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雁須磨子
フランク
ネタバレ
ちるちるの攻めの属性に「ショタ」とあって、え…?!と思ったのだけど、雁須磨子さんなのでまかり間違っても小学生にいかがわしい事はさせないだろうと信じて読んでみました。 捨て猫が縁で知り合った小学5年生の北原君と高校生の和雄。 人は良いけどちょっと気弱で流されやすい和雄の言動で北原君が「ふ」っと笑ったり「へっ」とするところがあるんだけど、この目の細め方が小学生とは思えない渋さがあってかっこいい…
もうオロチの粘り勝ちですね。 でも先輩がただ流されるままではなく、あいつだったらこう言うはずだろうと考えて自分でも言葉にしてみたり、「最近少しまちがわなく」なってきたり…知らず知らずにオロチに影響されていて、少しずつ先輩自身が変わり始めているのがいいなぁと思います。 先輩の部屋でギュッと抱き合ったときのオロチの心臓の音。これを身体で感じている先輩のモノローグが共鳴って感じでとても好き。オロ…
とにかく攻めのオロチが一途です。一途なんだけどちょっと性格がぶっとんでいるというか独特で面白い。 一年前に静かに涙を流す先輩に一目惚れして以来、勉強を頑張って同じ高校へ入学したオロチ。先輩はゲイで、クラスメイトのことが好きで辛い思いをしているのだけど、御構い無しにグイグイと攻め込んでくるオロチ。オロチのアタックをはぐらかそうとしても、オロチにははぐらかしなんか通用せず、静かに確実に迫る。 …
【かわいいかくれんぼ】 これは秀逸なタイトルだなぁ。確かにセクシュアル・マイノリティは「かくれんぼ」してますよね。 ゲイだから同類に気づいてしまう高校教師の田中。教え子の牛島が同級生の家村を見つめる視線の熱さにも気づいていて、「(ゲイだということが)ばれちゃうだろ」とヒヤヒヤしているが、一方で何とかしてやりたいとも思っていて…。 田中先生は、ぬぼーとした感じで描かれているんだけどとても優…
ayaayac
村上キャンプ先生がちるちるチャート本棚でオススメしていたうちの1つ。 「一途なヤッベェ攻×年上美人という最高の組み合わせ」「ほどよいでんぱ攻でめっちゃよかった…」「読んでハッピーになってください」ってポップが気になって読んでみました。 シリーズ通しての感想です。 オロチは体が大きくて、見た目だけなら朴とつとした硬派な男。 でも中身は、思いこんだらどんどん突っ走ってしまう迷惑なやつ。それ…
鳥の湯
村上キャンプ先生オススメ棚より購入です! 初めてのカリスマ子先生。 優しい線のタッチが爽やかで心地良いです。 仏頂面のオロチくんと綺麗な目をした先輩の対比が好きです。 ディスコミュニケーションのもどかしさとあたたかさが心地よく、頑張れ!と言いたくなるBL。 うまくいってほしいと思いながら、展開の読めなさにドキドキハラハラしました。 1巻の時点ではまだまだ展開がゆっくりで「面…
「おまえのことは一切合切 俺の青春の小箱に入れて…あきらめるから」 これは「はしらんか」での台詞。同性を好きになってしまった自分に混乱しつつも、友人への思いが止められずに動揺しまくっている青年が絞り出すように呟いた台詞です。 告白しちゃったけど無理だよな、だからこっぴどく突き放してくれ、そしたら諦めるから、と言っているわけです。 この「青春の小箱」というのがいい、とてもいい。 同性…
私がトピ立てした「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」 http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#IndexNews で教えていただいたのが雁須磨子さんの作品数点。 「こめかみひょうひょう」に続いてこちらの「のはらのはらの」を読んでみました。 まず出だしの「なりふりかまわず 身も世もない…
17歳の若さで「一生ひとりで 生きてくなんて そんなことだって もしかしたらあるかも」とふと思ってしまう高校生。 初めてできた彼氏と一緒に過ごせて、ラッキーでしあわせで、てっぺんにいる気分で嬉しいけどこれ以上のてっぺんはないんだな、と思うとかなしいと言う。 飲まなくちゃ家に行けないからと言って、わざわざ酔っ払って好きな相手の家へ行く。 一度は振られた相手を追うため地元を出たのに、二年間同…
いっかく
1巻と2巻同時に読んだのですが…いやあ………作者さんは絶対に変わった方ですよ!(良い意味です) 個人的に描いた方の見える本は大好きなので…。 まるでオロチがすごく変わった人のようですが、いや、オロチがやばいヤツなのは確かですが、みんな少しずつズレていてそれが愛らしくもあり可笑しくもあります。 とにかくドキドキ恋の物語!というよりジリジリ…というような、もどかしさとかもろもろが…言葉にしようの…