吉田珠姫さんのレビュー一覧

青色蜘蛛 小説

吉田珠姫  金ひかる 

朴念仁を射止めるために罠をしかけましょう。

小説ガッシュ創刊号に、神官は~シリーズと同時収録2本立てで収録された作品で
昭和の初期、まだ華族制度が廃止される前頃のお話で、会話の独特の言い回しや
推理みたいな雰囲気もある異色な作品でした。

学生時代から近寄り難い程の美貌の受け様に密かに憧れていた攻め様ですが、
左程の接点も無いままに卒業して、偶然街中で再会する事から始まります。
攻め様は朴念仁で真面目で朴訥な青年という雰囲気で、…

5

青色蜘蛛 小説

吉田珠姫  金ひかる 

恋煩いとツンデレと朴念仁とw

『鬼畜』で良くも悪くも話題沸騰した、何かにつけて話題作を提供してくれる吉田珠姫さんの新刊は、昭和初期の時代背景に、文章も「~たまえ」などという本仁戻さんの『探偵青猫』のような口調。
文体も物語調の第三者視点。
一見ミステリー風かと思わせぶりな題名に、展開に・・・その実は(笑)
とてもツンデレの冴えた、そして鈍感選手権のような(爆笑!)キャラクターが織り成す本作、かなりユニークでしたよ♪

9

鬼畜 小説

吉田珠姫  相葉キョウコ 

笑っちゃうよね~

ここまで ぶっ飛ばせるって逆にえらいです。
ハイテンションになっちゃいます。
受け止めてやるぜ!この俺が!
作者も 一つの話にいくつもの技を入れてありました。
つめ過ぎです。近親相姦すぎます!
家族全員 鬼畜です。
読んでいる途中からこの話はギャグなんだと思ってしまう凄さ。
笑ってしまうほど 話がトンチキでした。
「北陸」って言う言葉が出るたびに ちょっと!近くではないでしょうね?…

5

ピジョン・ブラッド 小説

吉田珠姫  門地かおり 

両性でなくとも

これは 普通に男でもよかったよ。
2つ合ったほうがいろいろ遊べて楽しいのかも知れませんが。
男を倍に食えるからね。
エロならなんだっていい!って進んで行くのでサラッと読めました。
吉田珠姫先生は とてもたくさんの思いのたけを入れてきました。
近親相姦・乱交・宮殿ハーレムなどなど。
淫乱受けちゃんに仕上がりまして さぞかしご満足な事でしょう。
調教している方も両性ですから 気持ちは分か…

0

旦那さま、お手をどうぞ 小説

吉田珠姫  香雨 

何度も読みましたが

昔読んだ本作が懐かしく、再度購入してしまいました。
吉田さんは、とっても好きな作者さんです。
この作品も、当時、とてもとても気に入っていました。
本作は、吉田さん曰く、正攻法のラブロマンスとのこと。
正攻法かは分かりませんが(笑)、とてもお気に入りです。
シリーズものですが、シリーズでは、この1作目が好きです。

遥は、ライバル社長・望月の家にスパイするため、執事として働くことになる…

0

神官は王を悩ませる 小説

吉田珠姫  高永ひなこ 

攻め様の事になると人格が豹変しちゃう

一応の完結編になる作品ですが、番外編も出てるのですが物語としてはこれで一区切り
って感じでしょうかね。
攻め様の、時代背景もあるけれど、年齢のわりにオヤジ臭くて、ねちっこいエロが
これで終わりかと思うと感慨ひとしおであります。
そして受け様の攻め様大好き天然ブリも読めなくなると寂しいものですね。

今作では攻め様と紆余曲折で思いを通じ合わせ、攻め様がやっとのことで受け様を
手に入れ、…

3

天にとどく樹 デンジャラス・サイド・ストーリー 石黒和臣氏の、ささやかな愉しみ 小説

吉田珠姫  のやま雪 

まさに鬼畜

趣味の分かれるお話だろうなと思います。
愛ある鬼畜攻めが登場するお話はBLにはたくさんありますが、個人的には「ぬるいのう」と思わされることが多いので、ここまでスコーンと突き抜けたザ・鬼畜を描いてくれる作品と巡り会えたのが嬉しくて嬉しくて。
しかも肉体的な鬼畜というより精神的な鬼畜です。(肉体的なドS描写はありますけどね)
さらに、その精神的鬼畜も、よくある羞恥プレイ程度のものじゃなく(羞恥プレイも…

4

石黒和臣氏の良心的な仕事ぶり 小説

吉田珠姫  のやま雪 

読んでて調教されるなんてw

今回は千聖の新たな能力が発揮されます。
読んだ後表紙を見てなるほどなぁ、と納得しました。
千聖のお仕事の結果が表されているんですね。

千聖の他にも新たな犬が出てくるのですが、やっぱりみなさん変態です。
この作品に出てくる人はみんなキャラが濃いですね。
いちばんまとも?なのが和臣氏の奥さんかもしれません。

それにしても今回は和臣氏の行動に引きませんでしたw
むしろ 愛がある〜♪…

0

石黒和臣氏の禁欲的な日々 小説

吉田珠姫  のやま雪 

犬生活の始まりの話

前の作品とは違い、ここからは本当に楽しく読めました・・・が
やはり時々和臣氏の病みっぷりに「どんどんびきびきど〜んびっき♪」と佐〇木希の歌声が頭で回るくらいドン引きしてしまいました。

和臣氏は欲望に忠実なんですよね、本当は問題を簡単に解決できる力があるのに
自分やりたいことをやる。というかやりたい様にやる、ですね。
そんな和臣氏に愛されちゃった千聖はものすごくかわいそうなはず、なんです…

3

天にとどく樹 デンジャラス・サイド・ストーリー 石黒和臣氏の、ささやかな愉しみ 小説

吉田珠姫  のやま雪 

読むのがつらかった・・

恋人を犬とか呼ぶのはありえない!・・・と以前は思っていたので
このシリーズには絶対手を出さないと誓っていたんだけど・・・。

年月が経ちいろいろと染まっていき(笑)
後から出てきた本が面白そうになってきてるし、何だかラブラブしてそうだから
読んでみるかと思ってとうとう手を出してみました。

苦行でした。

発行されている本、全部買っちゃったし、千聖がワンコになった後の話は好きなの…

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