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3/3(合計:29件)
橘瑞樹(橘水樹) 櫻林子
かえっちょ
ネタバレ
装丁が素晴らしい『EINSTEIN』。 表紙が和紙である300頁を超える厚い本を在庫管理するのは大変だったのではないでしょうか。 発行順としては『SHAKESPEARE』が先ですが、話としてはこちらが先になります。 そしてとうとう出ましたオリキャラ。 大地やラビは最後に少し出る程度で、オリキャラ主となります。 今回は大地達のひとつ前の世代の魔道戦士達のストーリーです。 舞台が月…
『SHAKESPEARE』の下巻となります。 光と影とは表裏一体な存在であることを、二人の大地を用いて描いている傑作です。 コピーとして作られた大地が、大地であるが故の決断が哀しい。 では不幸せだったのかというと、そうとも言い切れないのですよね。 この件の説得力が圧倒的。 彼にとってラビが認めてくれたこの僅かな時間があったからこそ、"生きる"ことができた。 …
紫宸殿さんのグラン本も、この辺りからオリジナル設定度が高くなります。 裏設定が作り込まれているかなり気合いの入った本作。 今手にとっても状態は良いであろう重みのあるしっかりとした装丁で、タロットを題材にした表紙及び中表紙がまた素敵であります。 この表紙だけで評価するなら満点ですww 敵であるシャマンが炎の魔道戦士である大地のコピーを作るところから話は始まります。 大地の完璧なコピーで…
「運命の恋」というのはファンタジーものだからこそいえる言葉だなとしみじみ思います。日常の設定ではこの”運命”とする裏付けがどうしても弱くなってしまうと思いますので。 この商業誌版『C.DARWIN』1~3巻、元の”同人誌”の範疇とすれば傑作の域に行っております。 ちっとも”やおい”じゃないんですよね。彼らの思うようにならない感情を丁寧に綴られいるのです。 まるで「あらしのよるに」のよ…
さて商業誌版『C.DARWIN』2巻めです。 大地とラビの二人、あまりに育った環境が違うのでそう簡単には上手くいきません。 ラビは孤児としてずっと一人で生きてきたから、心に何重にもバリアを張らざるをえないのです。 自分がこれ以上傷つかないように先回りしようとするのが痛々しく、しかしそれこそがラビが一人で生きるためのに得た知恵だったのですよね。 それなのに大地はラビの心のバリアを壊そうと…
今となっては『魔道王グランゾート』を知る人は少ないと思いますが、この商業誌版の導入部にグランゾートの世界観を解説されているので、恐らく問題はないと思います。 低年齢層向けの異世界ファンタジー&ロボットアニメのパロディーですが、この『C.DARWIN』シリーズを始めとする紫宸殿さんのグランゾート本はかなり型破りなものとなっています。 商業誌化された1~3巻までは大地とラビの恋愛感情が…
滝井ルカ子 橘瑞樹(橘水樹) 櫻林子
snowmoonflower
攻めが普通にいい子です 強気な義妹や葵の超ブラコン兄貴といった脇役にも、もっと魅力があれば良かったと思います リストラされた元ホテルマンのおじさま・二階堂氏はユニークでいいキャラ設定だと思うのですが、あんまり出てこなかったですし…… エロはあってもなくてもいいタイプなのですが、この話では朝チュンでもいいから見たかったかな あ、件の兄貴のスピンオフはいいですw レーターさんは「優し…
橘盾
初作家・初出版社・初作画家さん。 表紙絵とタイトルとあらすじで、手に取った作品でした。 流して読んだので正確かどうか?攻めは受けより6~7才下です。 始まりは、弟がオーナーの人気ケーキ屋さんに、東京から無職となって帰ってきた不運男・美貴(よしたか)が暇でため息をつく所から。 幼なじみで弟嫁を絡めて、美貴が幼い頃からの不運話語りが20ページ強続きます。 今も人気店にも関わらずお客さんは…
津守時生 橘瑞樹(橘水樹) 櫻林子
雪兎
新装版の加藤絵理子さんの絵もお綺麗なのですが、やはり私はこちらの旧版の橘水樹さん&櫻林子さんの描かれたアーカンジェルやウランボルグに惚れているので、こちらでレビューを書かせていただきますね~。 ストーリーは最近では滅多にみられなくなった本格的ファンタジーです。 中世風ファンタジーで、ちょっと異世界スパイスが効いてます。 シリーズの2巻ぐらいまではゲームのRPGがベースになっている為、ちょ…