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17/22(合計:213件)
橘紅緒 高星麻子
藤棚
楽しみにしていた橘さんの新刊。 相変わらず静かで独特な雰囲気のお話でした。 同性の幼馴染に恋心を抱き、罪悪感に苛まれるものの、 思う気持ちを止められない梓朗。 成就する可能性のない恋心を胸に思い悩み、 恋人になれなくても、 相手の側に居られるだけでいいと思ってみても。 恋のライバル?の登場に苛立ち、そして……と 展開していく物語は、恋愛ものとしては王道というか。 古典…
橘紅緒 宝井理人
むつこ
なんかこう――萌えきることができないまま、あっさりと読了してしまいました。 読みやすいし面白いし、要所要所でキューンとさせられたんですが、全体的には印象が薄い感じでした。 二人とも、押しの弱さが焦れったいんだよー。 後日談となる一番最後の卒業式のお話はかなり好きでした。 階段のところに座りこんでしたキス、最高です。ああもう、私も生まれ変わって高校生になったら、階段のところでキスがしたいぜw あ…
当て馬?の紫乃がもう、 魅力なさすぎw まあ、BLに登場する当て馬の女の子はたいていウザいタイプなので、慣れてはいるんですが、ここまでウザ女にする必要があったのかなァ。 高評価で期待値を上げすぎたためか、そこまでは萌えることができなかったです。面白かったんですけどね。 先輩のほうは、「見た目と中身にギャップ」というわりには、作中の行動でギャップを感じなかった。ガサツというよりはむしろ乙女な思…
茶鬼
茅ヶ崎のR134沿いにあるシェアハウスの物語は、それこそ現実離れした世界の人間の溜まり場でした。 橘さんの淡々とした文体、頻繁に変わる目線、雰囲気とイメージ先行は、現実でありながら非現実の、まるで映画を見せられているかの如くです。 ふしだらな母親に育てられ捨てられたトラウマ持ちの麻也。 幼いころから一緒にいて、麻也の唯一だった梓朗。 梓朗のほうが一足先に大人な考え方をして、彼を守るため…
ひよこ
こちらで評価が高かったので。 1週間限定の恋人ごっこ。きゅんきゅんですよ~。1週間の話が季刊誌に3年かけて連載されてたという。 軽い気持ちでつきあうことになって、冗談だから本気にしてはいけないと戒めて、お互い探り合い、成就するまでの1週間って本当に長い。好きな人といるから時間が経つのが早いなんて、違う。心臓が震えて、一秒だって見逃したくなくて、心はあっという間に近付いていくのに、行動には表せな…
橘紅緒 北畠あけ乃
今回の主人公は、1作目・2作目で毒を吐きまくっていた問題児。 「櫻丘寮の悪魔」こと松嶋理利 (リリ)。 彼が主人公なら、あまあまな物語には到底ならないだとうと予想はしておりましたが。 思った以上に痛いお話しでした。 「姿形は天使だが、開いた口からは毒しか出てこない」松嶋が唯一、 心を傾け信頼しているのが、櫻丘寮の寮長を努める従兄の斎木志鶴。 志鶴は愛情を込めて、松嶋を「リリ」と…
かにゃこ
セブンデイズ 金曜日から日曜日のお話。 月曜日からはじまった“一週間だけの恋人ごっこ”残り3日で ふたりの恋は加速しましたね。 一週間ごとに恋人を変えるなんて なんて若者文化だ!けしからん!wと思うのですが 設定とは裏腹に中身は、かなり恋に奥手な男子ふたりの物語だなぁと。 “好き”だから“つきあう”じゃなくて “つきあう”が先なんだ! “恋人”っていうカタチから入って中身は…
モテモテノンケ高校生同士の “一週間だけの恋人ごっこ” このコミックには月曜日から木曜日の恋人ごっこの模様が 描かれていて金曜から日曜は次巻へつづく。 兄の恋人への横恋慕な想いをくすぶらせながら 兄の恋人以上に好きになれる相手を探す冬至。 月曜日に告白した相手と一週間だけつきあい日曜日には別れる そんな“一週間だけの恋人ごっこ”を繰り返すも 冬至のことを悪くいう女はひとりも…
「女装モデル」といういかにもBLファンタジーな設定に、 いくら華奢な少年とはいっても、無理があるんじゃないのか? と当初は思ったのですが。 それを不思議と違和感なく、すんなり読ませてくれます。 人物の心情や状況について詳細な説明がないので、 書き込み不足と言われてしまう場合もありますが。 私は想像をかき立てられ、グイグイと惹きこまれました。 面白かったのは、彗の目線で語られて…
久江羽
つまらなくはなかったのですが、どうにももどかしすぎて中立評価です。 前作を読んでから相当経っているので、1週間だけお付き合いというシチュエーションしか覚えていませんでした。 自分のブログで感想文を探してみたら、ドラマCDのものしか書いてなくて、挙句の果てにその感想すら去年の4月1日だったので、忘れていても仕方がないよね。 で、どうだったかといえば、んーそんなもんですか?という程度の展開で…