橘かおるさんのレビュー一覧

華やかなロマンス 小説

橘かおる  高峰顕 

2カップル入ってるとこがポイントかな

帯『無垢な瞳が、欲情にとろりと溶けるところを見てみたい』

メインカップルとサブカップルと2カップルの話が入ってます。
メインはホテル経営者日下[攻]と、両親を亡くし伯父夫婦の元で育った和泉[受]とのシンデレラストーリー。
従兄弟の伸行によって、フラワーコーディネーターの才能も容姿も無自覚に抑えられている無垢で純粋タイプな和泉、日下は彼に興味を持ち己の手でその才能を開花させ自信を持たせると…

0

極道で愛獣 小説

橘かおる  櫻井しゅしゅしゅ 

羨ましい強運?の持ち主

関連作品の『紳士で野獣』のスピンオフ版ですね。
前作では受け様の業種を超えた友人役だった竜崎が主役です。
前作ではそんなに心惹かれる程ではなかった攻め様ですが
今回は私好みの俺様執着エロ攻め様に昇華しておりましたよ。
橘先生、たまに激しくエロいですよね~大好きです。
受け様もクールな筋の通った美人受けでいいです。
規模の違う極道同士のやりとりを楽しめました。
設定から言っても攻め様有…

6

教皇の花 小説

橘かおる  蓮川愛 

蓮川さんのイラストが綺麗で惚れるvv

あらすじ通りに2人は出会い、稚児として教皇に仕えてるうちに、
煌夜はもちろんの事、教皇も煌夜の事を…

そして2人がいつまでも一緒にいれる決断をするのです。
それが「稚児灌頂・ちごかんじょう」
妻を持つことができない層侶同士の結婚みたいなものらしいです。
(おおっ、なんてすばらしいvv)
まあ王道ラブストーリー的なお話でした。

本当に人が良いだけの教皇なら面白くなかったでしょう…

3

意地っ張りな唇 小説

橘かおる  御園えりい 

完全に尻に敷かれている……

 設計事務所で働く沙倉は、かつての親友で、今や人気小説家となった設楽愁一から、洋館のリフォームの依頼を受ける。
 少年の頃から、ずっと愁一に憧れ続けていたが、それがやがて肉欲を伴った恋情に変わってしまった己の感情を汚らわしく思い、大学時代に彼の元を去った。

 それから十年。
 偶然の再会で、ますます美貌に磨きがかかった愁一を見た沙倉の一度は諦めた想いが再び疼き始める。
 離れていった過…

0

教皇の花 小説

橘かおる  蓮川愛 

敵だけど宗麟が好き!

そんなに起伏が激しい内容でもなくてどちらかというとほのぼのって感じのお話です。
最初はハラハラワクワクって感じで始まるのですが、すぐに穏やかになって二人がCPになるまでは結構時間がかかっているにも関らず特にこれといった感じの事は起きずにほのぼのと流れて行くって感じです。
どちらかと言えば普通なんですが、橘さんですから安定感もあって安心して読める上に、挿絵の蓮川さんが花を添えて下さってるので、楽…

2

教皇の花 小説

橘かおる  蓮川愛 

狡賢い人が勝つのです

作者さんが橘かおるさんでどう見ても花嫁モノ。
絶対進んで手に取らない自分がなして?というと、ちょっと疲れ気味だったからですw
やはり、思った通りの健気受け、男前のちょい腹グロ攻め、エロエロ調教はなしの、割とまっとうなモノだったと思います。
こうした物語の時は、どうにも脇役でちょっと悪役設定になっていた人が気になりますw
だって、主人公達はラブラブのアマアマなんですもんね♪

舞台はなん…

3

金獅子の海賊 ~囚われる蜜の獣~ 小説

橘かおる  つぐら束 

金髪ワンコと黒髪ニャンコの不器用ラブv

こちらのレビューを読んで本屋に直行しました。

元々飄々とした金髪ワンコはすきですが、こちらのワンコはまた凄い。
野生のカンは冴え渡り、色街では姐さんを複数揚げる絶倫ぶり。かたや受けは発情期を持つちょっぴり人間離れした身体能力を持つ黒髪ニャンコ。発情期には平気で攻めさんの上に乗りますが、それ以外では恥じらいを見せる純情さがたまりません。


自分の居場所を見つけられず、思い悩んでいたノ…

1

わるい男の愛し方 小説

橘かおる  北沢きょう 

理解出来ず…。

過去、純文学の登竜門だといわれる賞を受賞した事のある晃司(受け)。
一作目の小説は大学時代、演劇部の為に書いたシナリオを小説にした物が受賞されベストセラーとなったのだが、二作目は酷評で散々な結果だった。
その為三作目を書く熱意もなくなってしまった晃司。
バーで悪酔いしていた晃司の前に思わず見蕩れてしまう程の男が現れた。
彼は晃司が「東雲晃司」だと知っている様だった。
晃司は彼に挑発され、…

1

パトロンは熱愛する 小説

橘かおる  高座朗 

表紙は神!でも内容は萌えでした。

表紙が大変甘い雰囲気で、押せ押せ攻めと流され気味の受けのデロ甘溺愛気味の話かと思いきや、意外に甘いだけではなかった。全体的には面白いのだけれど、どうにも納得できない部分もあって複雑な心境になる。
受けに幻想を見過ぎていたのかもしれない。

出だしは上々。読み始めの受けの郁巳とローランの出会いの流れはお約束ですが、なにやらわくわくさせられるものがありました。
いかにも伊達男なローランのプレイ…

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貴公子の傲慢な求愛(プロポーズ) 小説

橘かおる  すがはら竜 

超ド天然受けの天然も程々になお話。

超ド天然な颯也に苛つきながら、読みました。
これでも褒めています。
ここまで超ド天然だと捕まえる方も大変ですね、とアンドレアの肩をポンと叩きたくなった。

フィオーレ家とレオーネ家の確執について、他国の人間である颯也からしてみれば確かに「知ったこっちゃない」って話ですが、それでも先に懇意にしているアンドレアのフィオーレ家側から「あちらの家の者には近づかないように」と言われたりすれば少しは「…

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