久我有加さんのレビュー一覧

隣人はドアを叩く コミック

久我有加  麻生海 

久我さんのイメージ通り

初めてのオリジナル作品を先に読んで、好きになった麻生さん。
原作のある作品も読ませていただきました。
久我さんの漫才師シリーズは読んだことがないのですが、それとはまた別のお話なのかな?
ピン芸人とリーマンという、接点のなさげな二人がたまたまお隣同士で、という内容ですが、ほんわかしてますな~。
リーマンの戸並君がカワイコタンですが、芸人の功平さんともなんだか普通のお付き合いで色気を感じず。

0

君を抱いて昼夜に恋す 小説

久我有加  麻々原絵里依 

関西弁…!


大好きな麻々原先生がイラストを担当されているということで手にとった本書ですが…
久々に神作品に巡り会えました(;∇;)/~~炫

時代モノ、更に関西弁、そしてそして博徒×彫り師……
なんという萌え要素満点な…!と読む前からテンションハイでしたが。

もう最高でした!!!

初めて自ら彫りたいと思える相手に出会えた彫師の八束
しかしその男・源太には「綺麗なだけで情がない」と師匠に評された自分の腕前...

5

青空へ飛べ 小説

久我有加  高城たくみ 

野球選手!!派手なお話かと思いきや地味なお話でした。

とても良かったです。素敵なお話♪
久我さんがあとがきにもすこし触れられていますが、野球選手のお話なのに、地味でした(笑)
私は野球に詳しくなくて、あらすじの『トライアウト』という意味を全然知らなくて、プロ野球選手と書いてあったのでかなり購入に躊躇したんですけど、久我さんだから・・・、と購入したのですが、この本を読んで初めて知りました♪
でも、購入して良かったです!受けの内面が良く書かれていて…

4

青い鳥になりたい 小説

久我有加  富士山ひょうた 

寡黙な攻め様も良いです

「不実な男」の番外篇になる作品だそうです。
今回のディアプラスのお題は人でなしの恋だったそうですが
作家さんがそのお題に萌えを感じなくてってお話でしたが・・・
BL的な人でなしって考えると今までとは違ったイメージかな。
今回のお話では、その人でなしが受け様なんだろうと思いますが
切なくも意地っ張りな「人でなし」さんでした。
自分が幸せになれないから他人の心を弄んで憂さ晴らしをする。

1

簡単で散漫なキス 小説

久我有加  高久尚子 

片方、関西弁って

久我先生の本だから購入。
表紙イラストは線が細いなぁ、くらいの感想でしたが。

これが高久センセのイラスト買いの始まりになっちゃいました。

久我先生特有の関西弁が受だけって。
受が年上で攻の好きな義兄さんそっくりの声って「おお!」だし。
そもそも双方好きな人が別でHのみの関係って。
そそるシチュがオンパレード。
でも詰め込み感が無し。

受には長い間付き合ってる恋人がいて。…

4

いつかお姫様が 小説

久我有加  山中ヒコ 

お伽話の世界

ここのレビューを読んで心の準備ができたからなのか、割りきって素直に楽しめました。というよりも、初対面から受けがありえないくらいに攻めにメロメロでもうかわいくてしょうがなかったんです。

まず、この作品を楽しめるのに欠かせないのは山中さんのイラストだと思います。作中で受けは外見はごっつオトコマエ、肌は浅黒い、性格は三枚目と書かれています。ガテン系に描かれてもおかしくはないが、攻めが「かわいい」と…

4

青空へ飛べ 小説

久我有加  高城たくみ 

野球物

高校野球、夏の地方大会がそろそろ始まる時期になりました。

これは、高校野球児達の、挫折と再生のお話。

高校生が卒業後、プロの選手になって、脚光を浴びてスターになって、そこから落ちて戦力外通告されて、その間3年。

高校生が卒業後、普通に現役で大学に行って、特に何かに打ち込むこともなくなんとなく大学生生活を送って、まわりに流されるように就職活動を始めて、それも3年。

もう、この…

2

不実な男 小説

久我有加  富士山ひょうた 

関西弁萌~

方言BL自体が好きなんですが、やっぱ関西弁はするっと読めるというか口当たりが良いですなー。
自分が方言とは無縁なので余計に方言に魅かれるのかも。

ゲイの劇団員・禄朗[攻]と公務員・伸彦[受]
どちらも関西弁なので交わされる会話のテンポも読んでいて気持ちが良いです。
伸彦は、恋愛体質の両親の元で育ったにも関わらず恋愛の出来ない男で、その事で自分が欠陥のある人間ではないかと悩んでます。

1

あどけない熱 小説

久我有加  樹要 

少年の10年愛

久我さんで標準語は珍しいなーと思ってたらなんとこれが初オール標準語作品だったんですな、地味にびっくりだ。

14歳で両親に勉強ばかりを強いられてる14歳の聖[攻]は、公園で黄色い鉢植えを見掛けます。
その持ち主はカイネという5歳年上の青年の物で、カイネの頼みで聖はその花を持ち帰り、その花の写真を撮ってカイネに渡すのです。
一緒にラーメンを食べたり、コロッケを買い食いしたりとそんな短い時間の…

5

簡単で散漫なキス 小説

久我有加  高久尚子 

セフレな関係

初っぱなからセックスシーンで始まります。
久我さん作品では珍しい導入部分に先ず興味を魅かれ、後は定番の、だけれどやはり鉄板モノ萌の関西弁(今回は受の穂積のみ)ですよ。
周平[攻]にも穂積[受]は完全にセフレの関係で、お互いに他に好きな相手が居る。
周平は義兄への告げる事の出来ない想いを抱えていて、穂積は恋人の男がろくでなしで女と二股を掛けられている。
そんな2人がお互いの欲望を満たす為に割…

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