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久我有加 草間さかえ
M
ネタバレ
芸人になる夢を捨て、郷里の温泉街で働く隼斗のもとに、元マネージャーの時田が現れた。 隼人に向かって「迎えに来た」と言った彼は、隼人に新しくできる劇場の専属の漫才作家になってほしいという。 隼斗はその申し出を、一度は捨てた夢だから、と即答で断るけれど、時田はそんな隼斗を諦められないと言い、温泉街にとどまった。 そのことから、隼斗が必死になって封じてきた、お笑いへの熱い思いも、時田への密…
久我有加 志水ゆき
marun
昭和初期が舞台で漫才が出初めの頃のお話で、呉服屋の三男坊で落語家志望で 前座を務めるまでなっていた受け様が師匠や、演芸場主人で攻め様に落語から 漫才に転向しろと言われ、落語よりも格下に思われている芸の道に入っていく話です。 小説Dear+の冬号に掲載され、その前も芸人シリーズでのお話で、今回が漫才。 時代背景も…
snowblack
時は昭和初期、漫才の黎明期。 老舗の三男坊の文彦、藝名もずは、ようやく中座に上がり落語家の端くれとなったが なかなか笑いを取ることができず、芸がどんどん萎縮してしまっていた。 そんな時、席亭(寄席の主人)である瀬島から万歳(まんざい)への転向を勧められる。 当時万歳は、落語より格下の色物と見られていた。 文彦は落胆し抵抗しながらも、やがて時代の求める新しい藝・万歳の道を歩み出す… …
hiroe
舞台は万歳黎明期の昭和初期。 落語家をやめ万歳師への道を歩むことになったもずと、影になり日向になり文彦を支える興行主の瀬島の、物語。 えっちシーンはついでのよう(ちゃんとエロいですが)に思えるくらい、もずが万歳師として成功していく王道展開が面白かったです。 BL的には、ノスタルジックな上下関係が好きな方にオススメします。 時代背景を活かした内容も良かったですが、時代設定に合わせた表…
久我有加 陵クミコ
家族を相次いでなくし、残った闇金融への借金のカタに ヤクザの息のかかった探偵事務所でただ働きさせられている亮介。 自分が直接手を下す訳ではないけど、後味の悪い仕事も少なくない。 そんな日々の中、調査のマルタイ(対象者)として小学校の同級生アリトモに再会するが、 ヤクザ絡みの事務所に舞い込む依頼なんて、碌なもんじゃないに決まっている… 身分を隠して接触していくうちに、アリトモに会えることが…
読み終わるとほんわかしてくるような作品なのですが、内容や設定はシリアスと スリリングな展開でもあり、人の弱さと忘れられない思い出をうまくミックスして 読み応えのある作品になっていました。 それに・・・個人的な気持ちとしては標準語のストーリーは読みやすかった(笑) 関西弁が嫌いと言う事は全然無いし、学生時代は4年間大阪に住んでいたので 馴染み深いのですが、なんと言うか独特の地域性が感じられ…
久我有加 阿部あかね
雀影
と、 私は思ってしまったわけですが。 この作品、イラストが阿部あかねさんだって言うのがすごくヒット。 同じような体格で、同じようにいなかの高校でサッカー部の主将を経験して、タイプは違うけど、どちらもイケメン。 そんな二人が、お互いに好きあっていたと知った時、自分が攻めだと信じて疑っていなかったから、さあどうしましょう? 阿部さんの描く二人は、かわいいとか、色っぽいとは無縁な男…
茶鬼
最近はあらすじも見ずにぶっつけ本番みたいに本に挑むことが多くなったために、物語の意外性とかドキワク感が増したような気がする自分ですw この本もまた、それを充分に満たしてくれる作品で、更に番外編においてもビックリ!!なものに、非常に満足感を覚えました。 やっぱり萌え属性とかそんなじゃなくて、二人の結びつきとか展開とかそんなものに惹かれます。 家族でやっていた水産加工工場が、父親が病気に倒れ…
久我有加 楢崎ねねこ
はじめはじめ
おおっ久我先生がアイドル!? 変化球で攻めてきたか? と思いきや、やはりいつもの久我作品でした(笑) このお話の萌えツボはズバリ、卵茹で機です。 これが良い場面で出てくるのです。癒しの小道具ですね。 攻めの映一は、かまって欲しい病の大きな子供。どれだけ我が侭を許してくれるかで、相手の愛情をはかる困った奴。 対する受けの雄大は、文句を言いながらも我が侭を受け入れてしまう、まさにオカンです。 …
居酒屋でバイトをしているところを、トップアイドル・鷲津映一のマネージャーとしてスカウトされて以来、彼に振り回されっぱなしの雄大。 実は、映一は相当なワガママで、年上の雄大を呼び捨てにし、「あれが食べたいお前が作れ」と言いたい放題。 ところが、彼の才能は素人目に見ても、本物で悔しいけれどカッコよくて、ついつい雄大でさえも見とれてしまうことが多々。 文句を言いつつも、世話を焼いていた雄大…