日乃チハヤさんのレビュー一覧

男子高校生に憂鬱 コミック

日乃チハヤ 

恋を自覚する前のモヤモヤ感がお上手!

表題作【男子高校生に憂鬱】関連が五話と、【水曜のクロノスタシス】の前編後編&描き下ろしという二作品が収録されています。
デビュー作の「片道映画一本分」が側から見ればどう見ても恋人同士なのに、当の本人達は全く恋愛である事を意識していないといった、恋愛無自覚の二人を描いていてとても面白かったのでこちらの新刊も楽しみにしていました。
こちらもやはり男二人が恋愛に至る以前の、自分の気持ちに気づくまでの…

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片道映画一本分 コミック

日乃チハヤ 

形になりそうでならない、気づいてるようで気づいてない

かなり久しぶりに琴線に触れた作品。
楽しいわけではないのに、会いたい、一緒にいたい。
そんな2人が少しづつ、本当に少しづつですが、恋に近づいて行ってる様が凄く伝わってきて、たまらなく愛しい気持ちになった作品です。
このもどかしさが良い様な、けど2人の想いの行き着く先を見届けたいような・・・。
あほの子っぽい攻め君が、受け君との恋に溺れていくのを、やはり見てみたいと言う欲求が捨てられません。…

3

片道映画一本分 コミック

日乃チハヤ 

ねぇ 気づいてよ、それって・・・

いや〜これ、面白かった〜!

この作品は 私がトピ立てした「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#ans_72025
で教えていただいたのですが、これ教えていただけて本当に良かったです。
自力ではこの作品は見つけられませんでした。教えてくださりあり…

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片道映画一本分 コミック

日乃チハヤ 

毎回隣の席取るのって、結構難しいと思うよ

客席に並んでいる二人がスクリーンに映っているカバーデザインが素敵です。
エンドロール風に配された文字もおしゃれ。
映画館で偶然隣りに座った、煩くてジャマなチャライ大学生。
一度だけならまだしも、何故か毎週、隣りに座ってきて…。
友人でもなく、何か約束があるでもなく、映画館の中でただ隣り合うだけの関係が、いつしか相手に会うために映画館へ通っている。

その気持ちの名前は、
その気持ちの…

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「片道映画一本分」書店共通特典ペーパー グッズ

時尾は実は・・・

本編を読んでいた時に、延滞料ちゃんと時尾に請求したんだろうか・・・?と気になっていたのですが、このペーパーですっきり解決しました。


以下、内容になります。

延滞料が73800円になっていて、それを倉持が立て替えてくれたと知った時尾。
びっくりしつつ、直ぐ払う、と言う。

高額だから、少しずつでも・・・という倉持だが、目の前には万札数枚が差し出される。

いつもこんな大金を…

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片道映画一本分 コミック

日乃チハヤ 

まだまだこれから・・・の2人

ちるちるに紹介されていて、特に表紙が印象的だったため購入しました。
最初、攻め様が苦手なタイプ(チャラ男系苦手で・・・)で、一瞬たじろいだものの、ストーリーに引き込まれて途中から気にならなくなりました。
究極のすれ違い話で、設定は地味ながらもある種ものすごくドラマチックで、一冊丸々表題作なので、読みごたえもあり、一本の映画を観終わったような気分になりました。
お互い再会できるのだろうか・・・…

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片道映画一本分 コミック

日乃チハヤ 

萌えにくい。

恋愛成立以前の段階を描いたお話です。個人的には萌える設定で、もっと増えないかな~と思っているのですが、この作品はあまり相性が合わなかったみたいです。。

ネクラで映画好きなメガネの倉持と時尾英次が映画館で知り合う物語。時尾が名前のみの紹介なのは、キャラの内面がよく伝わってこなかったから(汗)

映画館という場所で、全く接点のなさそうな二人が出会うって素敵です。メガネくんのほうは既に「始まっ…

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片道映画一本分 コミック

日乃チハヤ 

表紙が中身を表し切っている

評判をうかがってから買うつもりだったのに、店頭で見かけ、買って帰らずにはいられなかった漫画です。

読んでみて、絵といい、話といい、表紙から受けた印象そのままの、とても良い作品だと分かりました。

エロ大好きな私が、エロが皆無なことを少しも惜しいと思わないなんて凄い、と感心しています。

続編が刊行されたら、もちろん絶対に買いますが、この物語はここで終わるのがベストなのではないか、とい…

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片道映画一本分 コミコミスタジオオリジナル特典漫画ペーパー グッズ

正解がわからないの巻

以下、内容になります。

映画館にて・・・
上映終了後、時尾が、今日の映画は途中まで面白かったけれども、オチが微妙だった・・・と言うが、それに対しての倉持の反応が無言。
あれ、違った?・・・となる時尾。
それに対して、違うも何も乾燥に正解なんてない・・・と言う倉持。
まあ、そうなんだけど・・・と言いつつも、心の中では、なんかこうわかる~、だよね~的な反応が欲しいなぁ・・・でも、いつもは…

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片道映画一本分 コミック

日乃チハヤ 

最初から最後まで楽しめた

店頭で一目惚れして購入してしまうほど魅力的な表紙です。
「漫画を読む」というより、気づけば「映画を見ている」ような感覚になる不思議な作品で、見せ方が非常に上手いといいますか、読もうとせずとも勝手に脳内に全部が入ってくる感じといいますか。

お話としては、見知らぬ二人がだんだん友達になっていく様子が描かれているんですが、友達かどうかすら怪しい二人の、縮まったりすれ違ったりする距離と心情に、BL…

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