久我有加さんのレビュー一覧

月よ笑ってくれ 月も星もない2 小説

久我有加  金ひかる 

漫才ブームの栄枯盛衰

「月も星もない」の続編です。
パイロットランプは、全漫優勝後売れっ子になり、深夜TVでやっていたネタ番組もゴールデンに移動となり、張り切ってネタ作り、収録をしている最中に…

芸人の浮き沈み、それをも凌駕する、漫才ブームそのものの終焉、と
先行きに対するお互いの意見の食い違いから、すれ違いはじめる二人。
互いに別の人間に癒しを求めて、恋人としての別れを決心するのですが、

前作という…

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月も星もない 小説

久我有加  金ひかる 

漫才師シリーズです

お笑い界を舞台にした作品です。
「なんでやねん!」の「バンデージ」の二人は34歳、売れっ子漫才師の地位を確立しています。
この作品の主人公・城坂は、そんなバンデージに憧れている24歳。
高校時代からの相方・棚瀬にいきなりコンビ解消、というか、漫才をやめると一方的に告げられて…というところから、物語は始まります。
表題作は、コンビ解消を告げられ傷心の城坂と、同じように相方と別れたばかりの秀永…

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何でやねん!(2) 小説

久我有加  山田ユギ 

大人編

1で漫才を職業としてずっと続けていく決意をした二人。
この2巻は、そんな二人のその後編。
高校卒業して、鳴かず飛ばずの3年を経て、TVドラマをきっかけに全国区へと徐々にステップを登りかけている9年目。
ようやくゴールデンに冠番組を持つチャンスが巡ってきたのだが、、、
ここでまた、相川のトラウマが、、、

相方と恋人
相川は土屋にとって良い相方であろうとするあまり、自分を見失っていきま…

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何でやねん!(1) 小説

久我有加  山田ユギ 

大阪弁だからこそ

幼稚園の頃から、将来の夢はただ一つ
「夫婦漫才!」
の土屋と、
そんな土屋に、なぜか一目惚れされてしまった、笑い嫌い相川。
お話は、この二人が、それぞれ過去のトラウマを乗り越えて、
漫才の相方として、
恋愛の対象として、
結びつく。
そんな直球青春ストーリー。

この第1巻に書かれているは、高校入学して二人が出会い、漫才の相方となり、そして、進路として、はっきり漫才を職業に思い…

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落花の雪に踏み迷う 小説

久我有加  門地かおり 

門地さん表紙買いシリーズ

表紙買いなので、作者さんとは、多分初お目見え。
この作品は、アタリ、でした。

花街もののようでいて、でも表紙の、受けらしい子は目力の強い着流し姿。
タイトルと粗筋から想像する子と、この毅然と立っている子はちょっとそぐわないようです。
そして、この表紙の二人の絵姿こそが、この本の本質なのでした。
読み終わって、こうしてつくづくと表紙を眺めてみれば、すごく腑に落ちる、大納得な表紙絵なので…

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君を抱いて昼夜に恋す 小説

久我有加  麻々原絵里依 

ストーリーに萌える!挿絵で眼福!買って損なしでした!

博徒×彫師

時代ものBL。


「どないすんねん。抱くか、彫るか」


ハードな過去を背負う八束(受)の、強さを秘めた艶やかさがたまりません!

彫り師としての欲求と葛藤がぐいぐいとストーリーに引き込みます。

私はヤクザものはあまり好きではないのですが、これに関しては興味深く読みました。


博打を生業にする昔ながらのヤクザ。
廓の女達。
その時代での彫り師の…

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無敵の探偵 小説

久我有加  蔵王大志 

二人は探偵!!

 表紙の涼がかっこいくて好きだったので買ってみました★
 この二人の関係はなんだろう?
 高校時代、すかした永人の気をひこうとなんにでも張り合い本気を出させようとしていた涼。それを嫌っていた永人はしだいに涼を避けるように・・
このときの涼はチンピラっぽい。すぐふっかけていく感じがね。

 月日は流れ、永人が探偵事務所で働いているところにアルバイトで入ってきたのは高校のときに意図知れず犬猿…

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明日、恋におちるはず 小説

久我有加    一之瀬綾子 

ヤンデレギリギリw

いや、完璧ヤンデレか。。。w

幼い頃から懐いてくれてた幼馴染みの受け・夏海が
母親を亡くした事をキッカケに
ずっと夏海の側に居る、と決め
なにくれと世話を焼くようになった攻め・創吾。
そんな二人の、砂どころか砂糖吐くような激甘青春ラブストーリーなんですが。。。

創吾の夏海への執着があまりにも度を過ぎていて
ほぼストーカーか??と思うような行動を取るんですよ~。
つか、そこま…

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恋は愚かというけれど 小説

久我有加  RURU 

再読率、高いです

攻・進藤貴之 大学1年 
受・皆内謙人 大学2年
同じサークルの先輩後輩ですが、進藤は1浪ですので同い年です。

新入生勧誘でトラブっていた進藤たちに助け舟を出した皆内。
「見た目も性格もめっちゃ好みのタイプ」と惚れてしまいますが、相手がノンケなのはわかりきっているので気持ちを封印。
その進藤が皆内のサークルに入り、偶然にも同じマンションに引っ越してきたことを知って、片思いの気持ちを抱…

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明日、恋におちるはず 小説

久我有加    一之瀬綾子 

うう…こんな付き合い方はウザい…

ここまで四六時中一緒にいるベタベタな付き合いは、微笑ましいというよりも、「ウザいなー、世間狭くなりすぎやろー」と思ってしまう。
感想はひたすら↑これ↑に尽きます。

幼馴染みで、ずっと一緒で、付き合うようになる…というお話。
受けが攻めにやいたやきもちも、誤解から生じてるのが見え見えすぎて、ビミョーに萎えました。
アップルパイを床に落としたところとか、反応が子供っぽすぎてモニョモニョしてしまった。…

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