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23/27(合計:266件)
吉田珠姫 高永ひなこ
marun
このシリーズも今回で5冊目ですね。 とは言っても今回は番外編&総集編って意味合いの貴重な1冊。 吉田先生、いや、神官シリーズ好きにはたまらない内容です。 本編で語られなかった裏話満載ですし、素敵な脇役たちの あの時の気持ち、その後の後日談など満足なお話ですよ。 番外編なのにまたまた涙を誘うものありでウルウルします。 これを読んじ…
吉田珠姫 中条亮
たまゆまま
私が作家買いしている作家の一人、吉田珠姫さん。 この人の書くものならギャグ・コメディであろうと、ファンタジーであろうと、学園モノであろうと手をつけます。 今回は吉田さんのホームページで作品予告を見て、趣味じゃないなと分かっていたためにハードルは低めだったためか、意外に良かったです。 内容は吉田作品に時々お目見えするぶっ飛んだコメディです。 今となっては死語とされるギャグ・言葉も満載です…
茶鬼
吉田作品、前回読んだ時「なんじゃこれー!?」どうかしてしまったのか?みたいな感想だったのですが、そっか、、こういう風になればトンチキもよかったんだ、、、 シリアスに行った為にトンチキになっちゃったんだ、、と納得したんですが、今回は弾けすぎてますっ!! この弾けすぎが好きか嫌いか、好みが大きく分かれるところでしょうが、お笑いギャグ・コメディ大好きの自分からしたら、あまりに丁寧にお笑いしすぎてくれ…
吉田珠姫 のやま雪
ここでも善臣と幸彦交互に話が丁寧に綴られていきます。 善臣の幸彦に対する不器用な程の溢れる思い。 好きだ、大切にしたい、怖がらせたくない、ゆきを傷つけるものから守りたい、ゆきの思いを叶えてあげたい。 胸の中に溢あむれているけど、同じくらい暗い思いも抱え悩む善臣。 幸彦も善臣のことが大好きで、だからこそ自分のせいで善臣に負担をかけさせたくないし、本当に彼にとって一番いい形になるように…
ネタバレ
表題作【燈台】は受けの幸彦の一人称です。 幸彦がどうやって育ち、どうやって善臣を知るようになったのか、やっと思いを伝え合うも、どうにもしっくりいかない二人の関係。 そんなことが言葉にドモリのある幸彦の視点で丁寧に綴られていきます。 当然、一人称なわけですから文章も幸彦に合わせどもり傾向ですが、それがぜんぜんイヤじゃないんですね。 普通、すごく読みづらいはずなのですが、どんどん物語りに引き込…
レビューを書いていくにあたり、このシリーズにいつかは手をつけなければと思っていた作品でした。 吉田珠姫先生の初期の代表作で勢いがあり、一人称で語られていくのですがなんともいえない独特の雰囲気があり、その世界に引きずり込まれていきます。 【天にとどく樹】シリーズは【魔術師】の前に一冊このシリーズ名のものでこの主人公の善臣の弟の直樹と従兄弟の忍の話があります。 物語を読み進める上で前作を…
繭子
一作目がフランス行きの飛行機に乗り込むところで終わり、今回はその続きの飛行機内から始まっています。 フランス貴族のお屋敷を舞台にスケールの大きいエロが繰り広げられます。 石黒氏はご主人様っぷりにますます拍車がかかり、千聖は完全な犬に。奥さんの彩子の犬も登場します。 個人的に、一作目はギリギリノーマル、こちらからは完全なるアブノーマルという気がします。ので変態が苦手な方は避けたほうがい…
石黒家の三男、直樹は母親の浮気でできた子供。 だからといって家庭内でひどい扱いを受けているわけでもない。 みんなすごーく卑屈になっている直樹に腫れもののように接している。 それが余計直樹を孤独にする。 母親はものすごく反省してるし、石黒家の父親も直樹と仲良くしたいと思っている。 父親は純フランス人、母親は日本人。上二人はハーフ。直樹は浮気相手が日本人なもんで見た目で明らかに世…
王である攻めと、特別な容姿を持つが故に崇め立てられている受け。 とにかく、これでもかというくらい受けが持ち上げられています。 なんか、こういうの一周回って新鮮でしたw 羅剛王(攻め)の、冴紗(受け)への執着からくる暴君っぷりがなかなか良かったです。 受けがなんだかはっきりしないというか、アナタがちゃんと王様と話し合えば周りが迷惑被らなくて済むんだよ~!とちょっとイライラしました。お姫様…
吉田珠姫 香雨
人間嫌いの旦那様ですが実はすごく人間クサイです。 基本明るいコメディー調。 少女漫画っぽいこういう設定は好きなんですが、旦那様の過去と現在の傷がちょっと痛々しいんだよなぁ・・ 俺様、傲慢とあらすじなどには書かれていますが、どちらかというと不器用で硬派な影のある男性でしょうか。せつない系が好きって方向けかもしれません。 エロは最後におまけ程度。ちなみに攻めはバツイチのノンケで、受けのほう…