祖父である昭介、隼人の姉のかなえ、かなえの子であるひなたと佑太。天涯孤独な空からしたら、隼人の家は恵まれた家庭ですが、彼の家は、両親の離婚や再婚でできた家庭で、血の繋がりは極め…

4

家族になろうよ 小説

月村奎  宮城とおこ 

後書きに、なるほど~

月村奎先生は、雑誌掲載小説もしくはコミックの原作でしか読んだことがありませんでした。
原作コミックはすべて読みましたが。
積み本のままの購入済み未読本が3~4冊あります。
ほんとスンマセン☆
コミック読んだ&レビューした勢いで、最新作のこのお話を先ず読みました。

家族とお金に恵まれない上に、将来の奨学金ローンに悩む就活苦学生、空。
空がぶつかって軽い怪我をさせてしまった男性(堤家父…

7

家族になろうよ 小説

月村奎  宮城とおこ 

アットホームなシンデレラストーリー

就活で行き詰まっている大学三年生・空 (受け)。
ひょんなことから商店街で洋食屋を営む隼人 (攻め)と知り合い、度々彼の店を訪れるようになる。

ゲイで、両親を早くに亡くした苦学生で、
なかなか内定も取れなくて……
と、かなり苦労人の空。
隼人や、彼の家族との触れあいが
空の心を癒していくような温かな物語です。


就活で悩む空の心情描写は、自分の学生時代を思い出したりもして、…

9

妓楼の戀水 小説

橘紅緒  宮城とおこ 

美しい本

本のノンブルが漢字表示で、章が変わるごとに雪結晶のような花のマークが描かれていて、細かいところまで凝っているなと思った。
他のSHYノベルズもそんな風になっていたか、ちょっと見てみないとわからないけども。

宮城とおこ先生のイラストが細かくて美しいし、作中の言葉にも美しいと感じる。

最初は葛城という男と節が仲良さげで、二人がくっついても良いなと思った。
「はなしてんか、つわり起こしそ…

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