義月粧子さんのレビュー一覧

リーガル・アクション 小説

義月粧子  有馬かつみ 

外国ドラマみたいな雰囲気

7人の男弁護士事務所で、全員美形でゲイかバイを宣言しています。
これが外国ドラマになったら壮観だろうなと、思わされました。
お仕事描写がリアルで、それに仕事が出来る男達の恋愛が絡み、ちょっとお涙頂戴も有で、読み応えがありました。

ついに、所長の恋愛と過去が明かされるという事なんですが、全くリンク作品だなんて知りませんでした。
3部作の完結作品になるようですが、1話完結なのでここからでも…

1

恋に落ちる記憶 小説

義月粧子  須賀邦彦 

見た目に似合わず、甘えん坊

ガタイが大きいので、可愛い系の受けを探しているように見えるけれども、本当は大人の攻めに甘やかされたい!っていうゲイの子が受けです。
今回の受けは冷たい扱いをされていないのですが、精神的に子供すぎて受け付けなかったです。

広告クリエイター・坂根 S攻め×アパレルメーカー事務・成末久人(25)M受け
ゲイのパーティーに、前から憧れの人だった坂根が来ていて、ドキドキする久人。
どうせ友達の可…

0

タイミング 小説

義月粧子  杜山まこ 

誤解に次ぐ誤解で、切ない

2本立てで、どちらも攻めにイラっと出来る事は多分間違いないです。
地味だけど実は優秀な受けが自分もゲイなのに、ゲイ嫌いの差別主義と誤解される話と、合格請負人の凄腕な家庭教師の受けが好きな子とする時の為の実験に使われる話です。
さらっと書いただけでも受けの立場がとても切ない事は、わかると思います。

チームのリーダー・西垣剛 傲慢俺様攻め×プログラマー・杉山直哉 地味健気受け
杉山はチーム…

0

ホーム・スウィート・ホーム 小説

義月粧子  桜城やや 

攻めが優位なタイプ

仕事描写も上手くて文章も読み応えがあるのですが、義月粧子さんの作品が苦手な理由が判明しました。
周囲や攻めから、受けが冷たい扱いを最初にされる。特に攻めからの意地悪や言葉が、萌えや愛を感じるレベルじゃなく冷たい。
自分から思いを告げる受けの立場が、圧倒的に弱い。
それに反して、いつも攻めはたいした労力もなく、健気な受けをちょっと謝るだけで簡単に手に入れる。受けの苦節に対して、あまりにもお手軽…

4

こんな男でよかったら 小説

義月粧子  紺野けい子 

酷い攻めと甘え上手な従兄弟に囲まれた受けの悲哀

酷い攻めという評判を聞き、怒りを味わおうと思って読んでみました。覚悟していたとはいえ、聞きしに勝るものでした。
受けが攻め以外ともするので、苦手な方はご注意。

金持ちの坊ちゃま・今中鷹哉(高3~大1)俺様攻め×大月嘉輝(大学1~2)真面目一途受け
従兄弟の譲から代理デートを頼まれて行ったら、体育委員をしていた時に好きになった鷹哉がいた。
その後も本命を整理するまでに振られたら困るので、…

3

ラヴソング 小説

義月粧子  あじみね朔生 

胸がイタイイタイ…イテテ…

義月さんスゴイです。
本気で胸が痛くなるシチュエーションを描かせたら、天下一品というか。
受けのショックにまたもやシンクロしてしまい、攻めにムカつかされました。ぎゅっと胸が押し潰されそうな気分になりました。
なんだよもう!攻め!いい加減にしやがれバカタレ!

主人公は高校生。双子の片割れです。年上の大津に恋をしている。
詳しくは書きませんが、この大津ってヤツがクセモノなんですよ。ヤリチンはキライん…

2

こんな男でよかったら 小説

義月粧子  紺野けい子 

この攻めは!チクショーコンチクショー(涙)

攻めがちょっと、いやかなりムカつくんですが、めちゃくちゃ面白かったです。
後半で、作者さんにもっと攻めをいたぶりまくって欲しかった。あんなアホは知らん。受けを傷つけまくりやがってチクショー、コンチクショー。
この攻めはまったく~~~~~くそ~~~~!!

ゼイハァ(落ち着け私)

リアルホモの世界って感じ(あくまでも感じですが)が、好きでした。
受けにこんなに感情移入したのは、本当に久々です。悔し…

3

グリーンカラー 小説

義月粧子  雪舟薫 

アダルト萌え

アダルトな話を読むと、なんかホッとします。
高校生のしゅわしゅわ弾けるサイダーのようなお話も大好きなんですが、悲しいかな自分がすでになくしてしまったものなので、ビミョーにメルヘンを感じるんですよね。
その点、アダルトな話は自分のテリトリーに帰ってきた感じで。「ただいま~」と言いたくなるw
義月さんの小説のアダルト感は、私のツボです。

リーマン同士の恋です。
クールビューティ系の上司と部下で、部下…

3

恋はこれから始まる 小説

義月粧子  雪舟薫 

好きだなァ、義月さんの小説

まだ三冊目なんですが、作家買いすることにしました。
集めるぞー。

面白かったです。
地の文での視点のバラツキが多すぎて『これさえなければなァ…』とちょっと残念なんですが、それを凌駕してストーリーやらキャラやらが私のツボのど真ん中ストライクです。

女をとっかえひっかえしてるノンケの攻めと、知的で控え目ながら芯の強いゲイの受け、二人は幼馴染みです。
受けは攻めに片思いしている。
ずっと疎遠だったけ…

1

琥珀色の誘惑 小説

義月粧子  奈良千春 

優しさがいい

いきなり家が火事になるというところから始まります。
帰る家がなく、なんとなく行ったバーでオーナーの櫻崎と出会い、住み込みのアルバイトとして働かせてもらうことになります。
ある日、閉店後にオーナーの櫻崎と飲んでいると、そっと手を取られ、「試してみない?」と誘惑されます。
23歳にして経験のない圭司は戸惑いながらもなされるがままに・・
櫻崎は優しく、無理強いは決してせず、圭司はじっくりとならさ…

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