吉原理恵子さんのレビュー一覧

間の楔 小説

吉原理恵子  道原かつみ 

ツンデレなんて甘っちょろい

コレはBLじゃない、正に王道のJUNE作品です。

耽美・金髪×黒髪・回りみんなHOMO!・そしてラストは号泣必至の鬱エンド。
この頃のJUNE作品で明るくハッピーエンドって本当貴重だったからなぁ。

とにかく、リキもイアソンも素直じゃない。
しかしそこがいい、簡単に絆されない強さがこの作品にはあった。
野良犬にも、血統書付きの犬にもプライドはあってそこはお互い譲る気なんぞ毛の先程も…

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間の楔 小説

吉原理恵子  道原かつみ 

これがJUNEか!

古きよき、JUNEが体感できる本!きっとあまりにも有名で基本の作品。
その昔二次創作の同人誌しか読んだことなかった私に、商業誌を読む友人が
「まずはこれを読め!」と貸してもらい、読みました。

ツンデレ(…、いや最後までデレない)でスラム街のヘッドでカリスマ性がある
受のリキと、エリート階級で美しく有能な攻のイアソンという階級格差がすごくいい!

はじめ、スラム街の男がみんなリキに性…

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Chara Collection EXTRA 2012 グッズ

いろいろ読めて楽しかった。

読みたい作家さんが書いてたので全サの応募してみました。
気になった作品の感想をいくつか。

「熱い日々」秀香穂里
原作?は読んだことないんですが、今回の読んだだけでもなんだかとても面白かったです。
ツンデレというか美人系の仕事のできる姉さん受と大型ワンコのような攻。
別の仕事が入ったからと一緒にするはずだった取材旅行に出られなくなった2人。
攻は別の人物と現地へ向かって仕事を。
受…

1

Chara collection EXTRA 2007 グッズ

『桜姫』です!

今までの方のレビューを拝見して思うに、みなさま『お目当て』がそれぞれ違うんですね~。同じ作品(小冊子)を指しているとは思えないくらい。

私はとにかく『桜姫』です。オンリーワンです。

もともとキャラ文庫の人気シリーズはあまり読んでいない(あるいは好みではない)ので、毎年発行されるこの小冊子もこちらしか持っていません。そもそも応募する気がないんです。興味がないから。
でもこれだけはどうし…

1

二重螺旋 8 双曲線 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

もう8冊目か…

進展はなかったですね。
周りの人間が今後どうなるのか?その辺はまた次に持越し状態。

今回は記憶喪失になった後のみんなの心情の巻かな?
巻の最初の方に出てきたキャラ(篠宮兄弟や瑞希)は落ち着いてきてるけど
後々、慶輔の行動(状況)によって巻き込まれた人たちにはまだ時間が必要な感じ。
雅紀たちみたいに過去をすっぱり切り捨てられると楽なんだろうけどね。

瑞希の姉や、沙也加、そして慶輔…

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間の楔 1 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

とうとう電子版!

見つけられなかったのか
結構探したのに、e bookにいきなり出現!
電子版が出てる!やはり世界観が素晴らしい。
作品自体かなり古いはずだけど他のBLモノとは全然
違う。過去の映像やドラマCDでは見えなかったものが
見えて鳩尾にころっと落ちた。
そーゆーことか、382pあっとゆーまに読み終えて
早く続編を希望、どーやら映像のリメイクが止まってる
見たいだけど、イアソン様は塩沢兼人様…

3

二重螺旋 8 双曲線 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

静かすぎる

今回も話的にはあまり進んでいません。
篠宮ファミリー(雅紀・尚人・裕太)と零・瑛・沙也加・慶輔の近況という感じです。
篠宮の3人は、紆余曲折?艱難辛苦?を乗り越えて落ち着いているのに周りは事件に囚われたままです。
篠宮の3人が落ち着いたのは、やはり裕太の変化が大きかった。
心配していた尚人も零に流されることはなさそう。
零と瑛の確執の余波がどう降りかかるか。
こっちは、文化祭かな・・・…

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二重螺旋 8 双曲線 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

嵐の前の静けさ 2?

篠宮3兄弟の父親の件で対岸の火事だった苦悩が、わが身に降りかかりひずみを生まれさせている篠宮の実家の面々。
マスコミの関心が篠宮の実家に移ったことで、3兄弟の従兄弟である零が尚人に癒しと慰めを求めるという展開を見せたものの、前の7では3兄弟は比較的穏やかでした。
この8巻で何かがまた動き始めるのか?と期待はしたのですが(雑誌は読んでないので)やはりこの巻も比較的大きなヤマは見せずに過ぎて行きま…

3

二重螺旋 6 業火顕乱 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

波乱はどんどん泥沼に・゜・(ノД`)・゜・
というか、父親は確かに外道なんだけども、親戚がこれだけいて
誰も手を差し伸べるとかってなかったの?
雅紀が拒否してただけ?え?どうなの?援助とか・・・
ん~・・・・・・・ま、おいといて

前回、とうとう、父にブチギレて祖父が・・・・っ
な展開ですね、お葬式から~なお話です。
冒頭の妄想エロは美味しかったのですが、オチがオチだっただけに

3

二重螺旋 5 深想心理 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

畜生、お風呂場でまでイチャコラしやがって(;゚∀゚)=3ハァハァ
てなわけで、暴露本発売されて、綴りながらの第五巻。
飛ぶように売れる暴露本。
プライベートダダ漏れ・・マスコミも騒ぎたて。
相変わらず雅紀のキレのいい恫喝っぷりもオイシイ部分であはるのですが
なんといっても今回のメインはやはり父の言葉でしょうね。
本に綴られた言葉。
同情を引くかのように「自分は悪くない」を主張された言…

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