吉野ルカさんのレビュー一覧

こんな恋も悪くない コミック

吉野ルカ 

悪くはないんだけど…

何かが足りない感じがする作品でした。
日常の些細な出来事を取り扱っている作品が多いので、どうしても地味なストーリー展開になるのはいいんですが、あと何かもう少し欲しかったなという印象です。
印象に残る台詞とか、カットがあればまた違ったんだろうなとは思います。
なので、比較的ドラマチックにお話が進む「守ってあげる」は一番印象に残りました。
初読み作家さんで絵柄に慣れてないせいかもしれませんが、…

0

たぶん愛だろう コミック

吉野ルカ 

好きって一体なんだろう?無自覚な罪作りw

読み終わってこの本に付いた山田ユギ氏の推薦帯を見ると、「そんな無体なー!」と大爆笑してしまうに違いない♪
しかしながら、内容のほうは結構シリアス切なめに ”男を好きになる” ということがよくわからないためにで翻弄し、翻弄される三角関係が描かれていました。
実はルカさんの作品は「パパの恋人」以来見るのは2冊目なのですが、その時短編はもったいない、もう少し連作で読んでみたいと書いた希望はかなったわ…

6

ささ夜の恋 コミック

吉野ルカ 

せつない系

全部で7つのお話が入っている短編集。
そのうち4つが「陰間」のお話。

陰間茶屋のお話は、
 ささら
 ふじの
 茜
 しのぶ
の4人のお話。それぞれ独立したお話だけど
リンクしてたりもします。
決して暗くないんだけど、ちょっとせつない系な
お話ばかりだったけど、でも面白かったです。

そして、それ以外のお話は・・・
圭吾×千里(高校生)
南×藤田 (リーマン)
矢…

1

ささ夜の恋 コミック

吉野ルカ 

なかなかでした

帯『一生ぶんの恋をしよう』

実は長髪受自体が苦手なので遊郭物って基本的にあんま萌えないんですが、ビジュアル面の苦手分を引いてもこれは結構楽しめました。
遊郭物連作が半分で、あと半分は現代舞台の短編。

絵柄は飛び抜けて上手いって感じじゃないですが丁寧に描いてるのが好感持てました、あとマンガは普通に読みやすい。
遊郭物はちょっと天然受から美人受まで色々、ただ全体が割にほのぼのイメージだ…

1

パパの恋人 コミック

吉野ルカ 

もったいない~!!

おおー子連れだぁ~!!と表紙・題名ともに身悶えた一冊♪
しかし・・・
これ超短編集だったのです。
この子連れモノが表題なんですが、短編だけに実に惜しい!
割りとこの短編の内半分以上が、もんもん&もやもやと、短編にするには惜しい設定。
もったいない!
もっと彼等が色々知りたい!
そこまで設定を作っているならもっと見せてくれー!!と叫ぶに至りました(涙、、)

表題は、バツイチ子連れ…

4

だから、僕は君といる コミック

吉野ルカ 

ただ甘くは無くて

ボーイズラブの文法の中でゲイの関係を描く、
と言うとああ又かとうんざりする方もお出でで
しょうが、表題作にせよ他の作品にせよ、ただ
甘いだけの仕上がりではありません。
何処かに苦味をきちんと配して、甘さが際立つ
様に仕上げてあります。
ゲイバーが主な舞台なのでカクテルの様に
仕上げてあるのでしょう。
だから甘く見て飲み過ぎませぬ様。
後の酔い方がきついかも知れませんので。

1

ささ夜の恋 コミック

吉野ルカ 

ボロボロ泣いちゃった

この話すごい好きn[gin[gj めちゃめちゃ良かった!

表題作の「ささ夜の恋」をはじめ、
「宵の白妙」「しあわせの時」「ただあざやかな恋のため」が関連作で、
茶屋小雪に通うお客さんと、陰間の子のシリーズになってます。
このシリーズの他、現代ものも収録されてるけど、
あまりにも表題作関連のお話が良かった!
※ちなみに陰間シリーズは 一話ごとに、カプ【客×陰間】は別々ですが、
どの話も全部おもし...

4

ささ夜の恋 コミック

吉野ルカ 

様々な恋

陰間茶屋の男娼たちの恋のお話。

一話目「ささ夜の恋」は、男娼としてこの先の未来も見えず、「若い(きれいな)うちに一生分の恋をしよう、あとはそれだけで生きていけるほどに」という刹那な気持ちで毎日を生きているささらと大店の次男・信理のお話。
自分の身を自分でどうすることもできない男娼と、次男の立場に甘んじなくてはならない男がお互いに生き甲斐となり幸せになるお話です。

二話目「宵の白妙」は…

3

こんな恋も悪くない コミック

吉野ルカ 

味わい深い

表紙買いして失敗することは多々あるのだが、逆は少ない。
なぜなら表紙がイマイチだなと思えば、なかなか購入には到らないから。
しかし今回は表紙でどうかな?と思ったこの本が、わりと当たりだったので得した気分だ。
吉野ルカは初読み作家。
絵もストーリーも地味なのだが、その他愛もない日常が意外とグッときたりした。

表題作は些細な事ですれ違うも、改めて互いの存在の大きさを知る2人を描いたお話。…

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