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橘紅緒 奈良千春
ココナッツ
ネタバレなしで書きたいと思います。 橘さんはかなり好きな作家さんで、ずっと新刊を待ち続けています。 こちらの作品も大好きです。 受けのカンナは遊び慣れた風を装い、内面へ誰も踏み込ませないように自衛する大学生。 好きだった大人の男が本気の恋なんて鼻で笑うタイプだったため、傷ついた過去がある。 攻めのチカは、来るものは拒まずといった誰にでも優しく恋人を欠かさない不思議な雰囲気の青年。…
橘紅緒 北畠あけ乃
橘さんは作家買いをするのですが、タイトルが何やら購入を躊躇わされますね(苦笑 でも中身はひじょうに良かったです。 しまい込んでありましたが、もっとはやくに読めば良かったです。 受けの彗は、その特殊な育ちが一因で渋々女装でモデルを引き受けさせられた16歳。 攻めは有名なカメラマン、静。 傲慢でいわゆる俺様的ですが、アーティストといった点ではありかなと。 彗は女性モデルのピンチ…
橘さんの作品中、最も好きです。 シリーズの一冊目も良いのですが、そこでも登場した寮長の姫城がかなりわたしの壷男子。 でもイラストの姫城はちょっと… 北畠さんのイラスト自体は美麗で好きですが…すみません脳内変換して読みました。 今回は寮長姫城×後輩三尾のカップル。 新入生をマンツーマンで二年生が面倒見るという設定で、三尾には姫城が。 攻めの姫城が「おいおい、あんたホントに中学生か…
snowblack
私立櫻丘学園寮シリーズ三作目。 「櫻丘寮の悪魔」と呼ばれる、美貌の松嶋理利(マサトシ)が主人公。 一作目は王子とツンデレ、二作目は健気で可愛い中学生の恋、そして三作目は…… 松嶋が主人公ならば、それはそれなりに痛くてドロドロだろうな、と予想はついたが その通りだった。 彼は一作目からすごく気になるキャラで、二作目でお気に入りキャラとなり、 そしてこの三作目で主人公。 …
ネタバレ
私立櫻丘学園寮シリーズ二作目。 一作目で、主人公烏丸旭の同室だったキュートな三尾が主人公。 三尾が中学に入学・入寮し、その担当上級生だった姫城と心が通いあうまで。 段々惹かれていく三尾の気持ちを分かっていながら、 突き放すわけではないけれど受け入れない姫城。 彼には彼の葛藤があり……。 後半の「恋煩い」は、姫城が高校に進学し 行き違いが起こる中、誤解が解けて身も心も結ばれるま…
静かだけれど熱く、比喩のセンスや雰囲気が独特な橘作品。 文章のある種の読みにくさや、はっきり書かれない部分もまた一興。 その作者のデビュー作で、三部作の第一作。 こんな高校生いるかぁ?と思いながらも、ファンタジックな世界に浸って読んだ。 台詞や細部にはリアリティがあるようにも感じるんだけれど、 でも根本が違うから、と思いながら。 舞台は、櫻丘学園という男子高校の学生寮。 高入…
橘紅緒 高星麻子
目下、ゆるやかに橘紅緒祭り継続中。 最初に名前を知ったのは『セブンデイズ』の原作だったが、 かの作品が好みではなくそのまま読まずにいたのだが、 小説を一作読んで嵌まった。 なんていうのか、ストーリーが、キャラクターが、という以前に 透明で浮遊感があってスタイリッシュな雰囲気が、好み。 好きな音楽を聴くように、読んでしまう感じ? 逆に言うと、このすかした感じが肌に合わない方には …
映画のような、というより 先鋭的でファッショナブルなPVのようか。 舞台は、茅ヶ崎の海の近くR134沿いにあるシェアハウス。 最初から疑問だったのは、この子達いったい何歳なんだろう?ということ。 由宇の年齢はもうすぐ14歳と出てくるが、 主人公二人やハウスに集う、大人なのか子どもなのか分からない エキセントリックな人々。 NY帰りのクリエーターと、モデルの話。 幼なじみの二…
橘紅緒 宝井理人
kirara
読み終わってまず思ったのが『2冊も必要か?』ということでした。中身はホントにないと感じましたね。 『ああ、こういうのを雰囲気なんとかっていうのかな・・・』と思ってしまいました。 ストーリーにもキャラクターにも、何の魅力も感じないままに終わってしまった感じです。 前巻でも書きましたが、宝井さんの絵(作画)がとてもよかったです。『絵』だけでも読む価値はあったかな、と思ってしまっ…
表紙イラストに惹かれて買ってしまいました・・・小説じゃなくても『イラスト買い』って言うんでしょうか。 もともと原作の橘さんは、何読んでも『う~ん』という感じなんですよね。 これも、内容はいったいなんなの!?というくらい『雰囲気のみ』で中身がないと思ってしまいました。 山も谷もない、ひたすら平坦なストーリー。私はもともと、起伏のない日常を描いた作品そのものは大好きなんですが、こ…