久我有加さんのレビュー一覧

初恋列車 小説

久我有加  麻々原絵里依 

華道家元の御曹司 × 鉄道オタク

筋金入りの鉄道オタクの白瀬紬(受け)は大学進学に伴い大阪から元々住んでいた東京の祖母の家に戻ってきました。
華道の師範の祖母に連れられて行った展覧会で知り合った華道家元の次男貫洞雪輪(攻め)とは幼稚園からの付き合いで、引っ越ししてからも文通したり、長い休みには乗り鉄の紬に付き合って鉄道での旅をしたり付き合いが続いていました。
鉄道には全く興味ないようなのにいつもにこにこと付き合ってくれる雪輪に…

1

青空へ飛べ 小説

久我有加  高城たくみ 

地味だけど、読み返したくなるのは鶏飯化した所以か

プロ野球選手(関西弁)✕大学生(標準語)

あらすじは他の方々が書いてくださっているので、省略します。

何故か何故か、好きなんですよね。気づいたら読み返しています。
それはさながらスルメのように。

一緒に鍋を食べるシーンからの、玄関先でのキス、そしてそのままベッドへ……。
BLあるあるな、初めてでいきなり本番! にはならず、あくまでいじり合いで終わるのもいいですな。
たいそう…

3

短いゆびきり 小説

久我有加  奥田七緒 

守りたい、このひとを

久我有加さんといえば関西弁。本作もガッツリです。そして。

ザ・年下攻め。(8才差)
ザ・ワンコ攻め。
ザ・幼馴染。
ザ・両片想い。

このへんにピピッときたら是非是非。

12年前、9才の男の子とのゆびきりの約束、からはじまる物語。
あの時9才だった子・昇は、今21才の、強面の、180センチ超えの青年となって敬祐の前に現れた。
子供の頃から自分に懐いていた昇のワンコぶりは今…

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初恋列車 小説

久我有加  麻々原絵里依 

初恋は続くよどこまでも

華道界の王子様(標準語)×地味な鉄道オタク(標準語ときどき関西弁)
受け視点で物語は進みます。

*****

紬(つむぎ:受け)は初言葉が新幹線の名前だったというほどの年季の入った鉄道オタク。
いっぽう、雪輪(ゆきわ:攻め)は華道界の家元の息子で、外見や中身も王子様。
まったく接点の無いはずの二人は、紬の祖母が同じ流派の師範を務めることもあって、お互いが五歳の時に華道の展覧会で出会…

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初恋列車 コミコミスタジオ限定ペーパー グッズ

何よりかっこいいのは

本編その後の話です。

簡単なあらすじ。

*****

付き合うようになってから約半年後。
着物姿で花を生ける雪輪(ゆきわ:攻め)を見つめる紬(つむぎ:受け)。
初めて華道家としての雪輪の姿を目の前にして、この半年間の出来事を思い出しながら、その姿に見惚れる紬。

「綺麗でかっこいい」

との感想を告げるが、実は紬が言ったのは華ではなく雪輪の事で……。

*****

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汽車よゆけ、恋の路 ~明治鉄道浪漫抄~ 小説

久我有加  夏珂 

ファンタジー小説としては、凄く面白かった!

ここが「ちるちる」という腐女子のためのサイトと思うと、この評価。

俊次は凛々しく強く、頭が良くてさらに可愛い所も持ちあわせている。
鷹男も、実にいい男である。

それなのに、私的にはどうも萌えない。
作者の熱意と下調べの凄さに圧倒されるし、
最後まで一気に読んでしまった程に、ストーリーもとても面白い。
だからこそ、「これって別にBLにしなくても、充分面白いのに」と思ってしまった。…

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初恋列車 小説

久我有加  麻々原絵里依 

花オタと鉄オタ

華道の家元の息子で、新進気鋭のフラワーアーティストの攻めと、鉄道オタクでごく普通の大学生受けの、幼なじみ同い年カップルのお話です。

それぞれが5歳の時に出会ってから、18歳の今まで、家柄も趣味もまったく違うのに、交流を続けてきた受けと攻め。受けの視点のお話で、受けは何で鉄道のことしか喋らない自分とずっと仲良くしてくれているんだろう、と腑に落ちない気持ち。鉄道仲間と喋ってる方が楽しいと思ってい…

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隣人はドアを叩く コミック

久我有加  麻生海 

オール関西弁

原作は、関西弁が印象深い小説や芸能の世界をいくつも書いて下さっている久我有加さん。
私も久我さん作品を何点か読んでファンですので、本作は「久我さん作品の漫画化」というイメージで読み進めました。
実際読んでみると、地の文の多い小説とは違って文章がオール関西弁なのが新鮮です。
CPはアパートの隣人で知り合ったピン芸人さんの向内功平とリーマンの戸並。
戸並はどちらかというとネガティブ思考系だけど…

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汽車よゆけ、恋の路 ~明治鉄道浪漫抄~ 小説

久我有加  夏珂 

BL版もの○け姫

面白かったです!表紙の地味な印象を裏切って!(すいません・・)
印象は私もジ○リ作品ですが、もの○け姫を連想しました。
怒るとか祟るシーンは、多分映像でみたら寒気でそうなぐらい怖い印象ですが
攻め、受けがめっちゃ面白い&大好きな性格で、勧善懲悪ではないですが
読後感がとてもよかったです。
関西弁満載なので、関西弁を文字列で読むのはツライ という方には、
難しいかも・・
あと色っぽいシ…

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あの日の君と、今日の僕 小説

久我有加  左京亜也 

ヘタレなイケメン攻めと男前な受け


表題作+小編1の二本立てです。

「あの日の君と、今日の僕」
健吾視点

局ディレクターの築島健吾(受け)はバラエティーばかりを担当していたのですが、初めてドキュメンタリーのディレクションをすることになります。
一緒に仕事をすることになった制作会社のディレクターの渋川幹人(攻め)は高校の卒業式の日に自分に告白してきた相手でした。過去の告白を謝罪し忘れてほしいと言われるのですが、言っ…

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