久我有加さんのレビュー一覧

幸せならいいじゃない 小説

久我有加  おおや和美 

これは確実に『幸せ製造本』

『幸せならいいじゃない』『愛されてるならいいじゃない』『愛してるならいいじゃない』
いいよ。
いいですよ。
っもう~っ!砂を吐く位、ラブラブだなぁ。

送信前にレビューを読み直していつも「我ながら諄くて暑苦しい」と思うのですけれど、このお話はそんなことをやりたくない。
諄かったり、暑苦しいのは似合わない。

ふわふわしていて、
ピンクやサックスみたいなパステルカラーに溢れていて、…

3

若様のヨメ 小説

久我有加  麻々原絵里依 

男前なヨメ

「花嫁モノ」って受けが女性っぽい・家庭的なイメージがあったのですが、この作品の受けは男前でした。攻めと体格差はあるのですが、チワワが歯向かうような可愛らしさでもなく、ツンデレというのでなく、「僕にはその気がないから」という風のスパッとした断りが心地良かったです。

光(受)の視点でストーリーは進んでいき、小学校時代の「嫁になれ」発言から始まり、十二年後の再会ではもう「俺の嫁」で認知されているの…

4

幸せならいいじゃない 小説

久我有加  おおや和美 

海外のクッキーを食べてるような甘さですっ!

本当は間違いなく神作品なんです。
でもでもどうしても評価を落としたくなってしまいました。
いや、だって、二人があまりにも甘々でラブラブでなんか悔しかったからです。悔しいのに、読みながら癒されるし和むし、ナニコレ(♡)状態になる作品でした。

受けの直登は間違いなく美人受けじゃないのかな?って思いました。攻めのヨシ君に対する感情表現はめちゃくちゃ可愛くてキュンキュンします。直登じゃなくたって…

5

君を抱いて昼夜に恋す 小説

久我有加  麻々原絵里依 

大阪言葉の艶に撃ち抜かれる。

関西の方がどう感じるか分かりませんが、ずっと関東住まいの私としてはものすごく色っぽく感じる言葉でした。
作者の後書きにもありましたが、物語が大正時代の大阪のため出来るだけ古い言葉を使用した、と。
おそらく実際に耳にしても色気を感じる台詞回しだと思うのですが、字面も大変艶っぽくて!
受けの八束が「弄て、弄て・・・・・・」と言うシーンがあるのですが、読みは「いろて」です。
なにこのインパクト!…

1

月よ笑ってくれ 月も星もない2 小説

久我有加  金ひかる 

バンテージに会いたくて

バンテージの2人が登場するというので、購入しました。

コンビ結成から24年ということで、2人は39歳。芸能界でしっかりとした基盤を築いて、コンビとしてもピンとしても活躍してました。

ハル目線なので、甘々な2人は読めませんが、2人が相方として、そして恋人として歩いてきた道を、少しだけ垣間見ることが出来ます。

そして今回主役のパイロットランプ。
前作は読んでないのですが、すでに相方…

2

若様のヨメ 小説

久我有加  麻々原絵里依 

性格合わない人間だっているさ

割と好きな方に入る作家さんなのですが、こちらは単純に合いませんでした。
理由は登場人物の性格が合わなかった、これに尽きます。

攻めは異常にポジティブシンキングで、話が通じず意思疎通が出来ないレベルはちょっと勘弁。受けは人の気持ちだけじゃなく自分の気持ちにすら鈍感で、前に他のレビューでも書いたんですが鈍感な人はそもそも嫌いなのです。
攻めも受けも全部嫌な訳では無い。長所はもちろんあるし、尊…

1

鬼神様はパフェの虜につき 小説

久我有加  麻々原絵里依 

桔梗丸が素敵すぎる

美しいもの、おいしいもの好きが悪者な訳が無い。
そんな、甘くてエロい和風ファンタジーでした。
最近はファンタジー=オメガバース或いは、ケモ耳人外的な所があって、この作品のように、過去に鬼として封じられていた者が現代社会に現れて、、、みたいな、古典的というか、王道というか、時空超越設定の作品って、逆に新鮮でした。
久我先生の本は新刊が出れば作家買いしていますが、私が久我作品を好きな点として、受…

2

鬼神様はパフェの虜につき 小説

久我有加  麻々原絵里依 

美しいパフェが印象的です



甘いもの、美しいもの、かわいいものが好きな大学生の永山慶太(受け)は友人がオーナーをしているカフェでバイトをし、パフェ作りを担当しています。
ある日、直垂を着た男が刀片手に店に乱入してきて慶太に襲い掛からろうとします。よくよく聞くと、慶太を鈴鹿御前という女性と勘違いしているらしいのです
が、怒りに我を忘れている男は話を聞いてくれません。が、たまたま作っていた新作のパフェを食べてたいそう…

2

鬼神様はパフェの虜につき 小説

久我有加  麻々原絵里依 

スイーツのご準備を

麻々原先生のコミカル表紙に惹かれて購入。鬼神様が超可愛かったのですが、あと一押しか二押し欲しかったなと思ったので萌2よりですが萌としました。本編のみ200Pほど+先生のあとがきで、やや甘めの和風ファンタジーと感じました。

お話は慶太が、友人がオーナーシェフであるカフェで、幸せいっぱいにパフェを作りお客様に届けているシーンから始まります。スレンダー美人である慶太は、性格や趣味まで女っぽいと思わ…

2

鬼神様はパフェの虜につき 小説

久我有加  麻々原絵里依 

久我さんのお話ってイメージよりもエロいですよね

美丈夫の鬼神さまが甘党で、パフェを「ぱふぇ」と発音するのがやたらツボに填ってしまった本作。肝心のお話を追うのがおろそかになるほど「ぱふぇ」という記述がある度にキュンキュンしてしまいました。

美しい顔立ちの長山慶太は、剣術を習い、顔は黒縁メガネで覆って、甘いものや綺麗なもの、可愛いものが大好きなのを必死に隠しています。バイト先のカフェで大人気のパフェを考案するのは慶太の役目で、作ったパフェに自…

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