吉田珠姫さんのレビュー一覧

鬼畜 小説

吉田珠姫  相葉キョウコ 

うわわわわ、なんだこれ!

…という感想です。
評価としては、神にするか、しゅみじゃないにするか、相当迷ったのですが、この作品を世に送り出した出版社さんと、何より作家さんの勇気と手腕を買って“神”を付けます。

賛否が真っ二つに分かれそうな作品です。
何を書いてもネタバレになってしまいそうなのですが、「鬼畜って…、そういう鬼畜?」という、すさまじいビックリ感がありました。
常識が覆される衝撃と、信じていたものがなす…

7

旦那さまは執事に首ったけ 小説

吉田珠姫  香雨 

まさか今になって続編が読めるとは?!

大好きなシリーズで、何度も読み返してるから傷んでます(笑)
この本もそのうちそうなる事でしょう…

久々に出たシリーズ、悲しいお話から始まってます。
いつもにまして超過保護ップリをみせる豪士と喧嘩して実家(イギリス)に戻っていた遥。
急に掛かってきた電話で知らされた事とは…

頑固でクソババァだった豪士のお母さんがとうとう亡くなってしまいました。
1人でお母さんを看取らせた後悔と「…

1

幸せをわけてあげたい 小説

吉田珠姫  のやま雪 

やっぱり好きかも

「天にとどく樹」シリーズ再販のラスト、作者の商業デビューでもあるこのシリーズ
石黒家のルーツとも言うべき作品が世に出てから20年!発売当時に生まれた子が
20才になる程の年月が経っている、う~ん読者も歳を取る訳だと感慨深い。

初めて読んだときには小学生と大学生の話にぶっ飛んでると思ったものですが、
さすが石黒家兄弟と思ってしまう、長男の和臣氏は単独で有名になっていますが、
善臣と幸彦…

2

旦那さまは執事に首ったけ 小説

吉田珠姫  香雨 

相変わらずの遥溺愛ぷりがいい!

このシリーズでまさかの続編が読めるとは実は思っていなかっただけにびっくりやら
嬉しいやらと感慨深い作品です。
1作目は出たのが今からちょうど13年前、シリーズ10作目が出たのが8年前、
そこからまさかの本編シリーズ11作目、小説花丸に載っていた本編表題に同人誌からと
作者の1年に1度発行される吉田通信から書き出した作品が今回の作品になります。

個人的には実はかなり好きな作家さんで、毎…

2

獣夏 小説

吉田珠姫  よしいくざんす 

獣の夏と書いて

『獣夏』弟×兄、『誘春』父×息子、近親相姦もの二作品収録されています。

『獣夏』はお互い相手への想いを自覚している兄弟が苦悩しているお話。二人とも身代わりのように相手と似た人と付き合っているんですが、その4人で鉢合わせしてしまったことで急展開。
弟もなかなか強烈ですが、事実を知ってからの兄の彼氏がすごい。執着っていうか、壊れた。
近親相姦だと大抵当事者以外は留守がちとか都合の良いシチュエ…

3

鬼畜 小説

吉田珠姫  相葉キョウコ 

男性向けエロ小説のよう。

恐ろしい話でした!
作品名通りでした。THE鬼畜!
面白すぎてほんの3時間でさくっと読めました。
まずは、ストーリーの持っていき方も上手でまとまっていましたし、
余計な設定も無く、文章も読みやすく、絵も綺麗でした。

読んでる途中では「何が鬼畜なんだろ、ただのSなだけじゃん」
と思っていたのですが!
最後残り10ページぐらいのところから、
壊れましたw

まさか、そんな展開が…

11

ピジョン・ブラッド 小説

吉田珠姫  門地かおり 

置いてきぼり感が否めない


両性具有の主人公が怪しげな同類に出会うことによって、アブナイ世界に一歩踏み出しちゃうおはなしです。
近親相姦に乱交、マニアックプレイもなんでもありの今までに読んだことのない部類の小説でした。

“しゅみじゃない”と評価をつけさせていただきましたが、それはわたしがエロ百パーセントの展開についていけなかっただけなので、エロ重視小説もどんとこい!な方にはぜひぜひおすすめしたいです~。
本当に…

1

ヴァージン・キラー! 小説

吉田珠姫  よしいくざんす 

正にコメディ!

吉田珠姫先生の作品は、本当に振り幅が大きいですが、この作品はよけいなことを考えたくない時にぴったりのお笑い系BLです。

まず、名門男子校なのに、試験問題を盗むってことが先生公認って。。と、ツッコミどころ満載ですが、可愛いのを鼻にかけて、男の純情を弄ぶ男子生徒の多いこと!

そして、ヘタレわんこな純太郎(攻め)が、伝説のヴァージン・キラーに任命されるわけですが、インカムで指示出しされて、お…

0

鬼畜 小説

吉田珠姫  相葉キョウコ 

鬼畜は両親でした。

まともでナイナイゲームをループする一家。

離れて暮らしていた弟:達也×兄:文人の近親相姦モノ。
あらすじ、レビュー等から自分なりに覚悟ができていた為か挫折せず読み終わりました。
読み始めのゲッソリ感がハンパなかったですが、もう途中から笑ってしまって…。

文人(受)視点で話が進むので最初から最後まで、どのページを開いても不気味な粘度が漂っています。

リアルでも超がつくほど苦手な幼児言葉がこの作…

6

恋獄の獣との愛の日々 小説

吉田珠姫  相下猛 

続編

『恋獄の獣に愛されて』の続編で、その続きからのストーリーです。
異世界に戻ったあさぎとソードの
或る意味新婚生活のようなノリで、あま~~いお話です。

2人で温泉を探したり、家を作ろうとしたり、旅に出たりします。
旅では、ソード以外の「角の折れた鬼」が登場します。
鬼は角が折れることで知能を持つのですが、
知能を持つことで、自分の醜さや周りに受け入れられない鬼の
存在であると気づく…

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