あじみね朔生さんのレビュー一覧

beauty & beast 2 コミック

あじみね朔生 

ファミリーライフだって分かってるけどね

次こそはいちゃいちゃエロエロな新婚生活!!
と期待していたのですが、里帰りにて不発となりました。

人狼の里には里なりにシビアな掟があったり、狼に成れる成れないの境目にはとても大きな溝が横たわっているようで、ちょっとシリアス気味です。

伊蔵の入れ知恵で人狼の里に踏み込んだ礼。
発する甘い匂いが他の人狼にも有効で、匂いを嗅ぐだけで今まで出来なかった変身が出来てしまった。
我も我もと囲…

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beauty & beast コミック

あじみね朔生 

チョロチョロするちみっこにラブが集中出来ない。

玄関を開けたら立っていた7年ぶりに再会した幼馴染み。

子連れな上に満月になったら本物の狼になってしまう2人に驚きながらも同居を始める礼。
まだ幼すぎて耳も尻尾も自在に収納出来ないちょたに、振り回されながらの毎日がほのぼのと微笑ましい光景です。

ただ、一歩引いている斎月の態度に、以前はひたすら感情を押さえ込む苦しい日々を送っていたと。
そんな過去に納得しつつも一人もやもやと空回ってし…

1

beauty & beast 2 コミック

あじみね朔生 

ちょたちゃん萌です

2作目完結編、礼ちゃんも知らなかった本人の秘密が明らかにされるのですが、
だからと言って何かが激変するような内容ではありません。
イラストも可愛いし、萌萌しちゃう可愛らしさもあるのですが、
ストーリーに深みがあるかと言えばそうでもないかも知れないと思います。

でもそれを上回るような可愛らしさがあるので全て良しにしてしまいました。
斎月が里にちょたと里帰りするのですが、礼はお留守番。

2

beauty & beast 2 コミック

あじみね朔生 

獣メガネ攻め様がカッコいい!

まさか2巻目が出るとは思っていなかったのでとってもうれしいです♥

私的に言うとこの作家様の画は三拍子そろっております。
カッコいい攻め様、美人の受け様、かわいいお子ちゃまをわ.た.し好み♥に画き分けることができるお人なのです。
なのにあんまりコミックは出されていないので物足りないのです。
…って、んなことはどーでもいいわ!

ストーリーもいいよ!BL的に。
受け様の匂いが人狼たち…

2

beauty & beast 2 コミック

あじみね朔生 

子育て後の2人が見たい!!

ファンタジー度★3 ファミリー度★4 ケダモノ度★1
力関係=ちょた(こども)>礼(美人男前受け)>斎月(2人の下男)

 人狼親子×礼の3人暮らし完結編。子育てほのぼのファンタジーと言ってもいいぐらい『ちょた』にまみれた話で癒されかけましたが、礼の妖しい色気にはっと我に返り。ちょたを見てにやにやしている自分と礼を見てにやにやしている自分が共存できなかったので頭を切り替えて2度読みました。個…

2

伯爵夫人の魔法の靴 小説

かわい有美子  あじみね朔生 

説明は多いけどスイスイ読めますよ

BLでの、登場人物カタカナ名前の作品は避けています。(ざっくり言えば外国人もの)
今まで読んだのも片手くらいのものです。
年々、カタカナに弱くなりまして…(苦笑
ですが、作家買いをしているかわいさんの作品でしたし、舞台はどうやら日本のようでしたので…


受けの笹野はイセザキ百貨店の外商マン、32歳。
爽やかで物腰がスマートなことで外商へと移動となりましたが、日々ストレスに悩まされる…

2

半熟オレンジ コミック

あじみね朔生 

美味しいんだけれど、追熟を希望

挿絵では拝見していたあじみね朔生さん、初読み。

キャラも雰囲気も面白かったけれど、ちょっと消化不良気味。

日本人の父とアメリカ人の母との間に生まれたモデルの昴(コウ)。
両親の離婚後渡米したが、父の死をきっかけに10年ぶりに帰国、
実家には幼くして両親を亡くして引き取られた従兄弟の隆成が、
父の空手道場を継いで、古いアパートを管理しながら暮している。

寡黙で堅物な日本男児の…

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伯爵夫人の魔法の靴 小説

かわい有美子  あじみね朔生 

夢心地だけれど、地に着いた物語

30代二人のしっとりとした物語、
あとがきによると「お伽噺のようなシンデレラストーリーをイメージ」したとのこと。
タイトルもキラキラ、登場人物もハイスペック、舞台も華やかで
全編夢見るような雰囲気はあるのですが、
一方で地に足のついた現実感もちゃんとあって
ファンタジーとリアリティのさじ加減が上手いなぁ。

イギリスの名門デパート(Harrods的な)に吸収合併される日本の老舗デパー…

6

仕立て屋の恋 小説

水原とほる  あじみね朔生 

親子のような愛

とても静かで健気な恋の話でした。
受け視点で進行していくので、攻めの境遇や性格設定もあり若干そちらが弱い感じを受けるのですが、きっとこれが攻め視点だと…と考えた時に、決して彼は存在感も性格も弱くないということが見えてきました。
二人の愛情は、主人公である受けは後に「母性」のように見えるそれを否定して「互いに寂しかった同士が惹き寄せた」と言っておりますが、それはまるで子供を見守り影で支える親と、…

5

仕立て屋の恋 小説

水原とほる  あじみね朔生 

苦労人の恋は母性愛から?

切なくて苦しくて精神的には痛い系に属するタイプの大人の恋でしょうか。
オートクチュール専門で固定客オンリーでアトリエを開いている清見はかなりの苦労人
唯一の母親を亡くし、パリで差別的な状況の中でも頑張り貫き、一食の糧の為に
身体を差し出してしまったこともある程ですが、誰かの後ろ盾もないものの
職人としての腕はピカイチで世界に顧客を持つのですが、その気持ちは謙虚そのもの。

そして攻めに…

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