橘紅緒さんのレビュー一覧

Over The Rain 小説

橘紅緒  高星麻子 

これぞまさしくトラウマですね

やっと読み終わったって言うのが正直な感想かなぁ~
あらすじがなかったら前半で挫折しちゃうところです。
ラスト方面になって初めて全てが繋がってくるような
展開のストーリーなんですがそこまではう~んって
思いながら読まなくてならないんですよね。
このお話の受け様は簡単に言ったら心の病ですね。
それも単純なものではないくらい重いです。
自分の心を守るための精神的防衛本能の結果、記憶が無くな…

1

Over The Rain 小説

橘紅緒  高星麻子 

全てはラストに

「R134」以来の小説ですね。
よくも悪くもいつものスタイリッシュな橘さんです。
生活感のない主人公達、彼等の周囲の人々には陽がさんさんと照って時間が確かに流れて行っているのに、主人公にだけはその時間がゆっくりと流れて、まるでフィルターを通したような光と空気感が漂う。
今回は、主人公となる穂積が特に色々ワケアリの為に、それが特徴的に出ていました。
一度読んだだけだと、ちょっとかったるくなっ…

4

ラブシック 小説

橘紅緒  笹上 

乾いた文章

「唇で壊される。」が面白かったので他作品にも手を出してみましたのです。
数ある中から表紙が一番雰囲気のあったこの作品を選んでみました。

読み始めは、随分と乾いた文章を書く作家さんだなーという印象。
ともすれば読みにくさにも繋がるかもしれないけど、そこまで突き放した書き方ではないです。

ボーイズバーで働いている朗〔受〕の元に、かつて恋人だった男・万里〔攻〕が彼を指名してきます。
そ…

5

妓楼の戀水 小説

橘紅緒  宮城とおこ 

戀を知る。

表紙を見て男花魁的なお話なのかと思ってたら違いました。
遊廓で育った子と客としてやってきた男の恋物語。

廓で育った節(「みさお」と読む)は喜助と呼ばれる雑用係をする傍ら、その麗しさから舞を仕込まれ御座敷に上がることも。
別に遊女の格好をしているわけじゃないし、身を売るわけでもなく、舞の見栄えがいいようにと髪を少し伸ばしている程度。
後は上手くお客に媚を売ってお小遣いをもらったり。
そ…

4

セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

きゅんとくる

好きだからもっとアピールしたいのに、ガツガツいって大丈夫かな嫌われないかな…って遠慮して進展させられない二人がなんだかリアルです。
それでも二人は両想いなんですから、ちゃんと言葉に出せば伝わります。
1週間後改めて告白する弓弦の男前っぷりがすごい。
芹生は一生弓弦に振り回されると思います(笑)

最後に弓弦の卒業式が描かれていて、写真を撮る二人がとてもよかった。
写真を撮るだけであんな…

1

セブンデイズ MONDAY→THURSDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

すごく青春っぽい

手が触れあっただけでドキッとして、目が合うと赤くなる…なんていう青春!!
主人公二人とも若くて初々しい!!(笑)
ちょっとしたことで行き違ったり、勘違いして腹が立ったり…言葉が足りなくて悩んだり。
すごく青春という言葉が似合うまぶしい作品でした。
もしかしたらリアルタイムな学生さんが読むより、学生を終えられた方が読んだ方が妙に懐かしくてグッとくるかもしれません。

個人的にちょっと女々…

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セブンデイズ MONDAY→THURSDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

可愛くて幸せなキュン

本当に、この作品の全てがストライクなんです! 実は人生で初めて買った商業Blがこの作品で、それからいろいろ読んで今に至るわけですが、いまだにこれを越える作品には出会ってません! 可愛くて幸せなキュンが大好きな方にオススメです。

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妓楼の戀水 小説

橘紅緒  宮城とおこ 

遊郭という、狭い世界で繰り広げられる戀

ちょっと古い時代の物語を探していたのと、宮城とおこさんの表紙に目を奪われて読んでみました。

遊郭モノの小説は初めて読んだんですが、とても切なくて何度も涙してしまいました。
節は遊郭で生まれて、花魁だった母親が身請けされたためにその遊郭に残され育てられます。
両親の顔も知らず、遊郭からほとんど出たこともなく、幼い頃から姉女郎たちを見ているので、夢もなく・・・
18歳になるまで恋の一つもし…

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セブンデイズFRIDAY→SUNDAYドラマCD特典FUN BOOK グッズ

そして2年の

CD予約特典の小冊子。
サイバーさんの特典は基本的にはこの小冊子。
主演声優さんの収録後インタビューと、収録台本の抜粋。
別CDや別トラックのフリートークと違って、インタビューの受け答えを文章化した物だから、内容はどうしても硬めになる。

インタビュー参加者:中村悠一、福山潤
前作から2年経っているとゆう事で、今回の収録はどうだったかって、そんな話題がメイン。
前編の2年前の時点では…

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セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

真摯なせつなさ-2-

1週間の後半。
せつなさでドキドキしながら読めました。

2人の揺れる気持ちや不安な気持ちが
表情やいろいろな場面にあふれていて
入り込んでいけます。

全作の木曜までの内容はせつないながらも
重くなく読み進められたけど
やっぱり2冊目は・・・もうすぐ7日が終わる!と
思うとどう展開していくのか?の楽しみを
味わえながら読めます。

1冊ではなくて2冊というのも私ごのみw…

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