吉原理恵子さんのレビュー一覧

二重螺旋 5 深想心理 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

どこまで行くの

気づけばもうすでに物語のテーマが恋愛云々とは遙かかけ離れたところに来てるなー。
作者曰く、BLじゃなくてJUNEだから……って、いいのだろうか。いいか。
JUNEは何があっても驚いてはいけないものだって信じてる。

家の中と外。
尚人と雅紀はある意味とても幸せそうですが、まわりがもうとにかくドロッドロです。
どこまでもサイテーな親父と迷走する姉、沙也加。
気づけば一族郎党ひっくるめて…

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二重螺旋 5 深想心理 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

またしても苦難が!?

『二重螺旋』シリーズも5巻に入りました。
1巻毎に篠宮家に襲いかかるトラブル。
そしてそれがマスコミを煽り、尚人を守る為に雅紀が盾になり、より一層の兄弟の禁断愛を深めていく結果になっていっているのですが。

今回は、借金で首が回らなくなった篠宮兄弟の実父がとうとう暴露本を出版することで進んでいきます。

何と言っても今回の核は、とうとう紗也加が3兄弟から全く見放されてしまったということ…

8

子供の領分 ナメてんじゃねえよ 小説

吉原理恵子  如月弘鷹 

援護射撃しますね

辛口のご意見が多いようなのでちょっと援護射撃をしてみます。
そんなに酷かったかな~と思い読み返してみました。

なるほどシリーズの最初の方は無意味な改行やどうでもいい説明多いですね(^_^;
何というか初々しい吉原さん?四苦八苦している吉原さん?という感じがしました。
初版が出たのが今から14年前、当時は何の違和感もなく面白おかしく読めたはずなのに今読み返してみると確かに辛いです。
続…

2

子供の領分REMIX -be under- 小説

吉原理恵子  如月弘鷹 

ついに・・・でした。

10年待たされてやっとです・・・。
読後「終わった・・・」と呟いてしまった自分がいました(笑)
実際には何も終わっちゃいないんですけど、
何だか肩から力が抜けてしまいました^^;
以下ネタバレがございますのでご注意下さい。

麻生×武藤・・・やってますw
小林×広海・・・やってますw
陽一×広海・・・盛大にやってますが最後まではいかなかった?

全てオチがありますが、やっていま…

3

陽だまりに吹く風 小説

吉原理恵子  緒田涼歌 

程々に良いと思うんだけど・・・。

吉原さん独特のしつこい書き方に慣れているせいか、私はそこまで読みにくいとは感じませんでした。
吉原さんらしいな~と感じる程度。
じっくりした作風は私は嫌いではないです。

吉原さんを初めて読む&重たい系は苦手な方には良いのではないでしょうか?
同じような学園物で『子供の領分シリーズ』『くされ縁の法則シリーズ』がありますが、こちらは長くなりすぎていますので手が出しにくそうです。
他の学園…

6

間の楔 6 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

悲しくて読めない…

とうとう最終巻ということで、とにかく2人の結末が気になり
最後の方から読んでしまった私…

だめ、もうだめ号泣!!
えーっ、この結末になるのか~(@@)
正直全部読めてないんですが、でも今はなんとなく読めない…
心痛いわ~、切ないわ~

表紙見ると、本当に2人の最後の場面に見えて、また涙(T T)
なんて穏やかな表情なんだろう、もう涙(しつこい?)

7

銀の鎮魂歌 小説

吉原理恵子  小島文美 

BLで泣いたのは初めてです!

号泣必死!というレビューを見てから購入しました。
設定は中世で、青年王と吟遊詩人・・それだけなら本当に少女マンガに
出てきそうですよね。
いえいえ、やはり吉原ワールドです。
「愛は狂気」テーマが揺るぎないです。
そして、何といっても文章が詩的でとにかく美しい!
これが、吉原先生が25年も前にJuneで書かれたと思うと、
それだけでも感動します。
一気に読みましたが、本を閉じるまで自…

2

間の楔 6 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

ついに…  長かった…

「小説ジュネ」に掲載されていた頃から読んでいる話だったので、感無量に堪えませんTT

風光社版は持っていないのですが、雑誌掲載時から比べるとラストシーンへ至る描き方(特にガイの)が細やかになったように感じます。

一般的なハッピーエンドとは言えないのでしょうが、イアソンとリキの2人の性格や生きていた場合の未来を考えると、限りなくBetterに近い最後だったのではないかと。
言葉に出すこと…

4

間の楔 6 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

最終巻・・・だと?!

が、がーーーん。終わっちゃった・・・吉原さんの最近の感じだとあと3冊くらいは引っ張るだろうとおもってたのに、終わっちゃった!終わっちゃったよ!!(´;ω;`)

というわけで最終巻でした。私は最初の単行本やらOVAやらドラマCDやらでオチを知っているので、そこまでをどう持っていくのかってところに集中して読みました。
例によってストーリーの説明が難しいのですが、要するに大人気ないイアソン様が、…

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間の楔 6 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

とうとう最終巻、涙でした!

ついに最後を迎えました!
今回の表紙はイアソンに抱き込まれ、おだやかな表情をするリキとの2ショット。
やっと二人に安息の日が訪れるのですが、その結末は・・・
この新装文庫版で初めて読んだ作品でしたので、毎回どうなるのかドキドキで、この二人が、そしてガイがどうなるのか、どういう結末を迎えるのか、それは二つに一つしかないだろうとは思っていましたが、そちらできたか、、、やはり吉原さんだった、と思わ…

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