亀井高秀さんのレビュー一覧

喫茶男子と子守りと甘い恋 小説

松幸かほ  亀井高秀 

特典まで読むのがいいかもです!

なんかタイトル的にも美味しそうな、甘々な感じかな?と購入し、プロローグを読んだ段階で『あ!これは好きな感じかも…』と、ワクワクしながら読み始めました。

和帆は、亡くなった父の跡を継いで喫茶店を1人で切り盛りする真面目そのものといった受けさんで、その喫茶店に通う常連さんの、翻訳を生業としてる兄の友人でもある攻めさんの達紀さん。
ある日、和帆の兄のお嫁さんがひどい交通事故に遭い、入院を余儀なく…

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喫茶男子と子守りと甘い恋 小説

松幸かほ  亀井高秀 

甘い恋 < 子育て

松幸さんお得意の子育てモノです。

祥吾くんはもちろん可愛かったですし、彼がいたからこそ兄弟の蟠りが解け、達紀との恋も発展したであろうことは感じられますが…もっと二人の甘い恋を見たかったというのが正直な感想です。あと、他の方も書かれていらっしゃいますが、受けのネガティヴ思考について、私もちょっと“めんどくさいな”と感じてしまいました。成人男性が作中二度も号泣て。

達紀がどういうきっかけで…

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喫茶男子と子守りと甘い恋 小説

松幸かほ  亀井高秀 

あまあますーぱーだーりん

翻訳家のスパダリ攻めと喫茶店マスター受けの、ほのぼの和やか、のちちみっこタイフーン襲来、なお話です。

受けは亡き父から引き継いだ喫茶店を一人で切り盛りする青年。おっとりした頑張り屋さん、でもちょっとテンパるところのある二十代。
その受けの兄の友達である攻め。受けとは映画という共通の趣味があり、兄抜きでも成立する友人付き合いを長年続けている関係です。ランチ客の引けた時間に毎日ランチを食べにき…

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喫茶男子と子守りと甘い恋 小説

松幸かほ  亀井高秀 

超紳士な翻訳家攻め(どう考えても金持ち)×自己否定多めなうぶうぶ喫茶店

松幸先生だし、喫茶もの好きだしということでget。
挿絵の先生は初めましてな先生でしたが、攻めさんがめちゃカッコよくて
すんごく嬉しかったです!

カラー口絵は着衣でえぐえぐ泣く受けさんをぎゅして慰めようとしている
攻めさんの図。ピンク系セピア色?とでも言えばよいのかな。
そういうトーンの図。キレイです。

受けさんの性格がどうも相性悪かったですが、攻めさんはめっちゃ好き!
なの…

5
非BL作品

月の砂漠 非BL コミック

亀井高秀 

切ないお話ばかりでした

初読み作家さんです。
作品のタイトルとその絵柄に惹かれて読んだ作品です。
表紙の淡い色合いと細い線の繊細な絵柄がかなり好みなのですが、中身の絵も綺麗でした。
全部で4つのお話が収録されているのですが、どれも切ないお話で読後に余韻が感じられる作品でした。
BLではないですが、男性同士の一種の愛情ともとれる作品はいくつか収録されています。

表題作は架空の国が舞台になっていて、人類を滅ぼす…

1

カラフルに秘密をつめて 小説

坂井朱生  亀井高秀 

玉翠荘シリーズとなる1冊目

玉翠荘シリーズとなる1冊目です。
1冊すべて表題作で、広哉(受け)の視点でストーリーは進みます。

いわゆる下宿・同居モノ。
弟の春親に頼まれて、「玉翠荘」の管理人仕事を手伝うことになり、そこでオーナーの伊勢(攻め)と再会します。

一緒に暮らすうちに徐々に…と言いたいところですが、伊勢は結構最初からガッツキな感じです。広哉に警戒されないように隠してはいますが読者には分かる的な。

0

眠れない夜のすごし方 小説

雪代鞠絵  亀井高秀 

主人公がけっこうなワガママなんですが

主人公の佳は高校一年生でアルコール依存性というお話。
この子がワガママだと思える振る舞いが多く、かなり子供ぽいのですが、それも踏まえた上でカップリングとしてものすご~く好みでして、最初から最後までとても萌えることが出来ました。

お相手は、佳のアルコール依存性を見兼ねて面倒を見てくれる町医者の峻。皮肉が多いし俺様ですが、この峻がお相手だからこそ、相性のピッタリだと思える2人でした。
彼の言…

3

君に、恋に落ちた夜(表題作 惚れた弱み) 小説

愁堂れな  亀井高秀 

再会して恋が芽生えた 我がまま新入社員×美人先輩社員

前半「惚れた弱み」は、新入社員と先輩社員の再会もの。
高校の陸上部で先輩と後輩だった加納と小早川。
高校時代は特別な付き合いはなく卒業後は会うことはありませんでした。
けれど加納にとっては、走る小早川の美しさや最後まであきらめない姿に励まされとても印象深くに残っていました。

そして数年後、社会人となった加納の勤務する部署に足の故障で走れなくなった小早川が新入社員として配属され、加納が指…

1

もしも願いが叶うなら 小説

安曇ひかる  亀井高秀 

善人なのですが

1冊丸ごと表題作です。
奏太は事故で意識不明になり、50日後にようやく意識を取り戻し、3年以上のリハビリを経て社会復帰します。ただ、事故の日を記憶喪失したことと、その日一緒に居た当時の恋人・久埜が会いに来てくれないことが気がかりで、それを解消するために会いに行きますが…。

家族も久埜も、奏太のことを思って行動し、その結果、久埜は奏太から離れることを決めます。ここがどうにも納得できないところ…

4

君に、恋に落ちた夜(表題作 惚れた弱み) 小説

愁堂れな  亀井高秀 

酷い男かと思いきや

「惚れた弱み」「君に、恋に落ちた夜」の中編2作品が収録されています。どちらも弘樹の目線で進んでいきます。
二人は同じ会社に勤める新人社員×先輩社員です。仕事の話もストーリーに絡んできますが、恋愛模様の印象が強かった作品です。

「惚れた弱み」
高校で憧れの後輩だった小早川(攻め)の指導をすることになり、弘樹(受け)は内心で浮きたつものの、7年ぶりに会った彼は、高校時代とは打って変わって投げ…

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