total review:280957today:16
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
12/54(合計:535件)
久我有加 榊空也
みざき
ネタバレ
この作品、好きです。 メインキャラクターも、周りの人々も、お話全体の雰囲気もすごくあたたかい。 久我先生の書かれる方言ものが大好きなのですが、今作も舞台が関西圏ということで魅力が倍増。 なんでやねん!系ではなく、丁寧な関西弁がお好きな方には特におすすめです。 嫌な人間が出て来ない、穏やかでじわじわと萌えるお話が読みたい方もぜひ。 田造市という、なんの変哲もないのどかな市。 地方設定…
雀影
関西圏のとある地方都市を舞台にした、ご当地アイドル奮闘記です。 久我先生の関西弁、やっぱり好き。 演芸史シリーズのちょっと古めかしい関西弁も好きだし、この作品のように現在時系の若い子が、関西弁で敬語を使うっていうのが特にツボ。 主人公の石山は、見た目は小動物系のぷるぷるキャラのようでいて、それでも市役所員としてちゃんと責任感を持ってお仕事しているところも好感度が高い。 石山視点の前半がとっ…
窓月
タイトルからはピンとこなかったけれど、今回はカンペキ帯買い。帯の惹句だけで勝手にストーリーを妄想して、何も知らずに読み始めるのが好きです。 カバーイラストからキラキラなアイドルを想像して、表紙をめくって口絵を見ると田んぼに立ってる… アイドルはアイドルでもご当地アイドルのお話でした。ストーリーも手堅くきっちりとリアリティがあって、過疎に悩む町vs観光業・地元産業に恵まれている隣町との構…
久我有加 イシノアヤ
フランク
漫才の相方に10年以上片思いし続けてるとか、あまりの年月の長さにクラっとなりました。 おまけに、全漫チャレンジは最低でも決勝戦まで残らないといけないと課せられて…… 受けの追い詰められぶりが読んでて辛い……。 これ、自分だったら胃がいくつあっても足りないだろうなぁ……。 攻めはなんか規格外の不思議男で、何を考えてるのか掴みづらく萌えにつながらなかった……。 芸人シリーズは、「…
久我有加 七瀬
ほくろの
受けの堂松くんが兎に角渋くてカッコイイんですよ。 かなりの売れっ子芸人なのですが、感覚が庶民(の関西人)。東京の一等地の高級マンションなんてありえへん、反面、後輩芸人にお祝い事があれば気前よく家電を贈る。しかも鼻にかけない。当たり前にやる。 かなり目上の先輩たちから可愛がられ、地元からも愛される。 実力派の売れっ子だけあって頭の回転が早いし、何より仕事に対する姿勢がかっこいい。 告白も男前…
夏蜜柑◯
あまりあらすじを読まずに購入したので普通のアイドルものかと思いきや、珍しいご当地アイドルものです! 久我先生は私の中で結構振り幅が大きい印象。前作の「君と狸と幸せごはん」はとても好きでしたが今作は…攻めが受けを好きになる過程が分かりにくかったのと、告白もいきなりで唐突感が否めません…。 今回も大阪が舞台なのかな?方言は好きなのでそこは久我先生の持ち味ですよね。受けの可愛い方言大変良かった!…
久我有加 カワイチハル
おラウ
ルビー文庫さんらしい、爽やかでドリームなお話でした。 あらすじです。 狸姿の神獣、鉄太郎さんのやや強引なお願いにより、スランプ中のイケメンセレブピアニスト泉水の食事係を任されることになった大学生の結希。最初はピリピリしていた泉水の態度も、祖父直伝の料理を振る舞い、ピアノを聞かせてもらううちに次第に親密な雰囲気へ。だけど、相手は超セレブ。パパラッチや元恋人のスーパーモデルも登場し、住む世界が…
モフモフタヌキが登場する、餌付け系、和風ふんわりファンタジーです。 淡路の国の芝右衛門様って、あの、海を渡って大阪は南に芝居を見に行く、あの、芝右衛門たぬきの事なのかな、 これって、関西の人にとっては基本教養なのかしら? それとも、大阪演芸史シリーズを書き続けている久我先生ならではの設定なのかしら。 何にしても、鉄太郎の古めかしい関西弁がかわいいです。 お話としては、鉄太郎がファンタジー…
久我有加 絵津鼓
実は途中まで無理にBLにしなくても良かったのでは……と思っていたんですね。 BLだから二人が恋に落ちて当然なんだけど、あまりにも攻めの置かれた立場がシリアスで理不尽でしかも現在進行形で救いがないので、恋愛どころじゃない……みたいな気分になってしまうというか。 だからエッチシーンもなんか浮いているというか、読むのがいたたまれなくて、流し読み……。 受けはノンケなんだけど、ノンケ君がこんな状…
fandesu
『ごはんもの』ジャンルど真ん中のお話でした。 このジャンルの王道らしく、Aくんが作った料理(それも主に家庭料理)がBくんの心の琴線に響く何かを持っているんです。響くのは、育つ過程での決定的な経験に関わっていたりするから。 ねぇ、お好きな方はこう聞いただけで「心騒ぐのでは?」と思うんですね。 ……実は私、このジャンルはそれほど得意ではないのです。 胃腸が弱いからなんでしょうかね? 久我…