total review:278162today:55
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
20/20(合計:200件)
橘かおる 亜樹良のりかず
エレニ
『皇帝は彼を寵愛する』の続編。前作でも登場した三条大使とセルゲイ大公のお話です。前作に比べると、アダルトな雰囲気。ポイントは、大人の駆け引きの狭間に覗く真摯な愛情、これですね。 舞台は20世紀初頭の架空の国、シレジア(ロシアがモデルです)。二人の関係は敵国の大使と外務大臣。ともに背負うものは重く、自分の感情に従って突っ走ることはできません。とはいっても、お話の雰囲気は重苦しすぎず、随所で二人のウ…
橘かおる つぐら束
ミチル
発情期になると、体から相手を誘う甘い匂いを出し、本人もセックスしたくてたまらなくなるノエル。 彼は元々みなしごでした。ある夫婦に拾われしばらく育てられますが、思春期を迎えると本来持っていた発情の兆候が出だし、村人を狂わせたノエルはやがて村にいられなくなります。 理由はノエルが発情期に入ると、男女問わず惹き付けてしまうため ノエル自身も盛ってるんで出さないとシンドイ体の状態なんですけど、夢中...
橘かおる みずかねりょう
もこ
ネタバレ
小さなころから不思議な力をもっている暁生。 いつも、人には見えないものが見え、災いを予知することができた。 そのため、実の両親にも疎まれている。 ただ一人だけ自分をかばい、面倒をみてくれたのが10歳離れた兄。 ある日、すれ違った男性が事故に合うというのを予知してしまう。暁生の代わりに、その男性に忠告に行った兄。その兄が事故にあい、死に直面してしまい・・・!? というお話ですね。 主題と…
橘かおる しおべり由生
うえお
武内将勝(「武内組」組長 腹違いの弟が事故死し天城に怒りをぶつける)×天城耀(警視 武内・弟の事故に対して責任を感じている) ある事件の捜査中、事件現場からバイクで逃げ出す少年の追跡を命じた天城ですが、パトカーに追われ逃げることに必死だった少年は、信号無視をして飛び出しトラックにはねられ死亡してしまいます。追跡の命令をしたことに責任を感じている天城でしたが、帰宅途中で強引に拉致され「武内組」…
橘かおる 高峰顕
表題作の「華やかなロマンス」は、ちょっとひねくれ者のホテルグループの経営者・日下と、謙虚で純粋(ちょっと天然)な花屋の店員・和泉の、「プリティーウーマン(マン♂)」的な恋愛が描かれます。 和泉は両親を事故で亡くし叔父夫婦の家(花屋)に引き取られたのですが、その家の一人息子(和泉にとっては従兄弟にあたる)伸行の存在に押されがちで、自分の魅力に気付かずにおり、何事にも謙虚過ぎる態度で接しています…
高坂ミキ
この作品は 「皇帝は彼を寵愛する」 「大公は彼を奪う」 「彼は閣下に囚われる」 と続く同じ世界観のシリーズものです。 かなり前にシリーズ三冊そろえて買っていたのに、読まずに今まで本棚の中にしまったままでした。 …って早く感想行けですね^^;) 時代設定は作者さまがあとがきに書いてあります、明治末期ごろ、シレジアのモデルは当時、北の大国ロシアって書いてあるのですがが、シレジア国…
橘かおる 櫻井しゅしゅしゅ
入国審査官の二人が最初は反発しつつもいずれ惹かれあい…みたいな話かと思いきや、途中からちょっと意外な要素が入ってきて、一風変わった感じの話になっていました。 入国審査官の聖也は怪しい人物を見抜く力(特殊能力?)を持っていて、不審人物をバンバン摘発しているという実績があります。 そんな聖也に、普段は無愛想で人を寄せ付けない優秀な同僚・田中が声を掛けてくるのですが、実は田中の正体は入国審査官で…
サイード(中東の新興国サラーラの王族)×楡崎志岐(遺跡発掘隊員) ※この作品は「灼熱シリーズ」の1作目になります。 発掘した遺跡を狙う盗賊に捕われてしまった志岐は、媚薬を使われ理性が飛びそうになっていたところを、サラーラの王族であるサイードに助けられ媚薬が切れるまで介抱されます。 冒頭でさっそく登場するエロシーンに「いきなりかい!」とビックリさせられましたが、その後志岐がサイード…
橘かおる 小山田あみ
臣(負傷して動けなくなっていたところを真に助けられる 本名などは明かさず謎の人物)×山岐真(子爵家の正嫡ながら義母に虐げられ使用人のように扱われている) あとがきでこの作品の内容は≪シンデレラ+マイフェアレディ+遠山の金さん≫的な話と例えられていますが、まさにそんな感じでした(笑)。冒頭~終盤まではシンデレラとマイフェアレディで(その間金さんは町人になりきって密偵中といったところ)、ラストに…
聖帝として大切に大切に育てられ世間知らずの若く可愛い受けと、数年前にまだ幼かった聖帝を垣間見てからずっと彼の恋焦がれて、聖帝の傍に夢に見て意思の強さで国の王となり成長した聖帝と再会し手に触れられるほど傍にいてその想いが堪えきれなくなってしまった気持ち先走り攻めの話です(笑) 橘さんというと私の中ではアラブモノの印象が強いのですが、今回は中華ファンタジー風。 今回のお話の攻めはいつもの橘…