吉原理恵子さんのレビュー一覧

間の楔 6 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

悲しくて読めない…

とうとう最終巻ということで、とにかく2人の結末が気になり
最後の方から読んでしまった私…

だめ、もうだめ号泣!!
えーっ、この結末になるのか~(@@)
正直全部読めてないんですが、でも今はなんとなく読めない…
心痛いわ~、切ないわ~

表紙見ると、本当に2人の最後の場面に見えて、また涙(T T)
なんて穏やかな表情なんだろう、もう涙(しつこい?)

7

銀の鎮魂歌 小説

吉原理恵子  小島文美 

BLで泣いたのは初めてです!

号泣必死!というレビューを見てから購入しました。
設定は中世で、青年王と吟遊詩人・・それだけなら本当に少女マンガに
出てきそうですよね。
いえいえ、やはり吉原ワールドです。
「愛は狂気」テーマが揺るぎないです。
そして、何といっても文章が詩的でとにかく美しい!
これが、吉原先生が25年も前にJuneで書かれたと思うと、
それだけでも感動します。
一気に読みましたが、本を閉じるまで自…

2

間の楔 6 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

ついに…  長かった…

「小説ジュネ」に掲載されていた頃から読んでいる話だったので、感無量に堪えませんTT

風光社版は持っていないのですが、雑誌掲載時から比べるとラストシーンへ至る描き方(特にガイの)が細やかになったように感じます。

一般的なハッピーエンドとは言えないのでしょうが、イアソンとリキの2人の性格や生きていた場合の未来を考えると、限りなくBetterに近い最後だったのではないかと。
言葉に出すこと…

4

間の楔 6 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

最終巻・・・だと?!

が、がーーーん。終わっちゃった・・・吉原さんの最近の感じだとあと3冊くらいは引っ張るだろうとおもってたのに、終わっちゃった!終わっちゃったよ!!(´;ω;`)

というわけで最終巻でした。私は最初の単行本やらOVAやらドラマCDやらでオチを知っているので、そこまでをどう持っていくのかってところに集中して読みました。
例によってストーリーの説明が難しいのですが、要するに大人気ないイアソン様が、…

10

間の楔 6 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

とうとう最終巻、涙でした!

ついに最後を迎えました!
今回の表紙はイアソンに抱き込まれ、おだやかな表情をするリキとの2ショット。
やっと二人に安息の日が訪れるのですが、その結末は・・・
この新装文庫版で初めて読んだ作品でしたので、毎回どうなるのかドキドキで、この二人が、そしてガイがどうなるのか、どういう結末を迎えるのか、それは二つに一つしかないだろうとは思っていましたが、そちらできたか、、、やはり吉原さんだった、と思わ…

13

陽だまりに吹く風 小説

吉原理恵子  緒田涼歌 

飼い主と犬。

 表紙の一真に惹かれて購入。しかしちょっと読みにくかったです。
 最初の部分で、受験期の心情が書かれているところがあったのですが、どこがだれのことを書いているのかがよくわからなかった。名前を書いてほしいよ~。
 辰巳は、タラシというよりもー、なんだろ、周りがほっておかないタイプ。一真にだけはデレ。
 流れとして、一真が辰巳に懐かれて狼狽している姿が多く、恋に進展するのはまだかなって感じです。…

1

間の楔 5 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

リキとイアソンの関係も少し進展が?

リキがエオスに戻ってきて、前回は”いい加減にツンツンツンからツンツンデレくらいになってくれ”と書いておりましたが、ここにきて進展があったようですよ。
扉絵は、木の上で昼寝をする無防備なリキ、頭に小鳥が2羽止まって、なんともかわいいではありませんか。
今回は、ハードカバーと違いCDを再現したオリジナルストーリーになったみたいです。

スラム出身でイアソンとの特別な関係があることから、周囲のペ…

2

幼馴染み 小説

吉原理恵子  東城和実 

表紙はかっちゃんなんですよ

美形で目立つ幼なじみ、もしくは兄弟×平凡(に見える)な主人公。
そして受けに執着する攻め。
吉原さんの作品の多くはこのカップリングですね。
その原点とも言える作品です。

克美視点の『克美の主張』と、6年の時を経て(10年の月日が流れた『ジグソーパズル』よりは短い)発表された明視点の『明の言い分』の2話収録。

幼なじみの克美と明。
弱くて泣き虫で子分のようだった明は、容姿端麗・成…

6

間の楔 5 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

今回からオリジナル版!

キャラ文庫版『間の楔』もとうとう5巻までやってまいりました。あとがきいわく、今回からキャラ文庫オリジナル版になっているそうです。こうなってくると一体あの結末まであと何冊あるのかな、と気になってしまいます。

今回はリキがエオスを出てアパティアに移るまでのお話です。『間の楔』がわからない人は、要するに超偉い人の愛人が、しょっちゅう愛人の自慢しあいっこをしていた超高級社員寮から、いろいろあってちょ…

5

二重螺旋 3 攣哀感情 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

事件が事件を生んで、またさらに絡み合う

この「二重螺旋」という原題通りに、巻を重ねるごとに事件も、人々の感情さえも複雑に絡んで、この終着点は一体どこにあるの?
と、叫びたい気持ちになりますが、中だるみさせない作りはさすが吉原さんです。
事が複雑になるごとに篠宮兄弟の絆が一層強く深くなり、女達はより悪者になり、この「攣哀感情」も目が離せない展開に。

高校生襲撃事件で尚人と同じく被害者となった1年の野上の母親が、どうして篠宮は学校…

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