あじみね朔生さんのレビュー一覧

虜囚 プリズナー 小説

華藤えれな  あじみね朔生 

ホントのことはなかなか言えない。

今回はコロンビアマフィアとドラッグの絡んだお話でした。
学生時代に出会った航太と琉加。
短い蜜月の後、琉加は姿を消す。
それから9年以上が経って、再会を果たす2人。
そして、また運命は廻り始めるのだけど…。

出会った頃とは互いに違ってしまっていて。
琉加は今ではマフィア・染井の愛人。
それもただただ虐げられるだけの。
憎しみだけをぶつけられるような。
それは後に染井の生い立ち…

2

年下の男 小説

池戸裕子  あじみね朔生 

微妙に萌えませんでした…

嘘をついて近づいてきた年下の男との恋。
その嘘がバレて受と攻の仲に亀裂が入り、ゴタゴタするのですが。

自分を欺いていた相手に対する受の仕返しが、どうかと思いました。
それだけ受が傷ついたという事なのでしょうが……。
回りくどくて粘着的な性格という印象しか残りません。

怒ってしまった受を追いかける攻。
追いかけ方がはた迷惑です(笑)

形振り構わず受を追いかける攻ですが。こう…

2

殉愛の足枷 小説

結城一美  あじみね朔生 

まさに下剋上ですが、そこまでするとは

ハッカーとかそういったサイバーな世界は自分にはよくわからないので、そんなものなか?と今一つ自分にはピンとこなかったのですが、
この下剋上はあまりに凄惨ですさまじいと思いました。

母を早くに亡くし、雨竜組・組長である父に反発している彰が小さい頃から兄のように慕っていた若頭・春日の裏切り。
それは血をもって制するほどのすさまじいものでした。
敵対する霧島組に捕えられた彰は、そこで春日の裏切…

2

年下の男 小説

池戸裕子  あじみね朔生 

白いTシャツにジーンズ(しかもTシャツINね)この年下攻めイケてないにもほどがあるw

うっ・・・
ウ──(`ヘ´;)ゞ──ン
この年下攻めは・・・好みじゃないw

大きな企業が入ったデカイビルのエレベーターで
出会ったふたり。

受けはアパレル系で【【かなりのおしゃれ上級者】】という設定。
そんな受けに、いきなりネクタイを見立ててもらうという
アプローチをかます年下攻め。
それをきっかけに、ふたりは飲み友達になるんですよ。
そして休日さえも共に過ごすようになる…

1

君といたい明日もいたい 小説

沙野風結子  あじみね朔生 

何でもないことがエロいって…

沙野さんのお話ということで読み始めたせいか(どんな?!)、いきなりの何ということのない朝の描写が、これでもかっ! とめちゃめちゃ淫靡に感じちゃったんですけど。
ただ歯磨きをチューブから出して歯磨きするというだけなのに!

普段の生活は、叔父と甥で穏やかな毎日を過ごしているわけですが、恵多は水たまりを見ると発作を起こしてしまい、その発作も2ヶ月に1度くらいの頻度で起こっています。
多くは風呂…

4

年下の男 小説

池戸裕子  あじみね朔生 

存分に年下攻めを味わいました

萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
社会人のフリをして近付いてきた大学生・氷室×有能な美人サラリーマン・瀬尾の、嘘から始まる関係のお話です。
嘘は必ず露呈するのがセオリー。
その嘘がバレた後が物語のキモになってくるわけで…いやあ~もう年下男・氷室の必死&猪突な攻めっぷりが大変よろしゅうございました。
年下攻め好きにも、年下攻めに馴染みがない人にも楽しめる1冊じゃないでしょうか。

エレ…

2

自己破壊願望 小説

松田美優  あじみね朔生 

エロくてハードでリアル

松田さんの描く作品て胸にズシッとくるんです。
このお話も印象深く残りました。タイトルどおり期待を裏切らない。
ソープ経営のヤクザ×呼び込みの青年
悪い男を認めたくないけど好きになってしまったら・・・
こんな感じかなと自分でもいろいろ想像してしまうほど変に共感わいた。人間の感情をリアルに描く上手さがあって。
なんかほろ苦いような甘いような・・切ない気分にもなる。
いつも冷たく接するくせに…

4

ラヴソング 小説

義月粧子  あじみね朔生 

切なさがつまったラブソング

受けが毎回酷い立場なので身構えて読んだ所為なのか、後半に攻めが少し身をわきまえる?からか、今回は途中からは意外に軽めで読めました。
攻めが節操無しだったり、受けに酷いのが苦手な方は、ご注意。

大学生・大津 マイペース抱擁攻め×高校生・祐介 繊細受け
大津は兄の親友で、双子の自分達を見分けられる人。
無邪気に懐いていたが、大津が綺麗な女の人と一緒にいる所を見てショックを受けて、自覚してし…

1

甘い罪の熱情 小説

秋山みち花  あじみね朔生 

うわー、王道だー

舞台は超大金持ちの家。
登場するのは健気な受けと、俺様な攻め。
さらに再会もの。
誤解や勘違いがあり、出生の秘密があり。
主人公を襲う当て馬がいて、ギリギリのとこで攻めが助けだして。
執事がいて、メガネによる敬語攻めがあって、屋外羞恥プレイもあって。

うーん、
苦手なパターンの王道でした。
もうちょい萌えシチュエーションを減らしてほしかったなァと。そのほうが、逆に萌えることができたような気がしま…

0

君といたい明日もいたい 小説

沙野風結子  あじみね朔生 

記憶喪失

叔父×甥。
近親もの好きなんでこれは萌えましたw
恵多は父を事故で亡くしそのショックで昏倒し頭を強打し、部分的な記憶を失ってしまいます。またその後遺症からか、気持ちが不安な時に溜められた水に接すると頭痛の発作が起きてしまいます。
そんなとき助けてくれるのが、叔父の章介。章介は倒れた恵多に優しく接しますが、恵多には章介に密かに秘めた想いがあり、それがバレそうになり恵多は家を飛び出してしまいます。
そ…

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