あじみね朔生さんのレビュー一覧

秘密の鍵開けます 小説

いおかいつき  あじみね朔生 

攻め君世話焼きすぎ(笑)

「運命の鍵開けます」の続編です。
クールで意固地で不器用な眼鏡、ゲイの警察キャリア官僚、九条と、
男っぽくて開けっぴろげで、シモはやや緩めの鍵屋さん、新くん。
殺人事件もちょっと絡む、恋のお話です。

続編ということで、なんとなく買ったのですが、なんというか~
九条がもっといろいろ葛藤してほしかった!というのが正直な感想。

攻め君の新がね~、羊にはちょっとそこまでするとウザイ!っ…

4

虜囚 プリズナー 小説

華藤えれな  あじみね朔生 

かなりシリアスでしたが読み応えのある作品でした

鷹崎航太(麻薬を追いながらマフィアに復讐を誓う)×成瀬琉加(家族を助けるためマフィアの愛人になる)

日系三世で言葉もたどたどしく性格も内気だったことから、琉加はクラスメートから嫌がらせを受けます。偶然その現場を目撃した航太が割って入ったことがきっかけで仲良くなり、次第に二人は触れ合うような関係になります。しかし琉加の両親が不法滞在者だった上麻薬の密売をしていたことで、強制送還されることになっ…

7

虜囚 プリズナー 小説

華藤えれな  あじみね朔生 

BLって「虜囚」ってつくタイトル多いよね

で、この本の「虜囚」は、監禁調教系の肉体的虜囚じゃなくて、
いろいろな思いに囚われる「虜囚」だった。
自分の中の思いに囚われすぎて傷つけ合ってしまう。
そんな人間の緊迫した愛憎劇
テーマは「危険で切ない再会愛」だそうだ(後書きより)

シリアスで、ミステリー風の展開だが、謎的なところは、読めば簡単にわかるので、ここは、けなげ美人の受けちゃん・琉加を、素直に応援しつつ読んだ。


2

異母兄のいる庭 小説

水原とほる  あじみね朔生 

陵辱か、近親愛か絞って欲しかった

なんだか読み応えはあったのですが、いまひとつ入れ込みきれなかったので中立評価になりました。
皆さん「神」評価されていたので、期待しすぎたのもあるかもしれません。

母を亡くした志乃は、本妻と異母兄のいる父の家に引き取られるのですが、兄に陵辱される日々が続きます。
それでも、小さい頃の優しかった兄の記憶と、冷たい家庭の中のただ一つの温かさである兄に抱かれるときであるからか、志乃は兄に恋情を抱…

8

異母兄のいる庭 小説

水原とほる  あじみね朔生 

私好み!

異母兄弟の近親相姦モノですが、意外なほどハマりました。
相変わらず痛いシーンが何ヵ所かありますし、そのうちの何ヵ所かは削ってもいいんじゃないかなと思ったりもしたんですが、まあこれは水原とほるさん作品の個性なのでw

政治家の愛人であった母が死に、本宅にひきとられた志乃(受)。
本宅には一歳年上の義理の兄、慎一郎(攻)がいた。
慎一郎はある日、志乃をレイプします。その関係がしばらく続く。志乃はいつし…

11

異母兄のいる庭 小説

水原とほる  あじみね朔生 

タイトルに惹かれました

私も大好きです!
異母兄弟なので、本妻の子と愛人の子です。
弟が抱く背徳心など兄はまったく気が付かない。
愛人の子、という立場上、兄を諌めることができなくて怯える弟。
兄が抱く思春期の性への好奇心が、そこに居た弟で実践された…と思わせぶりなストーリーの進み具合にも、引き付けられてしまいました。
あんなことや、こんな道具で、ちょっとかわいそうな弟ですが、泣いてるところすら萌えてしまいました…

6

異母兄のいる庭 小説

水原とほる  あじみね朔生 

兄×弟モノとしては最上級!

夜光さんの「堕ちる花」・「姦淫の花」のような甘さとめまいのするほどのエロさはないんですが、すばらしかったです!!!

部屋のドアを開けて乳首を出して転寝している弟ちゃんの乳首に吸い付く兄に激萌え(笑)

なかなかに強引を通り越して乱暴な兄で、しかも愛もない感じでしたが、だんだんおとなしくなっていって、ちゃんと愛も見え隠れ。弟ちゃんのクラスメートにも激しく嫉妬して、弟ちゃんをすごく束縛してし…

9

驕慢紳士の求愛(プロポーズ) 小説

宮園みちる  あじみね朔生 

オーナー×ギャルソン

ブランジールというフレンチレストランが物語の舞台ですtXXp[N2
レストランなので次から次へと美味しそうなものが出てきます͂1
本気でお腹すいてくるので空腹時を避けて読んだほうがいいかもしれません。

そのくらいレストランのことがちゃんと書かれてます!
分量的にもそうだし、内容もわりと!
正直、フレンチの料理のことはよく分からないけど、接客態度って面では自分が客として行った場合を考えてすごく共感しました。
...

1

夢にも逢いみん 小説

かわい有美子  あじみね朔生 

結構ドロドロな展開です

もう10年も前に雑誌掲載されたお話が、やっとノベルスになったようです。
あとがきには「リミッター解除」と書いておられましたが、たしかに、いろいろとチャレンジャーな部分があったように思います。

帝の異母弟でありながら、両親を失ってしまっているため強力な後ろ盾もなく、対立する右大臣の力が大きすぎて、忘れ去られた存在となってしまっていた桂の宮。
ひょんなことから頭中将・尉惟に都へと連れ戻しても…

6

わがままロメオ コミック

あじみね朔生 

エリート受け

和臣(受け)は容姿も良く家族にも溺愛され、何ひとつ手に入らないものはなかった。快楽も簡単に手に入り、執着心というのがまるでない。
今付き合ってる相手・仁(攻め)ともいつ別れてもいいと思っていた。

和臣がすごくクールでツンデレでした。どっちかっていうとツンのが多かったですがw
はじめは仁のことを特に気にしていなかったのに、仁と上司がいるところを見て嫌に思ったり(嫉妬ですねw)、仁のことが知…

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