義月粧子さんのレビュー一覧

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義月粧子  桜城やや 

何だかなー

近親物大好きなんですが、兄弟モノ大好きなんですがーこれは萌えませんでした。
先ず禁忌感が無い、背徳感が皆無。

兄はあっさり弟に手を出し過ぎー!
弟は兄をずっと好きだったからまあいいとしても、何故突然に兄がキレてセックスまでなだれこんじゃうのか唐突すぎ。
そして周りの人間はみんなゲイなのか、そうなのか?
兄弟がくっついた後もみんなナチュラルに納得してるし!弟の愁にはなんかみんなメロメロ…

4

運命を統べるとき 小説

義月粧子  須賀邦彦 

話が解りづらい

『運命を喰らうとき』の続編。
SF設定なんですが、前作に引き続いて世界観が説明不足で、ストーリーに入り込みづらかったです。
「物語の吸引力とするために謎にしておく部分」と「最初にきちんと説明しておいたほうがいい部分」をきちんと絞れてない感じ。
視点がバラバラするのは相変わらずの義月粧子さんな文体で、お話そのものが面白いときはあまり気にならないんですが、このお話ではそれが完全にマイナスとなってました…

6

琥珀色の誘惑 小説

義月粧子  奈良千春 

火事で焼け出されて

って冒頭部分、なんだか前に読んだことがあったような気がしたけど、どうやら別の作品だったみたい。

一生懸命やっていても、ちゃんと前を見て、背筋を伸ばしていなければ、運は開けてこないのよ、っていうお話でした。

子どもの頃の虐待の経験から、常にビクビクと、目立たないようにしていた圭司が、櫻崎の手で開花していくのですが、ちょっとした誤解や、母の借金取りの問題なので、また、以前のような後ろ向きで…

0

薔薇色の罠 小説

義月粧子  奈良千春 

いやー、面白かった

改めて、義月さんの描かれる受けくん大好きだなァと思いました。
攻めに負けてないのがいいな。
意地とプライドの勝負でしたが、最後ぎりぎりで引き分けかな。
これ攻め視点で読んだら、もっと面白かったかもって思いましたね。

対する攻めは、あと一歩。
ドSな敬語攻めを貫いて欲しかったな。
突然タメ口になったり、受けの下の名前を呼び捨てにしたりするのは、狙いとしては分かるんだけど、この場合はむしろマイナスだ…

3

琥珀色の誘惑 小説

義月粧子  奈良千春 

面白かったー

面白かったー。
義月粧子さん、やっぱり大好き。
受けの心情が分かりすぎるほど分かって、切なくなりました。
カッコいい攻めに憧れて、セックスを教えられて、どんどん好きになって。
我を失うほど気持ちよくてたまらないセックスなのに、終わるとミジメな気持ちになってしまう。
でも彼と過ごす時間を失いたくない。
これぞ本当の健気受け!

攻めの本当の気持ちがストーリーの最後のほうまで分からないようにしてるのも…

1

消エル蜜月 小説

義月粧子  わかな 

ただのシンデレラじゃ終わらない

近々アパートを追い出されバイト先のコンビニも閉店することになって途方にくれている天涯孤独のソラのところに、亡き祖父に世話になったお礼と言って高梁という投資会社社長がやってきます。
彼は、遠慮するソラにたたみかけるように、自宅での同居や仕事の斡旋をしてきます。
戸惑いは感じながらも、背に腹は変えられずその誘いに乗ったソラは、高梁との同居生活を始めるのですが・・・

せめてものお礼に家事をこな…

0

消エル蜜月 小説

義月粧子  わかな 

一人称視点の勝利

1歳児の時に母に捨てられ母方の祖父母に育てられるも祖父母も死亡しちゃって高校中退で保証人もいない天涯孤独の身の上でフリーター生活をおくっているソラ[受]。
バイト先とアパートを両方失う事になり困っていた所に現れたのが若き社長な高梁[攻]で、ソラの祖父に恩があると言って彼の豪華マンションに住まわせてくれて美味しい物を食べさせてもらって似合う服も買ってくれて、就職先の世話まで紹介してくれます。
総…

2

失恋のあと、恋は始まる 小説

義月粧子  雪舟薫 

テンプレとはちと違う年の差カップル

芳和[受]の叔父のお葬式で当時高校生だった彼と井岡[攻]は出会うのですが、叔父を愛していた井岡は芳和に彼の面影を見て衝動的に口付けてしまいます。
井岡はロンドンを拠点とする有名建築デザイナーで有名女優と結婚している所謂セレブで年上で、芳和は普通の家庭で育った学生。
ですが芳和が互いの立場の違いに引け目を感じたり怖じ気づいたりはせず、頭も良くある意味大人びて井岡に恋をしているという自覚はあっても…

1

溺れる彼の恋心 小説

義月粧子  須賀邦彦 

ムカつく攻

竜二[攻]義月さんの作品によくあるムカ付く攻です。
ある意味義月作品ではデフォだと分かってはいるんですがやっぱムカつきますな!ふんがーー!!

一哉[受]はネガティブ思考の健気一途系、このタイプの受は大好物なんですが彼の場合それだけに留まりませんのですよ。
竜二と別れてから、何かを振り切った様に寂れたレストランの復活の為に頑張りまくります。
徐々にそして一気に成長して行く姿は頑張れーーー…

3

消エル蜜月 小説

義月粧子  わかな 

腹ペコ貧乏受けww

ここ3作続けて義月さんの作品は苦労する受けちゃんに、金持ち俺様攻めというパターンが続いて、特に前作『呪文をかけるレシピ』とかなりかぶってくる。
しかし、その前作よりは本作はとても面白くワクワクして読むことができました。
苦労しているだけに勘が良く、頭が回り、またさっぱりした性格の受けというのがいいのかもしれない。
その前作で出てきた超個性的キャラがチラっと出てきているので、それを探しましょう…

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