吉田珠姫さんのレビュー一覧

恋獄の獣との愛の日々 小説

吉田珠姫  相下猛 

続編

『恋獄の獣に愛されて』の続編で、その続きからのストーリーです。
異世界に戻ったあさぎとソードの
或る意味新婚生活のようなノリで、あま~~いお話です。

2人で温泉を探したり、家を作ろうとしたり、旅に出たりします。
旅では、ソード以外の「角の折れた鬼」が登場します。
鬼は角が折れることで知能を持つのですが、
知能を持つことで、自分の醜さや周りに受け入れられない鬼の
存在であると気づく…

0

恋獄の獣に愛されて 小説

吉田珠姫  相下猛 

結構評価が悪いのですが。

吉田珠姫さん、とても好きな作家さんです。
評価は良くないのですが、個人的には、
悪くないかな~という感想でした。
ただ、主人公の家族の在り方に納得いかず、
主人公を不憫に感じ、
それが違和感から私の中で嫌悪感を生みだしてしまいました。

家族の中で疎外感を感じ、学生生活にも自分の居場所を見いだせない
あさぎは、異世界に飛ばされる。
その世界は、まさに地獄の様子なのですが、
そこ…

2

神官は王に愛される 小説

吉田珠姫  高永ひなこ 

攻めが一途なのに不憫(笑)

すごく面白かったです!!とくに羅剛王(攻め)が、可哀想で大好きです!(笑)
神にしようか迷ったのですが、2作目3作目と続くようなので、更に期待をして萌え×2ということで。ファンタジーですが、文章も読みやすいので、とても楽しく読むことが出来ました。

飛竜が、とても可愛いです。挿絵もあるのですが、格好良い~♪
言葉遣いが古い言い回しですが、個人的には可愛いなー面白いなーと思って見ていました。…

7

夢魔はいかが? 小説

吉田珠姫  中条亮 

キャラクターに萌えられたらOK

私は好きですよ、これ。勢いに任せて「神」にしようかと思ったくらい。
個人的にファンタジー物なら設定に入り込めて、キャラクターが魅力的なら萌えられるので
萌×2です。
なぜ「神」じゃないかというと、これは漫画とかCDとかの方が楽しめるんじゃないかなぁと思ったから。
この本を「活字」だとか「小説」だとか思いながら読むと腹が立つかもしれません。

内容はもう他の方が書いておられるので省略しま…

1

夢魔はいかが? 小説

吉田珠姫  中条亮 

読み手を選びますね

吉田珠姫さんは、好きな作者さんなのですが、
この作品は、読み手を選ぶというか、
読み手のテンションを選びますね。
軽く読みたいときには、楽しめる作品だと思います。

設定も展開も、面白く楽しめるのですが、
良くも悪くも、登場人物がおとぼけさんばかり。

人間界に住む桃夜は、夢魔一家の長男。
夢魔なのに、人の夢に入り込み、吸精をすることができない
ことが悩みの種。
人間としての…

0

快楽の罠 小説

吉田珠姫  羽根田実 

ありえないことだらけ

 若村裕斗はガソリンスタンドでアルバイト中に、店にやってきた高級外車に乗った男に突然拉致されてしまう。
 裕斗を拉致した男の名前は、獅子堂諒介。
 彼は、国際的なカリスマ・ネイリストで、車の窓を拭く裕斗の指を一目見て気に入ったのだという。
 そして裕斗を今度あるコンテストのモデルにするのだという。裕斗の都合も聞かないそのやり方に裕斗は反発するけれど、二人きりで特訓を重ねるうちに次第に獅子堂に…

2

恋の呪文 小説

吉田珠姫  ホームラン・拳 

がっかり

ファンタジーものであるにも関わらず、いまいち盛り上がらないストーリー展開にがっかり。アリーの淫魔設定って結局あまり生かされてないような気がしました。
ラストもなあ…途中に伏線があったので、まあシンの気持ちはそういう事なんだろうなと結構早い段階で分かってはいましたが、それでも無理やりまとめた感が否めない。

とにかくシンの気持ちが分かり辛すぎる。シンが弁当のお礼にアリーへ服を贈るというシーンが…

0

青色蜘蛛 小説

吉田珠姫  金ひかる 

朴念仁を射止めるために罠をしかけましょう。

小説ガッシュ創刊号に、神官は~シリーズと同時収録2本立てで収録された作品で
昭和の初期、まだ華族制度が廃止される前頃のお話で、会話の独特の言い回しや
推理みたいな雰囲気もある異色な作品でした。

学生時代から近寄り難い程の美貌の受け様に密かに憧れていた攻め様ですが、
左程の接点も無いままに卒業して、偶然街中で再会する事から始まります。
攻め様は朴念仁で真面目で朴訥な青年という雰囲気で、…

5

青色蜘蛛 小説

吉田珠姫  金ひかる 

恋煩いとツンデレと朴念仁とw

『鬼畜』で良くも悪くも話題沸騰した、何かにつけて話題作を提供してくれる吉田珠姫さんの新刊は、昭和初期の時代背景に、文章も「~たまえ」などという本仁戻さんの『探偵青猫』のような口調。
文体も物語調の第三者視点。
一見ミステリー風かと思わせぶりな題名に、展開に・・・その実は(笑)
とてもツンデレの冴えた、そして鈍感選手権のような(爆笑!)キャラクターが織り成す本作、かなりユニークでしたよ♪

9

鬼畜 小説

吉田珠姫  相葉キョウコ 

笑っちゃうよね~

ここまで ぶっ飛ばせるって逆にえらいです。
ハイテンションになっちゃいます。
受け止めてやるぜ!この俺が!
作者も 一つの話にいくつもの技を入れてありました。
つめ過ぎです。近親相姦すぎます!
家族全員 鬼畜です。
読んでいる途中からこの話はギャグなんだと思ってしまう凄さ。
笑ってしまうほど 話がトンチキでした。
「北陸」って言う言葉が出るたびに ちょっと!近くではないでしょうね?…

5
PAGE TOP