相楽アベル
学生時代両想いだったのに、受けの榛臣に告白された時に攻めの夏生が怖気付いて断ってしまい、お互い長い間当時のことを引きずって過ごしてきた2人。再会して体の関係を持った時には、既に榛臣にはたくさんの男と寝た経験があって、夏生は心をかき乱されます。薄暗い闇の中で繋がるシーンが多いのがとても印象的でした。途中で夏生を牽制してきた猪塚は、榛臣に振られたらもっと悪質化しそうだったので、悪態1つで去っていった…
自分をジュエリーブランドのモデルに起用したカメラマンの奈木にいいように扱われている、大学生の雪弥。初心で人付き合いが苦手なのにどこか色気を感じさせる、そんな雪弥に惹かれてしまう同級生の拓海。爛れた関係と健全な関係という、対極的な2つの空間を行ったり来たりする展開が面白かったです。どちらかというと前者により惹かれる私は、奈木が穏やかな性格の裏にすごい執着を隠し持っていると思っていたので、彼が最後ま…