雁須磨子さんのレビュー一覧

のはらのはらの コミック

雁須磨子 

胸がぎゅっとなる

ドラマチックに描かれているわけじゃないのに恋や挫折の青春のいっぱいいっぱいな感じにきゅんきゅんする。
BLでありながら普遍的な部分があるというか、なんだか自分の思春期を思い出してしまうようなこの甘酸っぱい感(酸っぱいというかなんか「しょっぱいなー」って感じもw)というか独特のイタイ感じが秀逸。
もうなんだかいたたまれないくらい恥ずかしいのよ、すごく。

出身中学頼りに相手の地元に行っちゃっ…

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こめかみひょうひょう コミック

雁須磨子 

独特の雰囲気

帯『恋が、したくてたまらない』

こめかみひょうひょうって四文字熟語かと思ってたんですが造語だったんですね。にしてはこうぴたっと来る言葉だなー。

表題作は学園同級生モノ。
雁須さんは独特の雰囲気と空気感を持った作家さんで、不器用な受のじれったい恋愛を一歩先で手を差し出して隣へと引っ張ってくれて並んで歩いていくそんな可愛いカップル。
好きな相手を密かに何枚も写メを取り溜めて行くだけの恋…

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こめかみひょうひょう コミック

雁須磨子 

ぅわーやっぱりすごぃ人だ!Σ(- -ノ)ノ

最初に謝ります スミマセン スミマセンm(。_。;))m
絵でちょっとこの方の漫画はずっと避けてました。w
しかし 今回読んでみて
うわ~~~と思いました。
やっぱり上手い人なんですねー。話が!
しかも 絵も結構好きってか もぅこの話には
この絵でないとダメってのがわかりました。
漫画の表現の仕方がかなり上手いので
するするよめて、なおかつ世界に入り込めるので
ってか 普段のB…

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のはらのはらの コミック

雁須磨子 

ふわふわ

高校生二人が恋をする話です。
丁寧に丁寧に、1コマ1コマが大きな意味を持って描かれています。
全てのコマに意味があるなんて生きてるみたいですよね。

ドカーンとした派手な見せ場や、泣かせる場面があるわけじゃない。
でも、そこがいいんですよ!
些細なことが、何気ない会話・場面が、キラキラ光っているんです。
日常を切り取って漫画にしているみたいで、原寸大というか、飾らない言葉たちや出来事…

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こめかみひょうひょう コミック

雁須磨子 

細かい描写がなくても伝わる空気感が素敵v

なんででしょう?かわいくて胸キュンなのに笑っちゃうんです。
別にコメディとかギャグとかなんじゃない。
ただ実際になくもなさそうな会話とか空気感に癒されるんです。
それが雁須磨子節なのか、その雰囲気は全編にわたって共通しています。
でも一番好きなのは表題作。
高校生の等身大の心情、って感じがしました。

「いつか大人になって本当にわかりあえる誰かを見つけて・・・

・・・なんだそり…

2

こめかみひょうひょう コミック

雁須磨子 

何度も読んでしまう!

表題作「こめかみひょうひょう」
1話目は、2度見必至です。

主人公の橘高照佳は、ゲイでトラウマを抱えているため、恋に臆病。
密かな楽しみは、思いを寄せるクラスメイトの芳野を盗撮すること。
(盗撮とかいうと、あれですが、写メで隠し撮り程度です。)
そんな自分に「キモ」とか突っ込み、知られたくないけど、
茅野をあきらめたくない。恋もしたい。
序盤は橘高の悶々悶々が、切ないです。

2

猫が箱の中 コミック

雁須磨子 

小学生と高校生

年の差は6歳!
今は大きな6年だけど…
(帯より)

私はショタ属性ではないので…
と、思っていた頃がありました。

いやあ、小5のノブ君に、こんなにも萌えさせられるとは!
ツンな照れ屋の男前。主人公の和雄が、良い引き立て役w
気弱で優柔不断でうじうじうじうじな感じの和雄。
可愛いっちゃ可愛いですが。若干、イラッときます。

でも、和雄のジレンマもわからないでもありません。…

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猫が箱の中 コミック

雁須磨子 

これぞ雁須磨子!

雁須磨子さんの作品は、あとからじわじわくるものがありますよねー
この作品もそうでした。
一見ゆるーい作品なんですが、きゅんきゅんがいっぱい詰まってる作品なんです。

主人公・和雄は地味な天燃流され男。
そんな和雄がヤンチャな小学生・北原と一緒に見つけた猫。
その猫を飼い始めたことで、和雄の恋がはじまる…?!
和雄のことを気に行っている朝尾先輩も巻きこんで、和雄のちょっとおかしな青春ラ…

2

こめかみひょうひょう コミック

雁須磨子 

お宝本がまた一冊仲間入り!!

なんて言っていいものやら言葉に困るんですが、とにかく素晴らしかったです!!
最初から最後まで胸をきゅんきゅんさせられっ放しで、動機息切れが半端なく…っ。もう!!ホントに!!キュン死にしそうなほどの勢いでしたっ!!

今回は様々なタイプのお話が収録された短編集。どのストーリーも基本的にほのぼのとした雰囲気なのですが、それぞれにまた違った萌えが存在し読み終えた後の満足感は迷うことなく文句なしの百点満点…

3

こめかみひょうひょう コミック

雁須磨子 

するめイカか昆布のような噛めば噛むほど味のある。

何度も読み返してしまいました!
本当、読むほどに味のある、その味わい深さが胸をキュンキュンさせてやみません。

叶うはずがないから、また以前みたいになってはいけないからと、手に入れられないものは、写真の中だけに自分のものとしてとどめておこうとした橘高の切ない恋心。
恋愛したい気持ちはとめられなくて、でも怖くて、、
そんな橘高の心が痛いほど胸に染みいってくるのです。
しかし、その想いは芳…

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