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17/57(合計:563件)
久我有加 北沢きょう
fandesu
ネタバレ
久我さんの落語家シリーズです。 今回も現代もの。 おまけに落語家同士ではなく落語家×幇間(太鼓持ち)なんです。 「シリーズも長くなると色々と出してくるなぁ……凄いなぁ」と思います。 今回は上方落語と江戸落語の違いについても何度も出て来るんですよ。上方落語はあまり馴染みがないものですから大変勉強になりました。初蝉(守博)は『江戸落語だったら大物になるパターン』の人なんですよねぇ。だから高座で…
久我有加 金ひかる
フランク
ファンタジーだけど、地に足が着いてて作家さんらしい作品だなぁと思いました。 最新号の小説charaに、作家さん直筆インタビューが掲載されているんだけど、「自分の作風を一言で言うと?」という質問に久我さんは「地味」と一言答えていらっしゃるんですね。 読んでて思わず吹いてしまったのだけど。 この作品も山神様×人間という組み合わせで、何も知らずに受けがうっかり攻めの耳を触ったら「耳を触ったから…
久我有加 麻々原絵里依
165
コンパクトにまとめられてますね。もっとたっぷり読みたいな。 桔梗丸があんなに怨みを持って蘇ったのに慶太のぱふぇにあっさり懐柔されて…。 慶太に付きっきりで鈴鹿御前じゃないかと見張って確かめたり、違うとわかってもそばを離れなくて。 不可思議な力で洋服をまといモデルか?な男前で。 慶太も桔梗丸に可愛いと言われたり、好きなものは好きでいいじゃないかと言ってもらえたり、素の自分を認めて好き…
久我有加 おおや和美
このお話を読んで幸せです!ありがとうございます! なかなか途中までは休憩を挟みながらしか読めなかったのですが後は一気に読みました。 はぁ、なんて甘くて可愛くて幸せなカップルでしょう。お互い初めてこんなに好きな人ができて、こんなに気持ちいいセックスも初めてで。 お互いが好きで好きで仕方ない二人ですね。 前半は受け視点でバリタチの受けがネコをする覚悟を決めて無事に結ばれるまで。…
雀影
久我先生の芸人シリーズ、落語家さん編です。 今回は、地味でちょっと伸び悩んでいる若手落語家さんと、京都の花街の置屋に籍を置く関西でただ一人の幇間のお話。 色っぽい年上の受けと、ヘタレわんこな攻めが、体の関係先行であれこれするお話なのですが、、、。 時間軸では「酸いも甘いも恋のうち」の真遊と小藤がくっついたちょっと後、スマホも登場する、ほぼ現在、「酸いも~」の二人もちょっと登場しますが、そちら…
しろたん9610
芸人シリーズの一つだけど、他が未読でも読める作品。 タイトルの「七日七夜」とは、祇園祭の無言詣の七日間のことだそう。花街の女性がこの期間、四条御旅所に欠かさず参拝するという風習で、お参りをしているその間、誰とも口を聞かなければ願いが叶うとか。 守博は年に一度しかないその無言詣で、叶うはずのない恋を叶えようとしていた弥助の邪魔をしてしまい、怒らせてしまう。 そこから弥助のセフレや片想いの相手の…
久我有加 小椋ムク
ふばば
久我有加先生おなじみの「芸人」シリーズ作品。 と言っても続き物でもスピンオフでもなく、大学の落研が舞台の青春ものと言えます。 主人公は大学の新入生・十亀卓人。 特に趣味もなく人見知りな卓人だけど、着物姿の男前・元宮に声をかけられ、流れで落語研究会に入部することになる… この元宮が、もうはじめっから卓人に優しくて優しくて。 卓人の方もいつも優しくしてくれる元宮に惹かれていくんだけど、誰とも…
なんて爽やかな! そんでもって初々しい。そして男らしい。 明治の全寮制高等学校、それも新設ベースボール部を舞台にしたお話ですが、ベースボールだけに「ストレート、直球ど真ん中!」で、素直に楽しめました。 『寮生諸君!』の主人公は庄野、 『チームメイト諸君!』の主人公は朝妻、という構成が面白かったです。 武芸に優れていて正義感の強い庄野は、弱い者いじめをしていた元上士の息子5人を殴り飛ば…
久我有加 志水ゆき
なかなか笑いをとれず伸び悩んでいた落語家が、席亭に万歳(昔はこういう字だったんですね…)への転向を命じられ、紆余曲折を経て、漫才師として才能を開花させるまでのサクセスストーリー。 私は久我先生の関西弁キャラがすごく好きで、これはもう、自分が萌え転がるだろうことがわかっていて読んだのだけど、期待通り。堪能した。 関西弁での情事のシーンって、なぜこんなに色っぽくて艶っぽいのか。自分が関西圏の人…
あーちゃん2016
久しぶりに久我先生の芸人シリーズ!めっちゃ良かった・・・京都花街を舞台に落語家と太鼓持ちのしっとり恋話で、「雑誌掲載分150pほど(攻め視点)+その1年後の受け視点のお話80pほど+あとがき」です。関西弁読むのが大丈夫な方でしたら是非!久我先生の芸人もので「頬にしたたる・・」が神なので、それと比較すると萌2になりました。 落語家として独り立ちして3年目の守博(もりひろ)。地味な語りで今一つパ…