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キカ糸
みくにちゃん
ネタバレ
記憶はリセットされても好きという気持ちだけは鍵がかかった部屋にずっと残っていたなんて!先生天才!!!! ドール設定で忘れがちなんですが、そもそもみんな元々は人間なんですよね。だから、脳の中にはいろんな神秘の部分があって、すべてをコントロール仕切ることなど、到底できないと。そこをついて、コントロール範囲外の部分に、ドールとしての記憶ではなくてキルト自身の気持ち・記憶を残す、と。天才か?悩 …
もめんちゃんの先輩、キルトの過去の話。 デザインされた廃棄受精卵から生まれ、ラブドールになるよう教育されて、49歳のダンディーなセレブリーマンに買われ・・・が、思っていたのとは違う日々。 ラブドールとしてではなく、自分の欲望(フリルやリボンやハイヒール)を代わりに叶える“人形”としてキルトを買ったアシュウ。おだやかな二人の暮らし。その中で出逢ってしまった、アシュウの息子、まひる。 …
emimimi
人形型モノクロームにも出ていたキルトのお話。 前作の2人はほとんど出てきませんが、アンドロイドのお話。 単話で読んでましたが、コミックスにまとまって上下巻ですが、凄いボリュームです。長いお話だけれどもキルトのたどる運命がとても過酷で、途中は早く幸せにしてあげてと思うものの何故かいろんなトラブルに巻き込まれていくキルトが可哀想で、読むのにはかなり覚悟がいるかもしれません。 あまりにもいろんなこ…
湘子
真昼×キルト 虚しくて苦しい・・・感動的で愛おしい! 初期化されたキルト、 朝柊に諦められて、 愛を知った自分の過去や、 真昼に愛された記憶すら忘れ去られてしまう・・・切なすぎる。 新生ラブドールとしての生き方が見るだけで虚しくなる。 アンドロイドの元は人間だから、ただの物ではない。 テクノロジーがやっぱり人間の感情には敵わない。 消された記憶の中にも、消せない「愛」…
真昼×キルト 関連作品の『人形型モノクローム』は未読だけど、全然問題なかった。 不要とされた人々がテクノロジーによって洗脳されて、 アンドロイドとして「人間の商品化」というテーマに衝撃を受けた。 ラブドールのアンドロイド・キルトにとって性的な行為は当たり前だ。 アンドロイドを出荷する会社で、 ずっと自分を買ってくれる人を待ちながら、 セックスを通じて愛を求めている…
MOET子
何度でも何度でも追いかける 真昼がキルトにそうしたように、私もこの作品を何度も何度も読み返したい 上巻レビューで読む時に視点を変えて読むとまた見えて来る風景や感情が変わると思う、というような事を書きましたがきっと時間の経過でもまた違って見えて来る気がします 時を経て感じ方や理解が変わる事も含めてずっと感情が生きた物語がここにある証だと思える、そんな奥深さを感じます いまだにヒューマ…
「物語を読みたい」どっぷりとその世界に浸かって、読んでる間は自分の周りだけ時が止まったんじゃないか?って位の没入感で読み耽りたい…! そんな時があったら是非、この作品の存在を知って欲しいです 「物語」が確実にここにあります キルト、という1人の青年が辿った愛と人生の物語です 数奇な人生を歩み、翻弄された男の子キルト そしてそんなキルトの人生を動かした2人の男のお話しです 生易し…
チル76
涙腺、決壊ですね 7割……ぃゃ8割?ツライです それでも読まずには居られません ただひたすらにキルト/アゲハを想い続ける真昼 何度も何度も記憶をリセットされるけれど記憶の奥底にずーーーと消えない「大好き」の想いを大事に大事に隠し続けたキルト/アゲハ そしてややこしいけれどたくさんの愛情でキルトを守り続けた芦生先生 「あの子は失敗作なんかじゃないよ」 人にしてあげたかったという…
世界観としては既刊作「人形型モノクローム」と一緒 「人形型モノクローム」の前日譚になります すんなり分かり易い世界観ではない、唯一無二の設定なので出来たら「人形型モノクローム」から読んだ方がいいかも知れませんが、もしかしたら未読のまま今作を読んでから「人形型モノクローム」に遡っていくのもいいかも知れない… ここから下記は既刊作品を読んでいる視点でのレビューなので根幹に触れる事もあるの…
umeair
上巻の時点で泣いていたんですが、下巻も途中から涙腺が崩壊… もう、何も文句なし、の「神」評価です。 以下ネタバレありのレビューとなりますので、ご注意ください。 上巻の最後で朝柊の手により記憶を消去・リセットされたキルト。施設に戻され、名前も忘れているはずなんだけど、自分のことを「キルト」と呼び続けるんですね。 真昼の名前は思い出せなくても、真昼に呼ばれた自分の名前のこと…