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義月粧子 あじみね朔生
クレタコ
ネタバレ
この話には主役含めて主に4人の登場人物が出て来ます。 主役で双子の弟の祐介[受]、そして弟の瑛介、そして彼等双子の兄と、兄の親友の大津[攻]の4人。 彼等の思考回路が、主役の祐介以外はわけ分かんないです。 まあぎりぎり兄は抜いたとしても、瑛介と大津の思考回路は理解不能。 義月作品によくある攻が無神経だったり受に冷たかったりっていうのとはこれはまたちょっと違う気がします。 好奇心から男…
義月粧子 桜城やや
帯『はじめから溺れていた……おまえに。』 「ホーム・スウィート・ホーム」のスピンオフ作品。 前作のキャラが関わってくるので読んでおいた方が色々分かりやすいと思う。 そちらでもなんか嫌なヤツだった和貴ですが、スピンオフで更に嫌なヤツに! しかも「ホーム~」では受だった彼は今回は攻です。 てっきりバリネコかと思ってたんでちと意外。 宰[受]はテニスの試合で和貴[攻]と関わるのですが、そ…
近親物大好きなんですが、兄弟モノ大好きなんですがーこれは萌えませんでした。 先ず禁忌感が無い、背徳感が皆無。 兄はあっさり弟に手を出し過ぎー! 弟は兄をずっと好きだったからまあいいとしても、何故突然に兄がキレてセックスまでなだれこんじゃうのか唐突すぎ。 そして周りの人間はみんなゲイなのか、そうなのか? 兄弟がくっついた後もみんなナチュラルに納得してるし!弟の愁にはなんかみんなメロメロ…
義月粧子 須賀邦彦
むつこ
『運命を喰らうとき』の続編。 SF設定なんですが、前作に引き続いて世界観が説明不足で、ストーリーに入り込みづらかったです。 「物語の吸引力とするために謎にしておく部分」と「最初にきちんと説明しておいたほうがいい部分」をきちんと絞れてない感じ。 視点がバラバラするのは相変わらずの義月粧子さんな文体で、お話そのものが面白いときはあまり気にならないんですが、このお話ではそれが完全にマイナスとなってました…
義月粧子 奈良千春
雀影
って冒頭部分、なんだか前に読んだことがあったような気がしたけど、どうやら別の作品だったみたい。 一生懸命やっていても、ちゃんと前を見て、背筋を伸ばしていなければ、運は開けてこないのよ、っていうお話でした。 子どもの頃の虐待の経験から、常にビクビクと、目立たないようにしていた圭司が、櫻崎の手で開花していくのですが、ちょっとした誤解や、母の借金取りの問題なので、また、以前のような後ろ向きで…
改めて、義月さんの描かれる受けくん大好きだなァと思いました。 攻めに負けてないのがいいな。 意地とプライドの勝負でしたが、最後ぎりぎりで引き分けかな。 これ攻め視点で読んだら、もっと面白かったかもって思いましたね。 対する攻めは、あと一歩。 ドSな敬語攻めを貫いて欲しかったな。 突然タメ口になったり、受けの下の名前を呼び捨てにしたりするのは、狙いとしては分かるんだけど、この場合はむしろマイナスだ…
面白かったー。 義月粧子さん、やっぱり大好き。 受けの心情が分かりすぎるほど分かって、切なくなりました。 カッコいい攻めに憧れて、セックスを教えられて、どんどん好きになって。 我を失うほど気持ちよくてたまらないセックスなのに、終わるとミジメな気持ちになってしまう。 でも彼と過ごす時間を失いたくない。 これぞ本当の健気受け! 攻めの本当の気持ちがストーリーの最後のほうまで分からないようにしてるのも…
義月粧子 わかな
久江羽
近々アパートを追い出されバイト先のコンビニも閉店することになって途方にくれている天涯孤独のソラのところに、亡き祖父に世話になったお礼と言って高梁という投資会社社長がやってきます。 彼は、遠慮するソラにたたみかけるように、自宅での同居や仕事の斡旋をしてきます。 戸惑いは感じながらも、背に腹は変えられずその誘いに乗ったソラは、高梁との同居生活を始めるのですが・・・ せめてものお礼に家事をこな…
1歳児の時に母に捨てられ母方の祖父母に育てられるも祖父母も死亡しちゃって高校中退で保証人もいない天涯孤独の身の上でフリーター生活をおくっているソラ[受]。 バイト先とアパートを両方失う事になり困っていた所に現れたのが若き社長な高梁[攻]で、ソラの祖父に恩があると言って彼の豪華マンションに住まわせてくれて美味しい物を食べさせてもらって似合う服も買ってくれて、就職先の世話まで紹介してくれます。 総…
義月粧子 雪舟薫
芳和[受]の叔父のお葬式で当時高校生だった彼と井岡[攻]は出会うのですが、叔父を愛していた井岡は芳和に彼の面影を見て衝動的に口付けてしまいます。 井岡はロンドンを拠点とする有名建築デザイナーで有名女優と結婚している所謂セレブで年上で、芳和は普通の家庭で育った学生。 ですが芳和が互いの立場の違いに引け目を感じたり怖じ気づいたりはせず、頭も良くある意味大人びて井岡に恋をしているという自覚はあっても…