東雲月虹
くれの先生が描く、ちょっと強引だったり言い回しに狡さがあったりする攻めって、とても素敵だなぁと改めて感じました。攻めの四十住は、三十路も越えていて十分に大人の余裕と魅力を持っているキャラ。高校生の良に初めて会った時から惹かれ、完全に胃袋を掴まれます。四十住が良に引かれないよう細心の注意を払って接しつつも、好意を伝えてからは堂々とした態度をとったところが気遣いと積極性を両立させていて、さすが大人だ…
くれの又秋先生はなぁー。って、ちょっとだけ躊躇う。
なんかひねりがあるでしょ、この先生の作品はっ⁈って、身構えてしまう。
読了してから、このタイトルを見るにつけ、「そういうことかぁ。」と、ホッとする。
結論から言うと、『我慢なんて、ちゃんとするのだ。』大人だからね。大人だからこそ。
大人の征二郎が、ちょっと稀に見るよなイイ男なのだ。
見た目も清潔感があって、背も高いし、仕事も出来る。…