吾妻香夜さんのレビュー一覧

ラムスプリンガの情景 コミック

吾妻香夜 

舞台に惹き込む圧倒的パワー

とても評価が高いため購入したものの、
「素晴らしい作品だろうからゆっくりじっくり読める日に読もう」
とずっと本棚に眠らせていた一冊。
やっっと本日手に取ることが出来ました。
今回は、あらすじもレビューも一切読まずに挑むことに。

これは…!!!
評価の高さや、それによる期待感を上回って心に響きました。
とにかく胸がいっぱいです。
まるで上質な映画のよう。

——ラムスプリンガ…

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ラムスプリンガの情景 コミック

吾妻香夜 

洗礼前のアーミッシュなら大丈夫じゃない⁇

作品の評判が良いということで興味をもちました。
名作という評価がされているなら、全く知らないアーミッシュについて本で勉強してから読んだら、より楽しめるだろうと思い、アーミッシュについて研究をした大河原さんの本を読んでました。

さあ、いよいよこの作品を読むぞ!と意気揚々と読みだしたのですが、物語の要であるラムスプリンガについて、何それ?と疑問に。そのまま読み終え、モヤモヤ。内容に集中できなか…

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ラムスプリンガの情景 コミック

吾妻香夜 

評価どおりの神作品。

初読み作家さんです。

前作は表紙見ただけであり得ない!
絵が好きじゃないわって、今作も全く興味持っていなかったのですが、やはり評価の高さに惹かれ遅ればせながら買っちゃいました。

でも、びっくりしましたよ!
昭和感たっぷりの絵柄なんですけど、上手いですね!

感想って人それぞれなので、でもこんなに評価どおりの作品だと思えるのはすごい。
不覚ながら最後は涙が溢れてしまいました。

6

ラムスプリンガの情景 コミック

吾妻香夜 

間違いなく神

高評価に惹かれて購入しましたが 間違いなく名作でした。

対照的とも思える2人が出会い、のめり込んでいく様が
笑いも交えほのぼのと切なくも激しく描かれています。

素直な故にさまざまなものを吸収していくテオと
その純粋さに癒されるオズ
そして訪れる残酷な分岐

でも多かれ少なかれアーミッシュでなくとも
こういう決断は人生にままあることなのではと思います。

この先の2人にい…

7

「ラムスプリンガの情景」全員サービス 描き下ろしペーパー グッズ

悔いのない二人が素敵

本編のラストでは、アーミッシュのテオがオズと生きる道を選び、家族とコミュニティと決別してしまうので、どうしても悲しさをぬぐえませんでした。二人はきっと大丈夫と思いながらも、その後がとても気になっていました。だから、この書下ろしペーパーは本当にありがたくて!

オズはテオと向かったニューヨークで、演出家のニールさんの口利きでオーディションを受けたはずですが、ブロードウェイには立てなかったようです…

9

「ラムスプリンガの情景」全員サービス 描き下ろしペーパー グッズ

「ラムスプリンガの情景」時代背景を無視しない完結編。

テオとオズのその後、ニューヨークでの番外編です。
吾妻先生のTwitterによると、このペーパー(4ページのリーフレット)でテオとオズの物語は完結のようです。
その後の二人を知るのは大好きだけど、この二人のその後を知るのは正直こわかったです…

というのも、二人が恋に落ちた1980年代はAIDSが発見され、ゲイはAIDSという奇病をもたらした元凶とみなされ、ホモフォビアが激しかった時代。

11

ラムスプリンガの情景 コミック

吾妻香夜 

こんなヒューマンもいける吾妻さん!

もともと桜田先輩が大好きでおっかけていた吾妻さん。
勝手にエロコミカル路線と理解しておりました。そうそう、モブもぶっとんでて面白くて大好き。

しかし!心交社といえばせつなほのぼの系、そこで吾妻さん、え?ほんとに?
と思っていたのはつかの間、こんなすてきなお話も描かれるなんて、と幅の広さに感服です。

そして、アーミッシュを取り上げられた着眼点にも拍手。自分を探すテオと、ブロードウェイ…

2

モブ山A治とモブ谷C郎の華麗なる日常への挑戦 コミック

吾妻香夜 

ずっとモブ顔じゃありません

表紙のモブ2人が可愛くて購入したのですが、
エッチシーンは耽美な顔に変化してちょっと萎えてしまいました…

普段可愛くないはずの男が濡れ場になると急に可愛く見える
というのがBLの御酸味だと勝手に思っているので、
無理矢理美形に変化されると、それはなんか違うんだよな…ってなってしまいました
うーん、このモブ以外の絵柄が苦手なのかな?

あとAくんが受けが良かったなぁ…
ちょっと作…

3

ラムスプリンガの情景 コミック

吾妻香夜 

望んでいることを

ほんとうに望んでいることを言ってくれ
誰かのためにではなく、自分自身がほんとうにそうしたいと望んでいることを

-もう、これに尽きます

天使のようなテオは
エデンの園で禁じられた木の実を食べたように
すべてを失うのか

愛さえあれば、なんて簡単にはいえない
でも恋のためならためらうことなく捨てることもできる

そんな二人の恋に、もう目が離せない
ジリジリしながら、ときめ…

7

ラムスプリンガの情景 コミック

吾妻香夜 

何かを選択する時は何かを犠牲にしなければいけない

初めての作家さんだったのですが、ちるちるでの高評価を見て手に取らせていただきました。
読んでいる途中は涙がこぼれそうになる場面が多々。
読み終えた後は『また記憶を消して最初から何も知らない状態で読み直したい』と思えるようなとても素敵な作品でした。

選択をするということはどういう事なのか。
自分の人生観に訴えかけてくるような心震えるストーリー。
作家さんの美麗なイラストも作品の雰囲気に…

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